京都の宮大工集団・匠弘堂は、社寺建築の魅力をより多くの人に届けるため、気軽に学べる新たな接点づくりを強化します。オリジナルイベント開催を通じて関心層を広げ、文化継承と業界活性化を目指してまいります。
当社は、4月1日を夢を発信する日にしようとするApril Dreamに賛同しています。このプレスリリースは「有限会社 匠弘堂」の夢です。

匠弘堂の夢の背景
日本には約16万軒の寺院・神社が存在すると言われます。しかし近年、宗教離れや少子化の影響で、神社仏閣を支える氏子や檀家の減少が進んでいます。初詣などで著名な寺社を訪れる機会はあるものの、日常的に足を運ぶ人は今後さらに減ることが懸念されています。こうした変化は、現場に携わる私たちも少しずつ実感しています。
寺社の収入減少は、建物の維持・修繕に必要な費用の確保を難しくしています。一方で、神社仏閣は日本の原風景や文化を象徴する存在であり、その価値ある木造建築を次世代へ継承することは文化的・歴史的にも大きな意義を持ちます。私たちは、この風景を自分たちの代で途切れさせたくありません。京都を拠点に社寺建築の設計施工を手がける宮大工集団・匠弘堂は、こうした文化を守り、未来へつなぐ役割を担っています。
匠弘堂は2001年の創業以来、本業の社寺建築に加え、工房見学会や宮大工体験など、一般の方々が学べる取り組みを実施。中学・高校の修学旅行の受け入れ、出張講義、大学生のフィールドワーク、企業視察受け入れ、工事現場見学会などを通じ、延べ2,000人以上に社寺建築の魅力と宮大工の仕事を伝えてきました。
それでも「社寺建築は難しそう」「専門的でハードルが高い」と感じる方は少なくありません。従来の講義形式では気軽に参加しづらいという課題もありました。
そこで匠弘堂は、より多くの方に興味を持っていただくため、カジュアルかつ体験型の新たなイベントを企画しました。2025年より開始した本イベントは、お酒やソフトドリンクを楽しみながらリラックスした雰囲気で、宮大工集団・匠弘堂代表の話を聞けるオリジナル企画です。社寺建築に触れる機会がなかった方でも、気軽に参加できる場として生まれました。
参加の心理的ハードルを下げることで、従来接点のなかった方々にも社寺建築の魅力を体感していただき、寺社へ足を運ぶきっかけを創出することを目指しています。
本取り組みは、社寺建築文化の理解促進と次世代への継承を目的とした、匠弘堂の社会貢献活動の一環です。
オリジナルイベント「ゆるっと社寺建築トーク♪」を企画・運営
上記背景を受けて、2025年には従来行っていた工房見学会や修学旅行の受け入れなどに加え、「ゆるっと社寺建築トーク♪」というタイトルにて、計2回のオリジナルイベントを開催しました。
いずれも、参加者の皆さまがお酒やソフトドリンクを飲みながらリラックスした雰囲気の中で、匠弘堂代表・横川による 「クスッと笑える」社寺建築にまつわるお話を聞いていただく内容です。
第1弾:【イベント】2025年5月8日開催(終了)『ゆるっと社寺建築トーク♪第1弾』~クラフトビール片手に社寺建築トーク♪~

2025年5月8日、京都・中央卸売市場そばのクラフトビール醸造所&パブ「KBL THE GARAGE」様のご協力のもと、第1回となる「ゆるっと社寺建築トーク♪」を開催しました。本イベントでは、参加者がビール片手にリラックスした雰囲気の中で、社寺建築の魅力や宮大工の技術について学べる内容となっています。
当日は、社寺建築トークに加え、クラフトビール醸造所の見学も組み合わせた特別プログラムを実施し、大変盛況のうちに終了しました。



イベント後に回答いただいたアンケートでは、下記のようなご感想をいただきました。
- 軒の話は初めて聞きました!いつも国宝・重要文化財を目掛けて行っておりましたが、初めての視点をいただけて感謝しています!!
- 横川社長のお話が、専門的なのに大変面白かった。参加者も面白い人が多くて交流も楽しめた。
- 堅苦しくなく良い雰囲気のイベントで、面白くて大変勉強になるイベントでした!
- 前半の屋根裏の部分。注目して見たことがなかったので、知らないことを知れてよかった。
当初の目的である「社寺建築に興味を持つきっかけづくり」が達成されたと感じられ、堅苦しさのない雰囲気の中で、学びと体験の双方を楽しめるイベントとなりました。
第2弾:【イベント】2025年7月18日開催(終了)『ゆるっと社寺建築トーク♪第2弾』~宮大工集団代表・横川が推す神社仏閣はどこだ!?~

