治療法の認知度と関心の高さは7割以上あるものの、眼科手術や安全性への不安と高額な費用がハードルとの結果

2025年4月に厚生労働省より承認された「アイピーシーエル(R)(以下、IPCL)」を日本国内で販売している株式会社アットワーキング(本社:東京都千代田区神田小川町1-4 WORK VILLA MYJ kanda 5F)は、今回、全国の20代~40代男女を対象に、眼内コンタクトレンズに関する調査を実施しました。
IPCLは、眼の中に小さなレンズを挿入して近視や乱視を矯正する「眼内コンタクトレンズ」と呼ばれる治療法です。白内障用眼内レンズやコンタクトレンズにも広く用いられるHEMAを主成分とするアクリルポリマー素材を採用し、レーシックとは異なり角膜を削らないため、将来的にレンズを取り出すことも可能な可逆性の高い治療法として注目されています。日本国内では多施設共同治験を経て、2025年4月に厚生労働省の薬事承認を取得、同年9月に発売されました。

近年、視力矯正の選択肢は多様化しており、レーシックや眼内コンタクトレンズといった外科的矯正への関心も高まっています。厚生労働省の公表データによると、国内ではコンタクトレンズ使用者は若年層から中年層まで幅広く、特に20代~40代の利用率が高い傾向にあります。こうした背景から、日常的な利便性や長期的なコスト、将来的な視力変化を見据えた選択として、眼内コンタクトレンズへの注目が広がっています。一方で、安全性やリスクに対する正しい理解の重要性も指摘されています。本調査は、こうした社会的状況を踏まえ、視力0.1以下の20代~40代男女を対象に、眼内コンタクトレンズに対する意識や理解度を明らかにすることを目的としてインターネット調査を実施しました。

眼内コンタクトレンズという治療法について、調査対象者の7割以上(72.8%)の方が認知されており、治療法として興味を持たれている方も約7割(71.9%)でした。なかでも20代、30代の女性が興味を示している傾向が高い結果でした。関心が高い理由としては「メガネ・コンタクトの不便さ」と「毎月のコンタクトレンズ費用」を負担に感じている。治療法の弊害として、「手術への恐怖心」「安全性」を挙げる方が多い結果となりました。

Q1. 認知度調査

Q1.眼内コンタクトレンズという治療法をご存知でしたか?


眼内コンタクトレンズという治療について、視力0.1以下の20代~40代に調査したところ、「知っている」は35.5%、「名前は聞いたことがある」が37.3%という結果でした。
この2つを合わせると、全体の72.8%が何らかの形で眼内コンタクトレンズを認知しており、視力矯正の選択肢として一定の知名度を獲得していることがうかがえます。

Q2. 性別・年齢別の認知度調査

Q2.眼内コンタクトレンズの性別・年齢別の認知度


視力0.1以下の男奥20代~40代では、「知っている」と回答した20代女性は44.0%、30代女性は45.1%でした。
特に30代女性は「知っている」と「名前は聞いたことがある」を合わせると認知率が86.5%に達し、全セグメント中最も高い数値を示しました。これは、SNSや美容情報への接触頻度が高い層であることも影響していると推察されます。
一方、男性は年代に関わらず「知っている」が31~34%程度で推移しており、女性と比較して認知度に差が見られます。

Q3. 治療に対する関心度調査

Q3.眼内コンタクトレンズにどの程度関心を持っていますか?


「非常に関心がある」は21.8%、「やや関心がある」は50.1%と、関心を持たれている割合は全体の71.9%という結果でした。
認知率(72.8%)と関心率(71.9%)がほぼ同水準であることから、眼内コンタクトレンズを知っている方のほとんどが、同時に治療への関心も持っていることが明らかになりました。

Q4. 性別・年齢別の関心度調査

Q4.眼内コンタクトレンズの性別・年齢別の関心度


「非常に関心がある」は30代女性が27.1%、20代女性が24.6%と、「非常に関心がある」が高い傾向を示す結果でした。
20代・30代女性は「非常に関心がある」「やや関心がある」を合わせるとそれぞれ73.9%、73.0%と、約7割以上が関心を持っています。
一方、男性は30代が「非常に関心がある」24.1%と比較的高い数値を示しましたが、全体的には女性より低い傾向にあります。40代女性は「非常に関心がある」が15.0%と最も低く、「あまり関心がない」「全く関心がない」も合計12.8%と他のセグメントよりやや高く、年齢とともに関心が低下する傾向が見られました。

