表紙は恩田陸さんの「ことば」と共にお届け。小原晩さん、斉藤壮馬さん、和合亮一さん、渡辺祐真さんの小説、特別企画「勇者」、岡本真帆さん、武田砂鉄さん、寺沢大介さん、マンスーンさん、皆川博子さんも登場。

株式会社河出書房新社(東京都新宿区/代表取締役小野寺優)は、2026年6月29日(月)に発売予定のオールジャンルの雑誌「スピン/spin」第16号(最終号)の「表紙」と「目次」を公開します。


絵=Paul Cox


「スピン/spin」最終号となる第16号、刊行!
東京都新宿区神楽坂より、オールジャンルの雑誌「スピン」最終号となる第16号をお届けします。ポール・コックスさんの絵と共に「表紙」を飾るのは作家・恩田陸さんの「ことば」です。

「表紙」と「目次」の紙は、紙の専門商社・株式会社竹尾にご協力いただき、現在庫限りとなった紙や、新しい紙など、毎号違う「紙」を使用しております。

○表紙の紙=「プリマN - FS」*リニューアル
      https://takeopaper.com/items/paper/3005600
○目次の紙=「新だん紙 きらら 金」*現在庫限り
      https://takeopaper.com/items/paper/3209500

表紙はゆったりとした雲のような地模様と繊細な縦模様が掛け合わさったファインペーパー「プリマN - FS」、目次は和紙「檀紙」の皺模様を機械抄きで再現したファインペーパー「新だん紙 きらら」。優雅で柔らかい風合いの2つの紙でお届けします。手に取って、視覚・触覚でお楽しみください(本誌掲載「紙のなまえ」もあわせてご覧ください)。













ジャンルを超えた小説連載陣(一穂ミチさん、大森美香さん、恩田陸さん、桜木紫乃さん、澤田瞳子さん、堂場瞬一さん、平松洋子さん、藤沢周さん)はもちろん、最終号も注目の書き手による小説をお届けします。
「さあ、それでは、離散式を始めます」--十年ぶりに帰省した水乃。ひさしぶりの家族団欒の食事の席で突如告げられた「離散式」とは? 第16号は声優・斉藤壮馬さんの短篇「フェアウェル・パーティー」からスタートです。
初小説集『風を飼う方法』が話題の作家・小原晩さんは、短篇「看板」を発表。風景のように流れていく日常と、鮮やかな視点で切り取られた関係性--「観察」の物語をご堪能ください。
書評家の渡辺祐真さんが“小説”で「スピン/spin」に登場です! 舞台はゲーム会社HEPTA SOFT。プロデューサーの須藤は、同期の友人・伊関とともに新作ゲームを開発することになるのだが……ゲーム作家でもある著者ならではの視点と構成で生まれた小説「願わくばやりたいことをやって死ぬ」をお楽しみください。
詩人・和合亮一さんの初小説「ノックは猛烈に、夜中に。」を発表です。「それは己の内側に棲む獣のようなものであり、普段穏やかな彼には全くといって感じられないほど狂気じみた何かである」--時間も空間も超えて溢れ出す怒りの行方は……こちらもぜひ、ご注目くださいませ。
14号の「真夜中」に続き、「1テーマ・ジャンル横断企画」第2弾「勇者」をお届けします。
小説=金子玲介さん、詩=岩倉文也さん、短歌=榊原紘さん、俳句=松本てふこさん、エッセイ=伊藤亜和さん、絵=塩川いづみさん。「勇者」をテーマに6つのジャンルが奏でる世界に浸ってください。
歌人の岡本真帆さんが紡ぎ出す短歌の連作「レンチキュラー」は、視点が固定された世界から私たちを柔らかに解放してくれます!
エッセイは歌人・岡野大嗣さん、コトアム企画人・木村亮さん、宗教学者・島薗進さん、漫画家・寺沢大介さん、脚本家・劇作家の中島かずきさん、「オモコロ」ライター・ディレクターのマンスーンさんが登場。創作論や読書術、さらには告白(?)まで、多種多様な世界をお楽しみください。
作家・皆川博子さんの特別寄稿、写真と文で紡がれる沼田元氣さんのページも素敵です! ご一読ください。
創業140周年特別企画「140人・140冊・この1文」第4回が掲載です。
各選者がそれぞれの「河出の1冊」をセレクト。作中の「この1文」、作品への想いが込められた「コメント」と、デザイナーの寄藤文平さんによる描き下ろしイラスト「ふくろうさん」とともに発表します。バラエティに富んだ選者は、当社全従業員からの推薦をもとに人選・寄稿依頼をいたしました。
第4回の選者は下記の20名の方々です(敬称略)。
【選者=梅崎実奈(書店員)/梶野光弘(書店員)/狩野大樹(書店員)/川野芽生(作家・歌人)/喜多義治(古書ドリス 店主)/木野寿彦(作家)/纐纈望(書店員)/合田ノブヨ(コラージュ作家)/好事家ジェネ(YouTuber)/今野真(古本 水中書店 店主)/白井智之(作家)/儒烏風亭らでん(VTuber)/高頭佐和子(書店員)/高村志保(今井書店 店主)/茸本朗(野食ハンター)/梨(作家)/野上由人(NICリテールズ)/hacchi(ゲーム実況者)/福原夏菜美(書店員)/蓑田沙希(古本と肴 マーブル 店主)/絵・ロゴ=寄藤文平(文平銀座)】







