JBLの新作ヘッドホンはオンイヤーとオーバーイヤー カラバリ豊富
ハーマンインターナショナルは3月26日から、「JBL」ブランドのノイズキャンセリング機能搭載オーバーイヤーワイヤレスヘッドホン「JBL Live 780NC」、オンイヤーワイヤレスヘッドホン「JBL Live 680NC」の2モデルを順次発売する。3月12日にはメディア向けの内覧会を開催。一足先に新製品を披露した(BCN・寺澤 克)。
Liveシリーズのノイキャン付きオンイヤーは国内初上陸
両モデルとも、ミドルクラスに位置付けられるヘッドホン。公式オンラインストア価格は「JBL Live 780NC」が2万7500円、「JBL Live 680NC」が1万9800円。ワイヤレスやノイズキャンセリング、音質を重視すると高額を覚悟するだけに、比較的手を出しやすい価格帯と言えるだろう。
両者は、耳をすっぽり覆うオーバーイヤーか、耳の上にのせるオンイヤーかの違いこそあれ、40mm径ダイナミックドライバーや各種機能は共通だ。「Live 780NC」は「Live 770NC」の後継モデル。そして、「Live 680NC」はliveシリーズのノイズキャンセリング機能付きオンイヤータイプとしては国内初上陸となる。
長年続いたファブリック素材を刷新 イヤーパッドにもこだわる
まずは外観を見ていくと、従来モデルとは、ヘッドバンドの素材やイヤーパッドが異なっている。特にヘッドバンドについては長らく採用されてきたファブリック素材から、シリコンに変更。長期間使うと汚れやにおいが目立つことも多かったが、汚れがついてもふき取るだけなので、メンテナンスも手間いらずとなった。
イヤーパッドにもこだわったという。Live 770NCと比べると、より丸みを帯びて、フカフカした感触も強くなった。
カラー展開は5色 国内展開未定だがグリーンもある
さて、JBLといえばカラー展開も多い。今回用意されたのはそれぞれ5色ずつ。「Live 780NC」はブラック、ブルー、オレンジ、シャンパン、ホワイト、「Live 680NC」はブラック、ブルー、シャンパン、パープル、ホワイトをラインアップする。ホワイトはヨドバシカメラ限定、パープルはJBL公式サイト限定となる。
JBLのブランドカラーはオレンジだ。これまで挿し色などで使われることは多かったのだが、今回はメインのカラーとして採用されている。ケーブルに至るまで、どの色もワンカラーで統一されており、ファッションアイテムとしても重宝されるだろう。
さらに、キャリーポーチも付属。こちらも本体カラーに合わせた色合いで、バッグに入れる時には便利だ。ちなみに、両製品ともに、小さく折りたためるので、荷物もコンパクトに収まる。
なお、国内での展開は未定だが、グリーンも参考展示されていた。
自動調整機能付きのノイキャン 音質も聞こえを測定しパーソナライズ
サウンド体験を充実させる機能も備わっている。40mm径ダイナミックドライバーはハイレゾ認証を取得しているほか、高音質コーデックのLDACにも対応する。付属のUSB-C→AUXケーブルを使えば、有線ヘッドホンとしても使用可能だ。
ノイズキャンセリングには周囲のノイズを自動的に検出し、強さをリアルタイムで調整する「True Adaptive Noise Cancelling 2.0」を採用。加えて、髪の毛や帽子、メガネの隙間により生じる音漏れを自動で検知し、ノイキャン効果も最適化してくれる。
さらに、フラッグシップの「Tour」などにも搭載された「Personi-Fi」も使用できる。搭載されるのはPersoni-Fi 3.0。個人の聞こえ方に合わせて音質を調整する機能だ。筆者も別のモデルで体験済みだが、これがあるのとないのとでは、まったく聞こえ方が異なる。
そして、Auracastにも対応し、別売りのJBL Smart Txを使えば、さまざまなデバイスの音源を複数人で楽しめるようになっている。
このほか、カスタマイズ可能な物理ボタンを搭載。ハウジングの側面をタッチしても操作できる。
連続使用時間は、ノイキャンON時で約50時間。急速充電にも対応し、5分間の充電で約4時間使用可能だ。
パーソナライズしなくてもパワフルな音質
実際に視聴してみる。試聴機は通常のスマホの音源のほか、レコードやカセットテープも用意されていた。
見た目通り、ロックやポップスが似合うヘッドホンだと感じる。低音~中音域がしっかり出ているからだろうか。逆にテープ音源を聞いてみると、これも不思議な感覚で、デジタルのようで、テープ特有のこもったような温もりも感じられる。
ノイズキャンセリングについてはどうだろうか。話し声などが響く環境ではあったが、音楽が流れている間は気にならない。しかし、この点は、電車内や雑踏の中など、実際の環境で試してみる必要がある。
そして、よく考えてみるとPersoni-Fiを適用していない環境での試聴だったため、音質をパーソナライズすることで、さらにポテンシャルを引き出せそうな感もある。総じて、価格以上の満足感は得られるモデルだ。







