リビングに置きたい大型テレビ 何が売れてる? 5月の販売台数トップ3をチェック【BCNランキング】

全国の主要家電量販店・ネットショップから実売データを毎日集計しているPOSデータベース「BCNランキング」。今回は5月に売れた大型テレビをランキング形式で紹介する。

50型台がボリュームゾーン 50型以上の販売台数をチェック!

まずは5月の薄型テレビ市場についてチェックしてみよう。BCN総研の大嶋敬太アナリストによると、画面サイズ帯別の販売台数構成比では、50型台が29.4%と全サイズ帯で最も高い構成比を占めているとのこと。

50型以上は「大型テレビ」に分類されることが多く、リビングなどに設置しても大画面を楽しめる。この点は小ぶりなモニターとは違ったテレビの魅力ともいえるだろう。そこで、今回のランキングでは「50型以上の薄型テレビ(液晶+有機EL)」を対象に販売台数を集計した。

第3位 シャープ「AQUOS 4K HN2ライン 50V型」(4T-C50HN2)

3位にランクインしたのはシャープAQUOSの4Kテレビ「4T-C50HN2」だ。AIプロセッサーを採用した新開発の画像処理エンジン「Medalist S6」によって、映像と音を自動調整する「AIオート」をはじめとしたAI機能を搭載。アニメやネット動画にもAI最適化が加わるのでジャンル問わずきれいな映像を楽しめる。また、リフレッシュレートは120Hzと素早い動きでも、滑らかな映像表現が可能。ゲームも楽しめそうだ。

第2位 TVS REGZA「M5 series M550R」(50M550R)

2位はTVS REGZAの50V型の4K液晶テレビ「50M550R」となった。新世代の映像処理「レグザエンジンZR」を搭載することで高画質な映像を可能としている。全面直下型LEDパネルを採用し、明るさやコントラストに優れている点も特徴だ。好きなタレントの出演番組がすぐに見つかる「ざんまいスマートアクセス」など、便利な機能も多数搭載する。

第1位 TVS REGZA「Z8 series Z875R」(55Z875R)

トップに輝いたのはTVS REGZAの55V型の4K Mini LED液晶テレビ「55Z875R」だ。高輝度Mini LED液晶と量子ドット技術で鮮やかな映像を表示でき、新世代AIエンジン「レグザエンジンZRα」はシーンごとに最適な高画質処理を実行できる。音響でも「重低音立体音響システムZ」を採用し、迫力のある立体的なサウンドを響かせる。録画予約なしで番組をさかのぼって視聴できるタイムシフトマシンが使えるのも特徴だ。

【アナリストの視点】

今回のランキングについて、大嶋アナリストはトップ3が「55型、50型、50型」になったことに着目しているという。

「1位の『55Z875R』が採用するMini LEDは、画面背面の光源をより細かく分割制御できる技術で、コントラスト表現に強みを持つ。一方、2位・3位の直下型バックライトは、光源の制御方式こそMini LEDとは異なるものの、画質処理エンジンやAI技術を組み合わせることで、高画質を実現している」。

「いずれも、50~55型のテレビだった点も注目だ。近年は60型以上への大型化志向が進んでいるものの、50型台は『大きすぎず設置しやすい』『価格と迫力のバランスが良い』といった点が支持を集めているとみられる。一般的なリビングの広さや視聴距離を踏まえると、多くの家庭にとって『ちょうどいいサイズ』として定着しつつあるといえそうだ」。

※「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからPC本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計しているPOSデータベースで、日本の店頭市場の約4割(PCの場合)をカバーしています。