会期:2026年6月18日(木) ~ 6月29日(月)
会場:Gallery SASAKI(大阪・心斎橋)
Gallery SASAKI(大阪市中央区心斎橋)にて、アーティストRina自らが全てをプロデュースした個展「食の鼓動 - The Pulse of Food -」を、2026年6月18日(木)から6月29日(月)まで開催いたします。
フードフォトグラファーとして10年にわたり活動してきたRina。
これまでの経験の中で「食」が本来持つパッションや生命力は、広告表現の枠組みだけでは伝えきれないのではないかーー
そんな問いを抱くようになりました。
その探究から2024年よりアート制作を本格的に開始。
本展はその思想の現在地を提示する個展となります。

Living organism I / 2024
「食とは生きることそのものである」
Rinaは幼少期より、「生きることとは何か」という問いを抱え続けてきました。
周囲との違和感の中で、自身の存在や生きる意味について思索を重ねる日々を過ごします。
その後、製菓や製パンとの出会いをきっかけに、初めて強い没頭を覚え、「食」というものが自身にとって大きな意味を持つものへと変化していきました。やがて、その魅力を伝える手段としてカメラを手に取り、次第に“作っては撮る”から“撮るために作る”へと意識が移行し、表現としての写真にのめり込んでいきます。
しかし、ブーランジェとして働きはじめた頃、出会った食の圧倒的な美味しさや、職人たちの情熱に触れる中で、それらが視覚表現として十分に伝わっていない現実に直面します。本来、食には人の心を動かす力があるにもかかわらず、それが写真の中で失われているのではないかーーその葛藤をきっかけに、フードフォトグラファーとして生きていくことを決意しました。
以降、Rinaは「食」に宿る本質的な価値を見つめ続けてきました。
生産者が育む素材の力、料理人が一皿に込める思想や背景。
それらに向き合う中で辿り着いたのが、「食は生きることそのものである」という考えです。
「食の鼓動 - The Pulse of Food -」
Rinaは、フードフォトグラファーとしての枠を超えアーティスト活動を近年本格的に開始し、「思考のエロティシズム」という概念を軸に制作活動を行ってきました。
「思考のエロティシズム」とは、生の本質に触れようとするあまり、思考し続けずにはいられない衝動=欲望としての思考を指し、食を通して生命や存在そのものへと迫る試みでもあります。
「人はそれぞれの役割を持ち、学びや経験を重ねながら生き、やがて次へとつながっていく存在である」
「生きることは単独の出来事ではなく、絶えず巡り続ける”循環”の中にある」
これまで一貫して、「生きることとは何か」という問いと向き合い続けてきたRinaはこうした思想を持つに至ります。そして、この“循環”という概念を最も体現しているものこそが「食」であると捉えています。
食は、命をいただき、また新たな命へとつながっていく行為であり、「生と死」の連続の中に存在している。
Rinaの作品は、この生命の循環の在り方を食を通して視覚的に表現し、単なる美しさだけではなく生命そのものの本質に触れているような感覚をもたらします。
本展では、単なる写真鑑賞にとどまらず、作品と空間、その全体を通して「食」を体感できる構成となっています。
食を“観るもの”としてだけでなく“感じるもの”として、鑑賞者一人ひとりが、「食」という日常的な行為の中にある感動や出会い、そして生きることの意味に改めて向き合う機会を創出します。
◆完全予約制コラボレーションイベント
会期中、Rinaの作品世界と共鳴するシェフや器作家とのコラボレーションイベントを開催します。
限られた人数のみが体験できるプレミアムなテーマのもと、食を「観る」だけでなく、実際に「味わい、触れる」ことで、本展のテーマである食の生命力を体感いただける特別な機会となります。
第一回:「唯一無二」
コラボレーションパートナー:美吉野醸造 × 阪本健 × MATOイベント日時:6/20(土) 13:00-15:00
参加料:¥20,000 (税込)
定員:12名
大地のエネルギーを宿すうつわ。
食の根源にある生命力や風土の記憶を捉えた日本酒。
それらに呼応し、ひとつの流れとして編み上げられる料理。
いずれも他に代えることのできない表現。
だからこそ交わるこの時間もまた、唯一無二となります。
本会は満腹のためではなく、うつわ・酒・料理の本質に触れるための体験です。
当日は、Rina自身が心から尊敬してやまないつくり手の方々をお迎えし、その背景や想い、表現の意図を直接お伝えします。
ご参加の皆さまには、阪本氏によるぐい呑みをお持ち帰りいただきます。
その瞬間にしか生まれない調和を味わう、記憶に残るペアリングの会です。

