ビューティーとファッションから学ぶ、持続可能な生産・消費のあり方

オルビス株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:山口裕絵、以下:オルビス)は、株式会社ZOZO(本社 : 千葉県千葉市 代表取締役社長兼CEO : 澤田 宏太郎、以下:ZOZO)と共同で、2026年6月17日(水)に、千葉大学教育学部附属中学校の学年混合の生徒25名を対象に、「もったいない」をテーマとした特別講義を開催しました。
 本講座は、同校で実施されている探究学習の一環として行われたもので、ビューティーとファッションを題材に、「つくる」側のオルビスと「売る」側のZOZOそれぞれの視点から、持続可能な生産・消費のあり方について学ぶ機会を提供しました。近年BtoBでの販路を拡大するオルビスと、ファッションECを通じて新たな購買体験の創出に取り組むZOZO。両社が実践する環境配慮の取り組みを紹介するとともに、生徒たちが自ら未来に向けたアクションを考える機会を創出しました。







講義の総括 | 身近な「おしゃれ」から考える、持続可能な生産と消費のあり方                                                                                         

講義中は、生徒たちから積極的な質問や意見が寄せられました。また、最後には「自分たちにできる、もったいないを減らす行動」について発表する時間を設け、日常生活の中で実践できる工夫や新たなアイデアが数多く共有されました。
「引き算の美」パートナー企業とともに取り組む、本当に必要な価値を見極めるものづくり
オルビス株式会社 商品企画部・プロダクトデザイングループ グループマネジャー 小林 洋巳(こばやし ひろみ)は、デザインの力で資源の「もったいない」を減らす工夫について紹介しました。人気商品「オルビス リンクルブライトUV プロテクター」などを例に開発パートナー企業と共に行った工夫をレクチャー。パッケージを従来品より一回り小さく設計することで資源使用量を削減し、さらに配送時の段ボール箱のサイズ最適化にもつなげたプロダクトデザインの考え方を解説しました。見た目の美しさや機能性だけでなく、環境配慮も叶えるものづくりの姿勢や、本当に必要なものを見極める“引き算の視点”を持つことが大切であることを伝えました。
選びやすさ向上や循環のしくみづくりで、買い物体験の向上と環境負荷低減を両立
株式会社ZOZO ソーシャルフレンドシップ部 FFYブロック 李 銀珠(り うんじゅ)は、計測技術の活用や衣料品循環のしくみづくりなどを通じた、オンラインショッピングにおける「もったいない」を減らす取り組みについて紹介しました。
例えば、「ZOZOMAT」で自分に合った靴のサイズ選びをサポートし、物流コストや梱包資材の使用を抑制、環境負荷低減にもつなげていることや、下取りサービス「買い替え割」を通じて新品と古着がZOZOTOWN上で循環する仕組みを構築し、廃棄の抑制につなげていることなどを紹介し、企業が消費者のより良い選択を支える役割について伝えました。
講義を受けた生徒からは、「普段使っている商品は、たくさんの人が関わり、考えを重ねながらつくられていることを知った。ものづくりの裏側にある工夫を知ることができた」といった、商品を「つくる」側への理解を深める声が寄せられました。
また、「環境に配慮したサービスで、私たちがより良い行動をしやすくなることを学んだ。自分にできる取り組みも考えていきたい」といった、商品を「売る」側の役割を知り、自分自身の消費行動を考えるきっかけになったという声も聞かれました。

今後の展望                                                     

オルビスは、持続可能な社会の実現には、企業単独ではなくサプライチェーンや異業種との連携が重要であると考えています。今回のZOZOとの取り組みは、ビューティーとファッションという異なる業界が協力し、次世代への環境教育を行う新たな挑戦となりました。今後もオルビスは、多様なパートナーとの共創を通じて、生活者に身近なテーマからサステナビリティを考える機会を創出し、環境と社会の両面で持続可能な未来づくりに貢献していきます。


タイパ・コスパを重視する若年層 中学生が考える「もったいない」とは?                                                                                     

生徒たちが考えた「生活の中のもったいない」の中には、「使用頻度が少ない学校施設を有効活用する方法」や、「SNSに費やしてしまう時間を有意義に使う方法」など、モノに限らず、空間や時間にまで視点を広げたさまざまなアイデアが発表されました。近年、「もったいない」という言葉は、限りある資源を大切に使うという意味だけでなく、時間やお金、労力など、身の回りにあるさまざまな価値を大切にする考え方へと広がっています。今回の講義は、生徒自身が自分たちの生活と結びつけながら、持続可能な消費について考える機会となりました。

受講した生徒たちの声   

・普段使っている商品は、たくさんの人が携わり、考えを重ねながらつくられていることを知りました。自分たちにもできる取り組みがある一方で、自分たちだけでは解決が難しい「もったいない」もあると感じました。企業が商品やサービスを工夫することで、私たちがより良い選択をしやすくなることを学びました。
・「もったいない」をテーマにしたゼミに所属していることもあり、元々ごみの分別や兄弟で服を譲り合うなど、環境を意識した行動をしていました。今回、企業のお話を聞いて、自分たちが普段気づいていないところでも環境への配慮や「もったいない」を減らす努力が行われていることを知りました。インターネットで調べるだけでは分からないことを直接聞くことができ、とても貴重な経験になりました。今後も日々の生活の中で、自分にできることを意識していきたいです。

講師のコメント                                              



オルビス株式会社
商品企画部・プロダクトデザイングループ

グループマネジャー 小林 洋巳(こばやし ひろみ)
20年にわたり、ポーラオルビスグループの化粧品パッケージデザインに取り組む。「オルビスユーシリーズ」や「オルビス ディフェンセラ」(特定用保険食品)といったブランドを代表するアイテムのデザインを担当。
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今回は生徒たちに知識を届ける立場で講義をしましたが、むしろ私自身の方が多くの気づきをいただく機会となりました。若い世代ならではの視点や率直なリアクションを直接いただけて、大変ありがたく思います。
 講義の中で紹介した取り組みは、実は社内では「当たり前」と思われていることばかり。しかし、生徒たちの反応を通じて、その工夫が本来持つ価値の伝え方について改めて考えるきっかけになりました。
 講義では「引き算の美」という考え方にもふれましたが、本当に必要なものを見極める視点が、これからの生徒たちの暮らしの選択につながっていけば嬉しく思います。今回いただいた生徒たちの声を、今後の商品づくりにも生かしていければと思います。






株式会社ZOZO
ソーシャルフレンドシップ部
Future For Youブロック 李 銀珠(り うんじゅ)

ZOZOへ営業職として中途入社後、社内公募制度を利用しCI本部へ異動。現在はFFYブロックに所属し、出前授業や職場体験の企画・運営をはじめとする次世代に向けた教育支援を担当。
※FFY:「FUTURE FOR YOU」
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今回の講義では、ZOZOとオルビスが、それぞれ異なる立場から「もったいない」について考えることで、商品が生まれてから生活者の手に届くまでの過程や、その背景にある工夫を伝えることができました。
生徒のみなさんからは、日常生活の中で実践できるさまざまなアイデアが寄せられ、私たちにとっても新たな気づきや学びを得る貴重な機会となりました。
 今後も、プラットフォーマーとして、さまざまなステークホルダーとのつながりを活かしながら、次世代が環境課題について考え、自分にできる行動を見つけるきっかけづくりに取り組んでいきます。




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