指紋認証リーダー2種を発売

エレコムは、Windows PC向けの指紋認証リーダー2種を発売している。パスワードを入力することなく、指をセンサーにタッチするだけで瞬時にログインできるのが特徴。価格はオープンで、実勢価格はノートPC向けの「CR-FI01UBK」が7480円、デスクトップPC向けの「CR-FI50UBK」が8980円。

指を当てるだけでログイン完了、Web認証にも対応

近年、パスワードの流出や不正アクセスが増加しており、安全な認証手段として指紋認証や顔認証などの「生体認証」が注目を集めている。とはいえ、全てのPCに指紋センサーや対応カメラが搭載されているわけではない。

今回の製品は、既存のPCでも手軽にセキュリティーを強化できるアイテムとして登場。Windows Helloに対応しており、PCへのサインインだけでなく、対応Webサイトへのログインも指紋で行うことができる。

注目すべきは「パスキー」に対応している点。従来のID・パスワード管理の手間を削減しつつ、安全性の高いログインを実現できる。「覚える」「入力する」というストレスから解放されることで、日々のPC作業がスムーズになるのは大きなメリットだ。

指紋データをデバイス内で照合する「MoC(Match-on-Chip)認証方式」を採用。指紋データがPC側に送信されることがなく、万が一の情報漏えいリスクを大幅に低減できる。認証精度も高く、他人受入率は0.001%以下、本人拒否率は1.7%以下。360度どの方向からでも読み取り可能なため、スピーディかつストレスのない認証体験を提供する。

今回発売されたのは、利用シーンに応じて使い分けられる2モデル。ドングルタイプ(持ち運び向け)のCR-FI01UBKは、コンパクトでノートPCに挿しっぱなしでも邪魔にならない設計。外出先や出張時にも便利だ。

有線独立タイプ(据え置き向け)のCR-FI50UBKは、ケーブル接続によって使いやすい位置で操作可能。磁石付きでデスクなどに固定できるため、オフィス用途に最適となっている。

どちらも最大10件まで指紋を登録でき、複数人での共有や用途に応じた使い分けにも対応する。

また、Microsoftの認証を取得したチップを採用しており、Windows 10/11搭載PCに接続するだけでWindows Helloの利用が可能。難しい設定不要で導入できる点も、幅広いユーザーにとって大きな魅力だ。

パスワード管理の煩雑さとセキュリティーリスクを同時に解決する、今回の指紋認証リーダー。特別なPCを用意することなく、生体認証による安全で快適なログイン環境を構築できそうだ。