○ 美吉野醸造 橋本 晃明(醸造家)1974年奈良吉野生まれ。東京農業大学醸造学科卒業後、他蔵での修行を経て美吉野醸造へ。蔵人として山廃仕込みを深く探求した後、2008年に杜氏に就任。現在は「花巴」の造り手として、吉野の木桶仕込みや酵母無添加の醸造を通し、食の根源にある生命力や風土の想いを捉え、その「あたりまえ」が伝わる表現を追求している。また、酒造りを地域の農林業から捉え直し、自然の多様性を醸すことで、飲む者の心に気づきと余韻を残す、吉野の情景が想い浮かぶ唯一無二の味わいを醸成。2019年、集大成となる『自然淘汰』を発表。自然の摂理と向き合い、新たな日本酒の可能 性を味わいとして体現し続けている。
https://www.hanatomoe.com/

○ 陶芸家 阪本 健1973年大阪生まれ。
1993年 丹波焼二代 市野信水氏に師事。
1999年兵庫県篠山市(現、丹波篠山市)にて「辰巳窯」として独立。
2006年 堺市に工房を移し、現在に至る。
映画『 嘘八百』シリーズ陶芸監修/慈受院門跡跡 薄雲御所流 /花生認定
collaboration with morabito Paris/日本盛
https://www.instagram.com/kensakamoto142/

○ MATO 山口 真人(Owner Chef/バーテンダー/サービス )1980年大阪生まれ。
子供の頃から食べる事飲む事が大好きで、祖父の影響で幼少期よりあまから手帖を愛読。高校生の頃より独学で料理を学び、京都での大学時代からBARの手伝いをしながらお酒を学び、同時期に1年半のヴィーガン経験により料理のスキルアップもする。本町にあったBARの立上げからマネージャーとして10年弱勤務していた中で、ミシュランシェフとのコラボ等で更に知見を深める。
自身の経験より『特別な空間で色々なお料理とお酒の組み合わせを楽しんで貰いたい』という想いで2024年8月より靱公園沿いのマンションの1フロアでMATOを店舗デザイン、店内装花、キャンドル造りも自身で手掛けるお店として独立開業。
和洋中は勿論スパイス料理も織り交ぜたコースと、お料理に合わせた様々なお酒、ノンアルコールのモクテルも含めたドリンクペアリングを提供している。
https://www.instagram.com/mato.kyomachibori/
第二回:「SECRETO」
コラボレーションパートナー:SECRETOイベント日時: 6/21(日) 14:00-16:00
参加料:¥10,000 (税込)
定員:12名
構想から2年半を費やし完成した、Rinaの1st写真集『SECRETO』。
発表から5年の時を経て--
“好奇心のすべてを、超え続ける。”という思想のもと、東京・神楽坂に店を構えるイノベーティブレストラン「SECRETO」。
本イベントではオーナーシェフ・藪中氏を大阪に迎え、その想いや歩み、そして写真集『SECRETO』が生まれるまでのエピソードに触れていきます。
当日は、この場でのみ楽しめるフィンガーフードと、能登の素材から生まれたオリジナルジンをご用意。
視覚と味覚が重なり合う体験。
まだ知らない方も、すでにご存じの方も。
ここでしか触れられない「SECRETO」を、ぜひ。
Are you ready?

○ SECRETO 薮中 章禎(Owner Chef)1975年 石川県輪島市 生まれ。
国内のホテルやレストランを皮切りに、1999年よりフランス「ル プチニース」、スペイン「エルブジ」「ドスパリージョス」を経て、マンダリンオリエンタル東京「タパスモラキュラーバー」のスーシェフを務めた後、2017年10月よりSECRETO restaurantをオープン。
https://www.secreto-tokyo.com/
第三回:「共鳴」
コラボレーションパートナー:阪本健 × TREEE’S KYOTOイベント日時: 6/27(土) 12:00-14:00
参加料:¥15,000 (税込)
定員:10名
上質な抹茶だけがもつ、まろやかな旨みと上品な甘み。
その魅力を最大限に引き出し、“本物”であることにこだわり抜いた抹茶スイーツ。
それ自体が圧倒的なエネルギーを放ちながらも、盛られる食は埋もれることはなく、不思議とそこに在り続けられる。
在るものの"本質"を映し出すうつわ。
食の根源にある"真価"を、その背景にある思想や物語ごと、ひとつの世界として存在させる写真。
本イベントでは、異なる分野に身を置く三者によるセッションをご体感いただきます。
ご参加の皆さまには、阪本氏による抹茶椀をお持ち帰りいただきます。
観る、感じる、そして味わう。
すべてが重なることで生まれる"究極"をお楽しみください。

