GLIDiC AI+u Buds
SB C&Sの次世代AIイヤホン「GLIDiC AI+u Buds」が3月26日からクラウドファンディング「Makuake」で先行発売となった。GLIDiC AI+u Budsは、録音・文字起こしに加えて要約やアドバイスまで実行する「自己成長支援デバイス」。どのようにビジネスシーンにインパクトを与えるのだろうか。
「GLIDiC AI」が始動
3月24日、SB C&SはGLIDiC AI+u Budsの発表会を開催した。会場には開発陣、マクアケ関係者、ゲストとしてタレントの森香澄さんが登壇。実演を交えながら製品の可能性を紹介した。
GLIDiC AI+u Budsは録音・文字起こしにとどまらず、「要約」「アドバイス」「コーチング」まで行う「自己成長を支援するAIイヤホン」。AIが賢い製品ではなく、AIによって人を賢くする製品という思想のもと開発され、ビジネスの現場に新しいコミュニケーション体験をもたらすという。
発表会の冒頭、SB C&Sの鈴木淳・常務執行役員が登壇。SB C&SはAI領域の強化を進めており、法人、サービス、オペレーションなど、さまざまな方面でAI活用を推進しているという。その中で、コンシューマー領域における新たな一歩としてAIプロダクトブランド「GLIDiC AI」を立ち上げ、その第一弾が今回のGLIDiC AI+u Budsとなる。鈴木常務は、「AIによる変革を推進し、ユーザーに新しい価値を届けたい」と説明した。
続いて登壇した竹下悟・商品第一本部長は、GLIDiC AI+u Budsの開発思想について「目指したのは、AIが賢い製品ではなく、AIによって人が賢くなる製品」と説明した。
GLIDiC AI+u Budsは、ビジネスパーソンの理解と行動を後押しするデバイスとして設計。音声デバイスとしての基本性能を継承しながら、音質や通話品質、セキュリティー対策も強化している。録音データの取り扱いを考慮し、通信暗号化やデータ管理体制にも厳格な対策が施されているという。
また、イヤホン録音(ミーティング時の自然な記録に)、薄型レコーダー録音(物理レコーダーとして利用)、専用アプリ録音(スマホでの手軽な利用)と3way録音に対応。会議や商談、1on1、取材など、さまざまな業務シーンにフィットするように仕上げている。
さらにMakuakeで先行発売するということから、マクアケの松岡宏治・常務執行役員が登壇。AI関連商品のトレンドやクラウドファンディングの強みを紹介した。
森香澄さんがリアルに体験
発表会の後半では森香澄さんが登壇し、GLIDiC AI+u Budsを実際に使いながら、その活用術を披露した。
森香澄さんは文字起こし機能を体験し、「話し方の癖や、『はい』といった口癖が見えるのが新鮮」と感想を述べた。単なる議事録ではなく「自分の振る舞いを客観視するツール」としての価値を強調した。加えて、「長い会話が整理されるので、振り返りがとても楽」とコメント。このコメントは、忙しいビジネスパーソンに刺さるはずだ。
また、GLIDiC AI+u Budsには論理的な改善点を指摘する「コーチモード」と寄り添って自信を与える「バディモード」が搭載されている。この二つの機能について、森香澄さんは「状況で使い分けられるのが便利」と語り、「専属の頭の中のコーチのよう」と表現した。
AI機能が会話の質を変える可能性
発表会を通じてGLIDiC AI+u Budsの価値として浮かび上がったのは、単なるAI搭載デバイスを超えているということだ。「会話の改善点が見える」「思考整理が自然と進む」「コミュニケーションの質が高まる」などを実現することによって、会議のあり方や仕事の進め方を根本から変えるポテンシャルを秘めているといえそうだ。(BCN・佐相 彰彦)







