こわもて同心と美貌の僧侶のバディふたたび! 大好評の前作を上回る、江戸のスイーツ×謎解き、第二弾。

「日本ファンタジーノベル大賞」最終候補。「とても面白かった!最後にほろり」と恩田陸さんも絶賛。笹木一『鬼にきんつば 坊主と同心、幽世しらべ』(新潮文庫)は昨年5月に刊行されるや口コミで話題が広がり発売即重版。第14回日本歴史時代作家協会賞文庫書き下ろし新人賞の候補作に選ばれ、早くも歴史時代小説の読み手に高い評価を得ています。その大人気シリーズ、待望の第二弾『鬼にきんつば 七つの刻鐘の幽霊』が、新潮文庫より4月22日に刊行されました。解説は直木賞作家・澤田瞳子さんです。澤田瞳子さん太鼓判の面白さをぜひお楽しみください。



暮七ツの鐘の音とともに現れる武士の霊の正体は――こわもて北町同心と美貌の僧侶のでこぼこバディが謎を解く、大江戸人情あやかしミステリー、第二幕!
皆が恐れる北町同心・河原小平次は、じつは甘い菓子にはめっぽう目がなく、幽霊が大の苦手。彼の貸家に住む美貌の僧侶・蒼円は、霊が見える異能を持つ。暮七ツの鐘の音とともに家に現れる物言わぬ幽霊――それが本所で身元不明死体として発見された若い武士と同一人物だと知った二人は、人相書きを手がかりに足跡を辿り、死者の残した哀しき未練を知る。こわもてだが心優しい同心と、異能の僧侶が、霊にまつわる謎を解く、大江戸人情ミステリー、第二幕。
解説:澤田瞳子

《著者インタビューより》

――現在、図書館職員としてお勤めとのことですが、作家デビューを果たして、周囲の方の反響はいかがでしたか?
じつは、この期に及んでまだ職場での報告はしていません。同僚は気の良い人ばかりなのですが、職業柄なのか、なかなか厳しい書評をする方達なので、怖ろしくて半年以上も二の足を踏み続けています。

――本作は、顔は強面だがじつは甘党でお化けが怖い同心と、じつは幽霊が見える美貌の僧侶のバディが、幽霊たちのもたらす謎を解く大江戸人情ミステリーですが、物語の構想はどこから湧いてきましたか? 本作を思いついたきっかけ、執筆の動機はどのようなものだったのでしょうか
昔から文章を書くことが好きでしたが、物語を書いたことはありませんでした。だから身体を壊して休職した時、「どうせジッとしているなら」と、大好きな江戸時代が舞台の小説を書いてみようと思ったんです。散歩中に「自分は霊感が無くて、幽霊とか見えなくてよかった」とボンヤリ思ったことに着想を得て、「そういえば江戸時代にも幽霊はいたよな。武士が幽霊を見たら、どうしたろうか。きっとお化け嫌いの武士もいたはず……」と考え始めました。

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■著者紹介:笹木 一(ささき いち)

東京都生れ。図書館職員。『鬼にきんつば 坊主と同心、幽世しらべ』が日本ファンタジーノベル大賞最終候補となり、デビュー。同作で日本歴史時代作家協会賞・文庫書き下ろし新人賞候補。

■書籍データ

【タイトル】鬼にきんつば 七つの刻鐘の幽霊
【著者名】笹木一
【発売日】2026/4/22
【造本】新潮文庫
【定価】737円(税込)
【ISBN】978-4-10- 106042-2
【URL】https://www.shinchosha.co.jp/book/106042/
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