○ TREEE'S KYOTO 木村慎助(抹茶パティシエ/ソムリエエクセレンス)ワインの上位資格「ソムリエエクセレンス」の味覚と嗅覚の分析能力を活かし、抹茶の魅力やポテンシャルを最大限に表現出来るよう、茶葉の産地や品種ごとに香りや風味の特性を捉えながら、抹茶に副素材をペアリングする独自製法で枠にとらわれない斬新な抹茶スイーツを展開中。
https://treees.jp/

○ 陶芸家 阪本 健1973年大阪生まれ。
1993年 丹波焼二代 市野信水氏に師事。
1999年兵庫県篠山市(現、丹波篠山市)にて「辰巳窯」として独立。
2006年 堺市に工房を移し、現在に至る。
映画『 嘘八百』シリーズ陶芸監修/慈受院門跡跡 薄雲御所流 /花生認定
collaboration with morabito Paris/日本盛
https://www.instagram.com/kensakamoto142/
第四回:「変生」
コラボレーションパートナー:ぱぱちぇる × Birichinataイベント日時: 6/28(日) 第1部 12:00-14:00 / 第2部 16:00-18:00
参加料:¥20,000 (税込)
定員:各回10名
カビ熟成された魚を、口にしたことはあるだろうか。
どこかで知っているようで、まだ触れたことのない領域。
ミクロの生命が醸す、異端の饗宴。
それは、食の奥底にある“生”の働きそのもの。
そんな繊細な素材を探求し続ける異端。
素材の温度や余韻までを緻密に設計し、深く記憶に残る料理へと昇華させる異才。
その異なる感性が重なったとき、生と死のはざまにある、その味わいに、ふと気づく。
いくつかのペアリングとともに、その感覚をゆっくりと味わっていく。
ディープに。
変態の世界へ、ようこそ。

○ 熟成研究家 ぱぱちぇる1978年大阪生まれ。
歯科医師として働きながら、カビを使った魚の熟成や循環器系を利用した魚の味付けなどをSNSで発信している。現在地元の寝屋川市にカビ熟成の加工場を作り、世界で唯一無二の発酵食品としてカビ熟成魚を製造販売する準備を進めている。
https://www.instagram.com/papachelfishcooking/

○ Birichinata 齊城 庸平(Owner Chef/料理表現者)京都出身。1981年11月26日生まれ。
枠にとらわれず、感覚と経験を武器に独自の料理を追求。
記憶に残る一皿を目指し、直感的なひらめきと、人や縁を引き寄せる感性を活かして新たな食体験を創り出す。
原宿でアパレルを経験後、27歳で六本木の店をきっかけに料理の道へ。
京都のビストロやイタリアンバルなどで経験を重ねる。
その後、京都・紫竹にて『Birichinata』を開店。イタリアンを軸にジャンルを横断し、香り・温度・余韻まで設計された“体験としての料理”を表現している。
https://www.instagram.com/birichinata2016/
※イベント参加のお申込は「食の鼓動 - The Pulse of Food -」特設ページ より承っております。お申込は先着順となります。各回定員に達し次第受付終了となりますので予めご了承ください。
※コラボレーションイベント開催時間内は一般の方はお立ち入りできません。イベント終了後、一般入場を再開させていただきます。詳細な時間はWebサイト、公式SNS等でご確認ください。
※お飲みものについての注意事項
第1回・第4回のイベントにつきましては、アルコール(日本酒・ワイン等)とのペアリングを前提とした内容となっております。ノンアルコールの飲料、ノンアルコールペアリングのご用意はございません。あらかじめご了承の上、お申し込みいただきますようお願いいたします。(第2回「SECRETO」はアルコール&ノンアルコールのご提供、第3回「共鳴」はノンアルコールのみのご提供となります。)
Rina
Artist / Foodphotographer
ブーランジェを経て写真の世界へ転身。フードフォトグラファーとして広告・ブランドビジュアルを中心に活動し、10年にわたり食専門の商業写真で実績を重ねる。 2024年よりアート制作を本格始動。「食」を生命の根源的エネルギーとして再解釈する作品を制作している。
公式サイト:https://www.rina-foodphoto.com/
Instagram(Art):https://www.instagram.com/rina_artphotograph
Instagram(Commercial):https://www.instagram.com/foodphotographerrina

開催概要


Living organism II / 2024
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