読書猿さん(独学者)の連載「複合バイアス──連鎖・併発・ループする認知バイアス」第3回も刺激的です!
最果タヒさんがキャラクターに捧げる「詩」の連載「キャラクターの血のみずうみに、ぼくの瞳が映ってる」最終回は「ガラスの仮面詩集」です。
「コラム 日々」には、俳優の太田緑ロランスさんにご寄稿いただきました。
「本の話」最終回には本誌デザイナーの佐々木暁さんが登場です。「スピン/spin」創刊秘話、デザイン秘話をお楽しみください。
さらに斉藤壮馬さんの異色の連載エッセイ「書を買おう、街へ出よう。」、渡辺祐真さんの連載「詩歌の話」に加えて、好評連載書評「絶版本書店 手に入りにくいけどすごい本」では編集者の戸川安宣さん、哲学者の永井玲衣さんが「絶版本」への熱い思いを語ります。
「紙の話」は特別編でお届け。本誌とずっと伴走してくださった株式会社竹尾の会長・竹尾稠さんに、ライターの武田砂鉄さんが迫ります。

2022年7月に創刊を発表、9月からスタートした「スピン/spin」も今号で終刊となります。
本誌にご寄稿いただきましたすべての著者、そしてすべての読者に感謝いたします。
また別の形で皆様に「読書」をお届けしたいと思っております。
本当にありがとうございました。

「スピン/spin」編集担当一同


★当初から16号限定でスタートしたこともあり、連載が終了していない作品もございます。連載情報・書籍化情報につきましては「スピンのX」(https://x.com/kawade_spin)、「WEBスピン」(https://spin.kawade.co.jp/)にてご案内いたしますので、ぜひご覧ください。
★「スピン/spin」終刊記念イベントが7月17日(金)18時30分より開催予定です。場所は千代田区神田錦町にある株式会社竹尾 見本帖本店2階。詳細は別途ご案内いたしますので、ぜひご参加ください。


[短篇]
・小原晩        看板
・斉藤壮馬       フェアウェル・パーティー
・和合亮一       ノックは猛烈に、夜中に。
・渡辺祐真       願わくばやりたいことをやって死ぬ
[特別企画]勇者
・絵=塩川いづみ
・小説=金子玲介     平和
・短歌=榊原紘      勇者
・詩=岩倉文也      勇者の沈黙
・俳句=松本てふこ    告発
・エッセイ=伊藤亜和   勇者になるには
[エッセイ]
・岡野大嗣       「ひとりごと」と「ひとりよがり」
・木村亮        雨にうたえば
・島薗進        宮沢賢治とゴッホと星月夜--さそりと糸杉
・寺沢大介       積読を消化する
・中島かずき      “物語”を語るということ
・マンスーン      パソコンが喋ることは難しい
[写真と文]
・沼田元氣       スピンと栞の小話
[特別寄稿]
・皆川博子       フィナーレのあとに
[短歌]
・岡本真帆       レンチキュラー
[創業140周年特別企画/140人・140冊・この1文]第4回
・選者=梅崎実奈/梶野光弘/狩野大樹/川野芽生/喜多義治/木野寿彦/纐纈望/合田ノブヨ/好事家ジェネ/今野真/白井智之/儒烏風亭らでん/高頭佐和子/高村志保/茸本朗/梨/野上由人/hacchi/福原夏菜美/蓑田沙希
・絵+ロゴ=寄藤文平(文平銀座)
[連載小説]
・一穂ミチ       ハイランド美星ヶ丘(第16回)
・大森美香       花と葉(第14回)
・恩田陸        そして金魚鉢の溢れ出す午後に、(最終回)
・桜木紫乃       だから(後篇)
・澤田瞳子       おぼろ影(第5回)
・堂場瞬一       連作 罪と罪(最終回)
・平松洋子       ササエさん(第3回)
・藤沢周        利休残照(最終回)
[連載詩] 最終回
・最果タヒ       キャラクターの血のみずうみに、ぼくの瞳が映ってる――ガラスの仮面詩集
[連載論考]第3回
・読書猿        複合バイアス──連鎖・併発・ループする認知バイアス
[連載書評/絶版本書店  手に入りにくいけどすごい本]
・戸川安宣       絶版本で思い出すこと
・永井玲衣       本棚が光っている
[本の話]最終回
・佐々木暁       スピンのこと
[紙の話]最終回 特別編
武田砂鉄の竹尾稠さんインタビュー   「紙も“コク”だと思うのです」
[詩歌の話/詩歌の楽園  地獄の詩歌]最終回
・渡辺祐真       詩の世界一周ツアーの振り返り
[連載エッセイ/書を買おう、街へ出よう。]最終回
・斉藤壮馬       「フィクションはぼくらの中に」
[コラム 日々]
・太田緑ロランス
[紙のなまえ]

[WEBスピン連載作品]
・佐々木譲「路上の輝き」 https://spin.kawade.co.jp/reading/4379/
・内田博仁「自閉症のぼくは小説家」 https://spin.kawade.co.jp/reading/4310/

「スピン/spin」第16号 書誌情報
■誌名/号数:スピン/spin 第16号
■雑誌コード:07822-04(文藝2026年夏季号増刊)
■定価:330円(税込)
■仕様:A5判/並製・平綴じ/240P
■発売日:2026年6月29日(月)
■ブックデザイン:佐々木暁
■装画:ポール・コックス(Paul Cox)
■本文挿画:塩川いづみ http://shiokawaizumi.com
■協力:株式会社竹尾 https://www.takeo.co.jp
■書誌ページ
https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309980942/
■「スピン/spin」Webページ
https://spin.kawade.co.jp/
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