ストーリーやナラティブが大切だと言われても、よく分からない。1on1や面接で、自分らしさをうまく伝えられない。こうした苦手意識を、物語の基本形と練習を通じて解消し、物語を人生の力にしていきましょう。

当社は、4月1日を「夢を発信する日」にしようとする April Dream に賛同しています。
このプレスリリースは「株式会社マイストーリーインカード」の夢です。
Dream : すべてのビジネスパーソンに物語の力を
私たちは、誰もが自らの物語を誇りをもって語り、また仲間の物語に耳を傾けて絆を深められる社会を夢見ています。一人ひとりが自身の価値を最大限に発揮し、分かち合えるチームワークやコミュニティ。そのような未来を、ストーリーの力で育んでいきたいと考えています。そのために、株式会社マイストーリーインカードが貢献できる具体的な一歩として、
- 1. T-SBI (命題―状況・行動・帰結)による「物語の3幕構成」の理解
- 2.「物語力 = 聞く力 × 語る力」を磨くロールプレイの実践
を二本柱とした「ワークショップ型研修」に取り組んでいきます。
背景 : マイストーリー
株式会社マイストーリーインカードは、ストーリーやナラティブを地域振興やビジネスパーソンのキャリア形成に役立てたいという想いから、2023年4月に代表の新居直明(にい なおあき)が設立しました。「未来をストーリーで創る(R)」を旗印(はたじるし)に掲げていますが、私自身、もともと作文や国語は得意ではありませんでした(高校の成績は10段階評価で「6」程度)。そんな私がストーリーに魅了され、ビジネスのソフトスキルとして磨いてきた背景には、二つの大きな転機があります。ひとつは、2006年から2011年にかけて米国のMicrosoftで働き、ワシントン大学の社会人MBAに通う中で、「storytelling」がいかに企業のエンゲージメントやリーダーシップに不可欠であるかを知り、多くのコーチや良書に出会ったことです。人生の前半を「言葉よりも実行」という文化の中で過ごしてきたため、この体験は大きなカルチャーショックでした。
もうひとつは、2011年から2023年までアマゾンジャパンで学んだことです。Kindleサービスの立ち上げに携わる中でビジネス・ノンフィクションの世界に憧れ、エディタースクールにも通いましたが、当時は短い物語すら上手く書けませんでした。その後、Amazonの「バーレイザー」として採用面接に深く関わり、何百人もの具体的な経験を伺い、フィードバックを言語化する中で気づいたのです。これこそがまさに、ストーリーテリングそのものであると。

1. 物語はシンプルな3幕構成を基本に
私が伝えたい、そして伝えられる「物語の力」とは、優れた文章力や情緒豊かな文学作品、あるいはクリエイティブなコピーライティングではありません。それは、「自分自身が誇りに思う具体的な経験」を、自らの記憶と内面を回顧しながら、事実ベースで淡々と叙述していく技術です。こうした言語化が自然とできる人もいますが、自分自身の素晴らしい行動経験や強み(スーパーパワー)をうまく言葉にできない人も少なくありません。私は、採用面接官向けのトレーニング講師を務め、また新しいポジションに挑戦するメンバーや同僚の相談に乗る中で、「どうすればストーリーテリングの力を向上させられるだろうか」と、その方法を模索してきました。
第一の定石は、物語の「3幕構成(Three-Act Structure)」という、シンプルな基本形を活用することです。神話からハリウッド映画まで、古今東西の心を動かす物語には、「設定(Setup)」「葛藤(Confrontation)」「解決(Resolution)」という共通の型があります。リーダーシップ研究の分野でも、効果的なフィードバックの手法として「SBIモデル」、すなわち「状況(Situation)」「行動(Behavior)」「効果・帰結(Impact)」の3部構成が活用されています。これらはどちらも、主人公の行動を客観的な3つのステップで叙述するという点で、基本は同じです。
ここで、誰もが知る「桃太郎」の物語を、この3幕構成で捉え直してみましょう。
S 状況: 桃から生まれた桃太郎は、財宝を奪い村人を苦しめる鬼の存在を知った。
B 行動: 平和を取り戻す決意をし、イヌ・サル・キジの仲間を得て鬼ヶ島へ乗り込んだ。
I 帰結: 鬼を降伏させて奪われた財宝を取り返し、村へ帰還して皆と幸せに暮らした。
物語において最も大切なのは、「そもそもこれは何の話なのか」「主人公のどのような価値を伝えたいのか」という「命題・テーマ(Theme)」の設定です。これこそが物語る動機であり、出発点です。
T 命題: 一人では乗り越えられない困難を、仲間を募って克服した経験
このようなテーマ・命題を与えられたとき、あるいは自ら設定したとき、それを抽象的な理論や感想で終わらせるのではなく、状況・行動・帰結の流れで具体的に叙述し、聞き手の脳内に鮮明な映像ストーリーとして再現したいのです。

