「話せなかった」で終わる交流会に課題感。参加者が本当に求めるビジネスイベントとは

株式会社経営参謀(所在地:東京都新宿区、代表取締役:新谷 健司)は、20~50代のビジネスパーソンで、過去1年以内に「交流会」に参加したことがある方を対象に、「ビジネスパーソンの交流会参加実態」に関する調査を実施しました。

交流会は多くの人と一度に出会える貴重な機会ですが、その一方で「質」の部分は十分に担保されているのでしょうか。
実際には、名刺交換をしただけで終わってしまったり、その場限りの会話で関係が深まらないといった声も一定数いると考えられます。
「せっかく参加したのに、結局あまり中身のある話ができなかった」――そんな経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか。

そこで今回、株式会社経営参謀https://www.ksanbou.co.jp/)は、20~50代のビジネスパーソンで、過去1年以内に「交流会」に参加したことがある方を対象に、「ビジネスパーソンの交流会参加実態」に関する調査を行いました。

調査概要:「ビジネスパーソンの交流会参加実態」に関する調査
【調査期間】2026年4月30日(木)~2026年5月1日(金)
【調査方法】PRIZMA(https://www.prizma-link.com/press)によるインターネット調査
【調査人数】1,006人
【調査対象】調査回答時に20~50代のビジネスパーソンで、過去1年以内に「交流会」に参加したことがあると回答したモニター
【調査元】 株式会社経営参謀(https://www.ksanbou.co.jp/
【モニター提供元】サクリサ

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交流会への参加頻度は「数か月に1回以下」が多数!参加のきっかけは所属しているコミュニティ



はじめに、「交流会にどのくらいの頻度で参加するか」と尋ねたところ、下記のような回答結果となりました。

『1週間に2回以上(5.1%)』
『1週間に1回(10.7%)』
『2週間に1回(13.9%)』
『1か月に1回(15.4%)』
『2~3か月に1回(17.0%)』
『半年に1回(19.2%)』
『年に1回(18.7%)』

全体の約6割が数か月に1回以下の頻度にとどまっており、交流会への参加は比較的限定的であることが分かります。
特にオフライン開催の交流会は、移動時間や日程調整の必要があるため、オンラインイベントと比べて参加ハードルが高くなりやすいと考えられます。

続いて、「交流会に参加するきっかけ」について尋ねたところ、『所属しているコミュニティ・コミュニティ内の案内(50.7%)』が最も多く、『登壇者に興味があったため(28.8%)』『知人・同僚からの紹介(26.2%)』と続きました。

すでに関係性が構築されているネットワークからの情報が、動機づけになっているようです。また、登壇者に興味があるといった理由から交流会に参加している方も一定数見受けられました。知人の紹介から特定の人物への興味まで、参加のきっかけとなるチャネルは多岐にわたっていると考えられます。

なお、こうした傾向は、過去に実施したウェビナーの参加実態調査でも同様に見られており、オンライン・オフラインを問わず、コミュニティや信頼できる人からの情報が参加行動に大きな影響を与えていることが分かります。
ビジネスパーソンのウェビナー参加実態調査
交流会の不満1位は「人数過多で十分な会話ができない」
では、参加者は具体的にどのような期待を持って交流会に参加しているのでしょうか。



「交流会に参加する際、期待していること」を尋ねたところ、『新たな人脈・つながりができるコミュニティを得る(48.3%)』が最も多く、『実務に活かせる具体的な情報や事例を得る(31.7%)』『自社サービスの商談や案件につながる機会を得る(28.5%)』と続きました。

継続的に関係を築けるコミュニティやネットワークを求めて交流会に参加していることがうかがえます。
また、交流会に対して、実務に直結する知見の獲得や具体的なビジネス成果を期待している参加者も多いようです。

では、実際に交流会に参加することで、どの程度商談につながっているのでしょうか。
前問で『自社サービスの商談や案件につながる機会を得る』と回答した方にうかがいました。

「交流会参加後、自社サービスの商談につながる割合」について尋ねたところ、下記のような回答結果となりました。

『1~2割(35.5%)』
『3~4割(37.3%)』
『5~6割(15.3%)』
『7~8割(2.1%)』
『9~10割(2.8%)』
『サービス検討や問い合わせに至ったことがない(7.0%)』

半数以上が「3~6割」と回答し、過去に実施したウェビナー調査(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000070.000016218.html)と比較すると、交流会の方が商談につながる割合はやや高い傾向が見られました。オフラインで直接コミュニケーションを取ることで、信頼関係や相互理解を築きやすいことが影響している可能性があります。

一方で、「1~3割」の回答も多く、交流会で接点を持ったとしても、多くは実際の商談や問い合わせには至っていない実態も明らかになりました。

このように、一定の商談創出効果は見られる一方で、成果のばらつきも大きいことが分かりました。こうした結果を踏まえると、交流会には効果と課題の両面が存在しているといえます。
では実際に、参加者は交流会に対してどのような不満を感じているのでしょうか。



「交流会に参加した際に、経験したことのある不満」について尋ねたところ、『参加人数が多すぎて、十分に会話ができなかった(34.7%)』が最も多く、『表面的な会話で終わり、深い話ができなかった(30.5%)』『単発の出会いで終わり、継続的な関係構築の機会がなかった(26.9%)』と続きました。

交流の質や関係性の深さに関わる点に不満が集中していることが分かります。
十分な対話時間の確保や踏み込んだコミュニケーションの不足、さらには一度きりの接点で終わってしまう点が課題として挙げられています。

こうした不満は、限られた時間の中で多くの参加者と交流するという交流会の特性とも関係している可能性があります。

約4割が『名刺交換のみ』で終わる実態交流の量は確保されても、質に問題あり?