Q5. 有水晶体後房レンズに関心を持つ理由

Q5.眼内コンタクトレンズに関心を持つ理由


「メガネ・コンタクトの利用に不便を感じる」が74.6%で最多、次いで「毎月のコンタクトレンズ費用が不要になるから」が37.7%と、日常の不便さと経済的負担が主な関心の動機でした。
さらに、「仕事やスポーツをするとき快適だから」が26.3%と約3割弱に達しており、QOL(生活の質)向上への期待も高いことがわかります。
一方で、「医師に勧められた」は3.7%にとどまり、医療機関からの移行よりも、患者自らが能動的に情報を収集し関心を持つケースが大多数であることが示されました。

Q6. 有水晶体後房レンズに関心がない理由

Q6.眼内コンタクトレンズに関心がない理由


「眼科手術を受けるのが怖い」が46.7%、「安全性が不安」が46.7%と、手術に対する恐怖心と安全性への懸念が同率のトップでした。また「費用が高い」が43.6%と僅かな差で続いており、この3つが主要な阻害要因です。
注目すべきは、上位3項目がいずれも43~47%と僅差であり、関心のない層は「怖い」「不安」「高い」という複合的な心理的・経済的バリアを抱えていることがうかがえます。
「メガネ・コンタクトの利用で不便を感じない」が18.7%と低いことから、関心がない層であっても現状の視力矯正に完全に満足しているわけではなく、主に手術への心理的ハードルと費用面が障壁となっていることが明らかです

Q7. SNS・Webレビューの影響度調査

Q7.眼内コンタクトレンズの利用に、SNSやWebレビューはどの程度影響しますか?


「非常に影響する」が27.3%、「やや影響する」が46.8%と、SNS・Webレビューの影響が強く見込まれる結果となりました。合計74.1%が何らかの影響を受けると回答しています。
この結果は、従来の医療機関経由の情報提供に加え、SNS上での実体験レビューや経験者の声が、治療を検討する上で重要な判断材料となっていることを示しています。特に20代・30代を中心に、口コミや動画コンテンツなどのユーザー生成コンテンツ(UGC)が、治療選択における信頼性の高い情報源として機能していると推察されます。

アイピーシーエル(R)(IPCL)とは
IPCLは一般的に白内障用眼内レンズやコンタクトレンズにも広く用いられているHEMAを主成分としたアクリルポリマー素材を採用した眼内コンタクトレンズです。IPCLは2013年に販売され海外で使用されてきましたが、日本国内では、増田寛次郎教授(東京大学)および木下茂教授(京都府立医科大学)のご協力のもと、2021年12月から2023年9月にかけて多施設共同治験が実施されました。
本治験では、中等度から強度の近視、または近視性乱視と診断された109名の患者を対象に、有効性および安全性が検証されました。これらの結果を踏まえ、IPCLは2025年4月に厚生労働省より薬事承認を取得し、同年9月に日本国内で発売された新しい眼内コンタクトレンズです。

アイピーシーエル(R)(IPCL)

調査概要
調査主体:株式会社アットワーキング
調査対象者: 無作為に選ばれた全国の20~40代男女(視力0.1以下)800名から得られた回答
調査年月期間:2025年10月27日~29日
調査手法:インターネット調査
実査委託先:楽天インサイト株式会社

株式会社アットワーキング
2002年7月に設立され、本社を東京都千代田区に置き、2025年9月よりIPCLの販売を開始しました。また、眼科分野をはじめとする国内外の医療機器の導入支援、サポート事業を展開しており、メンテナンスやテクニカルサポート部門を通じて医療関係者が安心して機器を活用できる体制を整えています。

本件に関するお問い合わせ先
会社名:株式会社アットワーキング
本社:東京都千代田区神田小川町1-4 WORK VILLA MYJ kanda 5F
連絡先:03-6273-7441(代表)
WEBサイト:https://atworking.com/
お問い合わせ:info-atw@atworking.com
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