技術のみならず人流、物流、経済、制度まで広く議論が及ぶ「自動運転」。国内初、レベル4自動運転営業を開始したBRTの事例や、米中の動向も踏まえて考察した、いま読むべき一冊。
一般財団法人 交通経済研究所(東京都新宿区、理事長:高橋眞)は、交通の研究専門誌「運輸と経済」6月号を2026年6月9日(火)に発売します。特集テーマは「クルマの未来―自動運転車がもたらす世界―」です。
アメリカや中国で自動運転車の普及が進む中、日本でも各地で自動運転バスやタクシーの社会実装に向けた実証実験が活発化しています。
物流の安定的確保、担い手不足の改善、地域の移動手段……。
自動運転車の導入は、こういった社会問題の打開策となるのでしょうか。また、社会実装に向けた取り組みと現状、課題とはどのようなことなのでしょうか。「運輸と経済」最新刊では、鼎談、論稿、インタビューを通して、「自動運転車」のいまと未来を議論しました。

「運輸と経済」2026年6月号表紙/写真:metamorworks/PIXTA(ピクスタ)
また本誌後半では、多彩な執筆陣による連載コーナーもございます。鉄道の歴史、海外事例、文学に経済と多ジャンルそろっていますので、お好きなところからお読みいただくのがお勧めです。
当研究所HP、Amazonでもご購入いただけます。
「運輸と経済」とは https://www.itej.or.jp/unkei
「運輸と経済」公式Xはこちら https://x.com/ITEJ_unyukeizai
【特集】省人化やコストダウン、その実情と展望は? 事業者インタビューも
本特集は、本誌担当編集委員による「巻頭言」、有識者による「鼎談」、事業者への「インタビュー」、そして5本の「論稿」で構成しています。自動運転物流スタートアップ企業・株式会社T2の國年氏と、名古屋大学大学院教授・井料氏に登壇いただいた鼎談では、人手不足や「物流の2024年問題」といった社会問題を踏まえつつ、国内外の自動運転の現在地や、自動運転のビジネスモデル構築、異業種・他モードとの共創、ロボットと人の協調など、実務者と研究者両方の視点から幅広く議論いただきました。
みちのりホールディングス・浅井氏へのインタビューでは、2025年に国内初、レベル4自動運転営業を開始した中型バス「ひたちBRT」について、その目的、コストや人員配置の課題、そして今後の展望をお話しいただきました。
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目次(特集「クルマの未来―自動運転車がもたらす世界―」)
目次(特集「クルマの未来―自動運転車がもたらす世界―」)
●巻頭言「自動走行をめぐって」羽藤 英二(東京大学大学院教授)
●鼎談「自動運転車が変える社会」
井料 美帆(名古屋大学大学院教授)
國年 賢(T2)
羽藤 英二(東京大学大学院教授)
●論稿
「自動運転を取り巻く世界情勢」中西 孝樹(ナカニシ自動車産業リサーチ)
「交通経済学からみた自動運転車普及時のモビリティインフラ整備に関する論点」後藤 孝夫(中央大学教授)
「地域交通の担い手不足と自動運転への期待」大井 尚司(大分大学教授)
●インタビュー「ひたちBRTの自動運転バスと今後」浅井 康太(みちのりホールディングス)
プレビュー
●論稿
「自動運転トラック事業化に向けた取り組み」興津 茂(いすゞ自動車)
「自動物流道路の検討状況について」国土交通省 道路局
【連載】本好きも注目! バラエティ豊かな連載コーナー
「運輸と経済」では、毎号多彩な執筆陣による連載も掲載しています。鉄道研究家・岩成氏による「鉄道がつくった街・人・文化」(第27回)では、6月10日の「路面電車の日」にちなみ、今ではインバウンド客にも人気の路面電車について、その歴史や背景について執筆いただきました。
蜂谷氏による「本」と旅や鉄道にまつわるエッセイ「はちやの本棚」(第3回)では今回、正岡子規の『総武鉄道』と、高浜虚子の『汽車奥の細道』を取り上げています。紀行文を多数執筆し、2015年にはJR全線完乗し、読書好きでもある蜂谷氏の本エッセイは、鉄道ファンのみならず、本好きにも刺さる内容となっています。
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目次(連載)
目次(連載)
●交通のいま
「アクティビティモデルと交通流シミュレーションの融合
―Multi-Agent based Urban Mobility Simulator MAUMSの交通政策立案への適用例―」
溝上 章志(熊本学園大学シニア客員教授)/森 俊勝(ゴダイベスト)
●観光列車ビジネスの全貌
「進化する西武のレストラン列車」大坂 直樹(経済ジャーナリスト)
●欧州鉄道よもやま話
「ドイツの首都ベルリンの鉄道網(その1)」橋爪 智之(欧州鉄道フォトライター)
●鉄道がつくった街・人・文化
「路面電車のある街、便利な街」岩成 政和(鉄道研究家)
●キーワードで紐解く交通事業者の財務戦略
「企業価値向上に向けた事業ポートフォリオ戦略」姫野 良太(JPモルガン証券)
●交通経済学入門の入門
「差別の効能とメカニズム」竹内 健蔵(東京女子大学教授)
●研究室紹介
「定量的空間モデルを活用した交通インフラの政策評価―都市QSMの費用便益分析への応用―」瀬木 俊輔(神戸大学大学院准教授)
●交通経済研究所「資料室便り」
●日本交通学会[関西部会4月例会 報告概要]
「大分県におけるバス運転士不足の現状と対策―県民意識調査に基づく採用促進策の検討と展開―」
蛯谷 憲治(大分交通)/李 根煕(立命館アジア太平洋大学教授)
「ジョン・マクドナルドの経歴と貢献 ―“ドクターイエロー” の先駆者」林田 治男(大阪産業大学名誉教授)
●はちやの本棚―乗りものは読みもの―
「総武鉄道、汽車奥の細道」蜂谷 あす美(旅の文筆家)
「運輸と経済」購入方法
・研究所HP( https://trec.itej.or.jp/kounyu )・Amazon(Amazonの購入ページは、各号発売日以降に開設いたします)
・書泉グランデ(神保町駅)、書泉ブックタワー(秋葉原駅)(最新号のお取り扱いがありますが、在庫には限りがございます)。なお、最寄りの書店にお問い合わせいただければ、取り寄せが可能な場合もございます。
「運輸と経済」とは
月刊の交通経済・経営の専門誌。1947年の創刊より今日まで、交通全般にわたる調査・研究の発表の場として、交通研究の発展に寄与してきました。学究と実務の双方が、相互に理解を深め刺激しあいながら発展していく一助となることを目指し、研究者に限らず、事業者や行政担当の方など幅広い分野の方にご執筆・ご登場いただいております。書名:「運輸と経済」
発行:一般財団法人 交通経済研究所
発行日:毎月一日
仕様:B5判/約110頁
定価:1,100円(税抜価格1,000円)
会社情報
会社名:一般財団法人 交通経済研究所
所在地:東京都新宿区信濃町34番地
事業内容:調査・研究事業、情報サービス事業、日本交通学会事務局
HP:https://www.itej.or.jp/
「運輸と経済」公式X:https://x.com/ITEJ_unyukeizai
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