実際に「1回の交流会で、どのくらいの人数と会話するか」と尋ねたところ、下記のような回答結果となりました。

『1~5人(11.0%)』
『6~10人(27.7%)』
『11~15人(24.2%)』
『16~20人(19.9%)』
『21~25人(6.6%)』
『26人以上(10.6%)』

半数以上が「6~15人」と回答し、1回の交流会で比較的多くの参加者と会話している実態がうかがえます。また、20人以上と会話する層も一定数見られ、短時間で広く交流するスタイルが主流であることが分かります。

では、多くの方と接点を持つ一方で、1人あたりに割ける時間はどの程度なのでしょうか。

「交流会で1人あたりと会話する時間」を尋ねたところ、下記のような回答結果となりました。

『1分~3分未満(4.7%)』
『3分~5分未満(22.5%)』
『5分~10分未満(37.3%)』
『10分~15分未満(21.8%)』
『15分~20分未満(6.1%)』
『20分以上(7.6%)』

「5~10分未満」が最多となり、1人あたりの会話時間は比較的短時間に集中していることが分かります。多くの参加者と接点を持てる一方で、深い理解や関係構築には十分な時間が確保されにくい構造となっており、交流の量は確保されても、質や継続性が不足している実態がうかがえます。

こうした時間配分の制約は、その後の関係性のあり方にも影響していると考えられます。



「交流会で出会った相手との『その後の関係』」について尋ねたところ、『名刺交換・連絡先交換のみで終わる(37.3%)』が最も多く、『継続的な情報交換や関係が続く(29.6%)』『しつこい営業や勧誘を受ける(21.2%)』と続きました。

こうした結果を踏まえると、交流会は、ウェビナーと比べて参加者同士の接点が生まれやすい一方で、その関係性は一過性にとどまるケースが多いことがうかがえます。
名刺交換や連絡先交換といった接触機会は増えるものの、継続的な情報交換や信頼関係の構築にまで発展する割合は限定的であり、交流会後のフォロー設計やマッチングの質が重要であることが示唆されます。

単なる交流機会の多さだけでなく、より効率的かつ有意義なコミュニケーション環境を求めているのではないでしょうか。

「セミナー(学び)と交流会が別々に開催されることについて、どのように感じるか」と尋ねたところ、『同じ日に同じ場所でまとめて開催してほしい(43.8%)』が最も多く、『移動や日程調整が手間で参加しづらい(31.5%)』と続きました。

参加者は“学び”と“交流”を切り離して考えるのではなく、一連の体験として効率的に参加したいと考えていることが分かります。また、「移動や日程調整が手間」と感じる声も多く、参加ハードルの高さが継続的な参加や交流機会の損失につながっている可能性もうかがえます。

参加価値を感じるビジネスイベントは「学びと交流のセット」が最多に!
最後に、参加者が「どのようなイベントに価値を感じるのか」について尋ねました。



「どのようなビジネスイベントなら『参加する価値がある』と感じるか」と尋ねたところ、『学び(セミナー等)と交流がセットになっている(33.1%)』が最も多く、『意見交換や相談ができる環境がある(30.3%)』『飲食を交えながら、リラックスして本音で話せる(28.9%)』と続きました。

参加者は共通のテーマを通じたインプットと人脈作りを同時に行える、効率的な環境を強く求めていると考えられます。今後のビジネスイベントは、単なる聴講や形式的な挨拶にとどまらず、リラックスした雰囲気の中で実務的な相談や意見交換ができる場が求められているのではないでしょうか。

まとめ:従来型交流会の限界とこれからのビジネスイベントに求められる条件
今回の調査では、交流会は人脈形成や商談機会の創出といった点で一定の価値がある一方で、「量」に対して「質」が追いついていない実態が明らかになりました。

参加頻度は数ヶ月に1回から年に1回程度にとどまり、1回あたり6~20人と接点を持つものの、会話時間は1人約5分程度と短く、「十分に話せない」「表面的で終わる」といった不満が多く見られます。その結果、名刺交換止まりや継続的な関係構築につながらないケースも多く、交流の質に課題が残る状況です。

一方で、参加者は「学びと交流の一体化」や「本音で話せる環境」を重視しており、単なる出会いの場ではなく、関係性の深さや実務的な価値を求めていることが分かります。

今後は、接点数の最大化ではなく、限られた出会いをいかに深い関係性や成果につなげるかという「質の設計」が重要になるのではないでしょうか。

今回、「ビジネスパーソンの交流会参加実態」に関する調査を実施した株式会社経営参謀https://www.ksanbou.co.jp/)は、参謀Barhttps://www.ksanbou.co.jp/sanbou-bar)を運営しています。

成果につながる交流会・オフラインイベントを考える会を開催


交流会はオンラインイベントより商談化しやすい傾向がある一方で、1人あたりの会話時間が短く、表面的な会話や単発の出会いで終わってしまうケースが多いことが分かりました。
今求められているのは、深い対話や継続的な関係構築につながる場です。

本会では、商談や関係構築につながるイベント設計の工夫を、主催者・マーケ担当者・コミュニティ運営者向けに参加者同士で考えます。



詳しくはこちら:https://bit.ly/3Rc3ZwR

会場: 参謀BAR 新宿
東京都新宿区新宿3丁目15−11 アドホック新宿 5F reDine 新宿 内
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■会社概要

会社名:株式会社 経営参謀
代表取締役:新谷 健司
所在地:〒160-0022 東京都新宿区新宿3-15-11アドホック新宿ビル4F
企業URL:https://www.ksanbou.co.jp/
サービスURL:https://www.ksanbou.co.jp/sanbou-bar#shopinfo
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