2025年7月18日、京都・宮川町のサイツキョウト(SIGHTS KYOTO)様を会場に、第2回となる「ゆるっと社寺建築トーク♪」を開催しました。今回は夏休み前の開催に合わせ、テーマを「宮大工集団代表・横川が推す神社仏閣はどこだ!?」に設定。
イベントでは、日本各地の社寺建築を愛する横川が、一般の方にもわかりやすく、かつ面白く語る「推しポイント」を紹介しました。第1回とは異なる切り口で、参加者が実際に神社仏閣に足を運ぶきっかけづくりとなる内容です。



イベント後に回答いただいたアンケートでは、下記のようなご感想をいただきました。
- 宮大工さんから見て、この建物のどこがすごいのか、そこが一番聞きたくて参加しました。予想通り面白かったです。また参加します!
- 今日のお話では、お寺のほとんどの屋根は、軒反りになっているとお聞きし大変驚きました。昔の建築物は美しさを追求していると感じ、感心いたしました。
- 知らない神社仏閣を横川さんの面白いトークと共に知ることができ、是非行ってみたいと思いました。
2026年4月23日に、『ゆるっと社寺建築トーク♪第3弾』開催予定
2026年4月23日(木)19:00~、京都「うね乃株式会社」様の店舗「無添加お出汁と惣菜ストアALLOUNENO」を会場に、『ゆるっと社寺建築トーク♪第3弾』~宮大工集団代表・横川が読み解く「唐破風(からはふ)」の美と構造~を開催予定です。
詳細が決定次第、匠弘堂ウェブサイトにてお知らせいたします。
<イベント概要(仮)>
日時:2026年4月23日(木)19:00~
会場:ALLOUNENO(アロウネノ)
住所:京都府京都市下京区本塩竈町557 メゾンドール五条 1F
テーマ:宮大工集団代表・横川が読み解く「唐破風」の美と構造
今後の展開について
これまでは京都市内でこのようなイベントを開催してきましたが、今後は全国各地への展開を目指し、建てられた年代や様式、地域ごとに異なる社寺建築の魅力を伝えつつ、誰もが気軽に触れられる機会を広げたいと考えています。
様々な切り口で、社寺建築の基本から、クスッと笑える豆知識まで、イベント後に「つい人に話したくなる」内容をお届けしてまいります。
社寺建築の価値は、残っているだけでは伝わりません。「面白い」「もっと知りたい」「楽しい」と感じる人が増えてこそ、文化は次の世代へと受け継がれます。私たち匠弘堂は、その最初のきっかけをつくる存在でありたいと思っています。
代表 横川総一郎 コメント
社寺建築って、とにかく切り口が多くて、しかもどれも専門的。魅力を感じる前に「難しい…」と感じてしまうことが多い分野です。専門書を読んでも、なかなか頭に入ってこないですよね。
でも実は、千年以上にわたって受け継がれてきた技術と、日本人ならではの美意識によって形づくられたその姿は、とてもシンプルに「美しい」と感じられるものです。
この「難しい」と「美しい」の距離を、少しでも近づけたい。
その想いから、「カジュアル」をキーワードにこのトークイベントを始めました。
おかげさまでご好評いただき、次回は第3弾の開催となります。今後もシリーズとして続けていく予定です。日本独自の社寺建築の奥深さと美しさを、ぜひ感じ取っていただければ幸いです。
匠弘堂について

会社名:有限会社匠弘堂
所在地:京都市左京区静市野中町413
代表取締役社長:横川 総一郎
設立:2001年
事業内容:社寺建築の設計・施工(新築・修理・改修・復元)
主な認定・認証実績:
- 京都市「これからの1000年を紡ぐ企業認定」
- 「ソーシャル企業認証制度 S認証」
公式サイト:https://www.kyoto-shokodo.jp
Instagram:https://www.instagram.com/kyoto_shokodo
匠弘堂は、初代棟梁・岡本弘の言葉「見えるところは当たり前。見えないところほど気配りをせなあかん。解体しても恥ずかしぃない仕事をせなあかん」を心構えとし、調査・設計・施工を一貫して自社で手がける社寺建築専門の会社です。若手宮大工を中心とした職人集団が、100年・200年先まで残る建築を目指して日々研鑽を続けています。
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