2. 物語力 = 聞く力 × 語る力
第二に、自らのストーリーを語ること以上に、まず相手のストーリーを深く聞き出す力を養うことが不可欠です。その起点は、相手への素直な関心と敬意、そして、その人の「強み(スーパーパワー)」を言語化したいという熱意にあります。桃太郎さんからは、次のように3幕構成で順番に話しを引き出していきましょう。
T 命題
桃太郎さん、「一人では乗り越えられない困難を、仲間を募って克服した経験」について、具体的にお聞かせください。
S 状況
まず、それはいつどこで、どのような状況でしたか。
B 行動
そのとき、桃太郎さんはどのように判断して、どのように行動したのですか。
I 帰結
そして、どのような結果になりましたか。
ここで大切なことは、聞き手の脳内でリアリティのある映像ストーリーが浮かび上がるように、足りないピースについても掘り下げて一つずつ聞いていくことです。
自分自身のストーリーを語るスキルを向上させる最短ルートは、実は「相手のストーリーを引き出す」側の視点と技術を学ぶことにあったのです。そして、その技術は、ただ聞くだけではなく、聞き出した内容を文章に落とし込むストーリーライティング、あるいは第三者に物語として語るストーリーテリングの練習を通じて、真に身につきます。つまり、聞いたストーリーを人に伝えられるように再現できなければなりません。
また、実際のところ、自分自身のストーリーは、他の人から問いかけられ、それに答えて語るまで、自分でも気がついていなかったり、無意識の中に眠っていることも少なくありません。それだけに、聞く・語るロールプレイを積み重ねることによって、自発的に自分自身のストーリーを書く力、語る力が向上します。
3年間の歩みと、新たな挑戦

2023年4月、株式会社マイストーリーインカードの設立時、私には「自分自身でストーリーを書き、造り手の想いや地域の魅力を引き出し伝えたい」という夢がありました。この3年間、一人のライター・エディターとして多くの方々のノンフィクション・ショートストーリーを執筆し、コミュニティサイト(https://shiojirimerlot.com)で公開、また、Amazon KDPを通じて出版することができました。特にISBNの付いた「紙の冊子(ペーパーバック)」という形になったことで、「家族に自分の歩みを読んでもらえた」「お客様に商品の背景にある挑戦を知っていただけた」「地域の図書館へ寄贈し、コミュニティの伝承になった」といった温かいお声をいただきました。
2024年から2025年には、いくつかの企業で「Working Backwards ナラティブ入門」の講師・コーチを務める機会をいただきました(概要はプレスリリース添付資料をご参照ください)。その経験が契機となり、自分自身がストーリーを書き綴ること以上に、「物語力 = 聞く力 × 語る力」をより多くの人に広めていきたい。デジタルや紙の媒体を超えて、リアルな場で集まり、語り合う中でその力を伝えていきたい。その想いが募ります。
この3月には、北海道のフライフィッシング・プロガイド、株式会社ドリーバーデンと協業し、オフサイト体験学習のプレスリリースを出しました。多くの共感メッセージをいただき、その声に背中を押され、これから進む道の決心がつきました。
2026 April Dream
すべてのビジネスパーソンに物語の力を ― 未来をストーリーで創る(R)このミッションに全力で挑戦します。
そして今、一番の夢は、焚き火を囲んでマイストーリーを語り合う リトリート プログラム
Fireside Narrative Circle ― 夜話会
を、想いを同じくするパートナーの皆さんと共に実現することです!

未来をストーリーで創る (R)

株式会社 マイストーリーインカード (R)
時空を超えて人と人とを唯一無二の物語でつなぐ (R)
顧客とビジネスの成功した姿を起点として企画する (R)
あなたのEストーリーをカードに (R)
https://mystoryincard.co.jp
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