2026年4月20日(月)- 4月26日(日)/Cavallerizze(5VIE エリア)

Photo:林雅之
デザインスタジオ we+は、株式会社 島津製作所と協働し、イタリア・ミラノで行われる「ミラノデザインウィーク 2026」の期間中である2026年4月20日(月)から4月26日(日)まで、ミラノ5VIE (チンクエヴィエ)エリアにあるレオナルド・ダ・ヴィンチ記念国立科学技術博物館の「Cavallerizze (カヴァッレリッツェ)」にて、「In-Between Matter(インビトウィーン・マター)」と題したインスタレーションを展開します。
2024年に島津製作所と発表したリサーチプロジェクト「WONDER POWDER」に続き、ミラノデザインウィークで2回目の出展となる本展。1875年の創業以来、多様な技術を通じて科学の発展に貢献してきた島津製作所と協働し、科学を“説明する”のではなく、“感性的に体感してもらう”ことを主眼に据え、島津製作所が手がける分析機器を着想源とする作品を展示します。
論理やデータを解き明かす営みの背後にある、純粋な好奇心や心が動く瞬間。その原点に立ち返り、「In-Between Matter(あいだに在るもの)」をテーマに、物質と物質のあいだに立ち現れる現象を体感できる空間を創り出します。
粉体という特定の素材と現象を通して、科学の魅力を提示した前回の展示「WONDER POWDER」を起点に、本展では「分ける」「境界」といった、より抽象度の高い科学的概念へと領域を拡張し、島津製作所が分析機器によって追求してきた可視化へのこだわりを作品として具現化します。製薬や食品、化学、半導体、輸送機、環境などの分野で培われた分析計測技術が担う「物質と物質の分離」というプロセスを、感覚的に体感できる装置を通して、感性と論理のあいだを行き来する体験として提供。世界の見え方がわずかに変わる瞬間を生み出し、科学への関心や志を育むきっかけを創出します。
開催概要
出展名:In-Between Matter (インビトウィーン・マター)会期:2026年4月20日(月)- 26日(日)
開館時間:10:30 - 19:30
会場:Cavallerizze (レオナルド・ダ・ヴィンチ記念国立科学技術博物館の「Cavallerizze」エリア)
住所:Via Olona, 4, 20123 Milano MAP
主催:株式会社 島津製作所
リサーチ&デザイン:<we+>安藤北斗・林登志也・青木陽平・関口愛理
<Shimadzu Design>竹川諒・中川浩伸・御守なつの・金丸侑平・小杉俊介
テクニカルデザイン:日下部理
エンジニアリング:佐藤駿次
グラフィックデザイン:庄司竜郎(STUDIO TATSURO SHOJI)
写真:林雅之・村瀬健一
動画:村瀬健一
コーディネーション: 金森裕貴子・合田紘子
協力: 竹田理化工業株式会社・株式会社長野セラミックス・HAKUTEN
ウェブサイト: https://www.shimadzu.co.jp/today/20260309-1.html
コンセプト
科学とは、世界をさまざまな手法によって分類し、その成り立ちへの理解を深めていく営みです。150年以上の歴史を持つ島津製作所は、多様な技術を通じて、科学の発展に貢献してきました。しかし、その根底には、論理だけでは説明しきれない純粋な好奇心や、心が躍るような感覚があるのではないでしょうか。目の前に立ち現れる問いに、心を弾ませること。そうした感覚こそが、科学の発展を支え、社会課題を解決する原動力となってきたのです。本展は、島津製作所が分析機器によって可視化を試みてきた「In-Between Matter(あいだに在るもの)」をテーマに、感性を刺激し、感覚的に科学の魅力を伝えるインスタレーションを展示します。 物質と物質のあいだに身を委ね、論理と感性のあいだを、軽やかに超えていく。科学の面白さの、そのはじまりに触れ、世界の見え方が少し変わる。本展が、そんな体験への入口となれば幸いです。

関係者プロフィール
we+https://weplus.jp
リサーチと実験に立脚した手法で、新たな視点と価値をかたちにするコンテンポラリーデザインスタジオ。林登志也と安藤北斗により2013年に設立。
利便性や合理性が求められる現代社会で、見落とされがちな多様な価値観を大切にしながら、自然や社会環境との親密な共存関係を築くオルタナティブなデザインの可能性を探究している。デザイナー、エンジニア、リサーチャー、ライターといった多彩なバックグラウンドを持つメンバーが集い、研究を起点とする自主プロジェクトを国内外で発表。そこで得られた知見を生かし、R&D、インスタレーション、ブランディング、プロダクト開発、空間デザイン、アートディレクションなど、さまざまな企業や組織のプロジェクトを手がけている。
FRAME Awards Designer of the Year 2024、Wallpaper* Design Awards、Dezeen Awards、EDIDA等受賞多数。作品は、ドイツのヴィトラ・デザイン・ミュージアムなどに永久収蔵されている。

島津製作所
https://www.shimadzu.co.jp
京都に本社を置く、創業151年の精密機器メーカー。社是「科学技術で社会に貢献する」、経営理念「『人と地球の健康』への願いを実現する」のもと事業活動を続け、分析計測機器や医用機器、産業機器、航空機器など多様な製品をグローバルに提供。それらは医療や食品、マテリアルや環境・エネルギーといった幅広い分野に貢献している。人々の暮らしを支える科学技術を進化させ、次の時代に必要とされる価値を創出しながら、プラネタリーヘルス(人と地球の健康)を追求していく。
Shimadzu Design(総合デザインセンター)
https://www.shimadzu.co.jp/research_and_development/design_strategy
島津デザインは、島津製作所の製品外観やUI、コミュニケーション、調査、評価等も含めた幅広いデザイン活動を行う部門。1958年に中央研究部意匠研究室を発足して以来、「世の中にまだないものでも、たった一人のためでも、それが人々のためになるのであれば、やってみる」という創業者から受け継いだものづくりへの信念を原点に、デザイン活動を行っています。本プロジェクトでは、主に医療、ライフサイエンス、環境分野で生かされてきた島津製作所の分析計測技術を、美しいと思える現象を解明するための足掛かりとして活用。本インスタレーションの制作を通して分析計測技術の新たな可能性を探求しています。
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