株式会社ワーク&ケアバランス研究所が「ケアラーにおける自己犠牲と内観に関する実態調査」を実施!

ケアラーのためのオンラインコミュニティ「ケアラーズ・コンシェル」を提供する株式会社ワーク&ケアバランス研究所(本社:東京都渋谷区、代表取締役:和氣 美枝)は、家族の介護をしている30代~60代の男女を対象に「ケアラーにおける自己犠牲と内観に関する実態調査」を実施しました。この調査から、家族の介護をしている30代~60代の男女における、自身の自由時間や内観時間の確保状況、介護生活における本音を吐き出す機会の実態、自身の本心と向き合うことへの意識などが明らかになりました。
<背景>
世間ではジャーナリング(書く内観)やマインドフルネスなど、自分と向き合うトレンドが流行しています。しかし、日々家族の介護に奔走する「ケアラー」たちは、こうしたトレンドから最も遠い場所に置かれている可能性があります。ケアラーの多くが「自分はどうしたいか」という内観の時間を失い、旅行や語学学習といった自身の人生の希望を諦めざるを得ない「自己犠牲」の状況に陥っていると考えられます。そこで、株式会社ワーク&ケアバランス研究所は、家族の介護をしている30代~60代の男女を対象に「ケアラーにおける自己犠牲と内観に関する実態調査」を実施しました。
<調査サマリー>
・家族の介護をしている30代~60代の男女の8割以上が、日々の生活の中で自分のためだけに使える自由な時間を十分に確保できていないと回答
・家族の介護をしている30代~60代の男女の4割以上が、1日のうち「自分は今どうしたいか」や「自分の未来」について純粋に考える、自分自身と向き合う時間を10分も作れていない
・介護を理由に諦めてしまった主なことは、「旅行」や「趣味(推し活など)・娯楽」
・家族の介護をしている30代~60代の男女の55%以上が、日々の介護生活におけるストレスや不安、自分の心の声や本音を客観的に言葉にする機会が「全くない」「あまりない」と回答
・日々の介護生活におけるストレスや不安、自分の心の声や本音を客観的に言葉にする機会がない主な理由は「話しても解決しない・理解されないと思うこと」や「誰に話せばいいかわからないこと」
・家族の介護をしている30代~60代の男女の6割以上が、自身の本音を可視化し、向き合うことができる場所や仕組みがあれば、日々の生活や介護に対する気持ちは「前向きになる」と回答
<調査概要>
調査日:2026年6月19日
調査方法:インターネット調査
調査対象:家族の介護をしている30代~60代の男女
調査人数:331名
モニター提供元:RCリサーチデータ
※回答比率は小数点第二位を四捨五入しているため、回答比率の合計は100.0%にならない場合があります。
家族の介護をしている30代~60代の男女の8割以上が、日々の生活の中で自分のためだけに使える自由な時間を十分に確保できていないと回答
まず、「自身は日々の生活の中で、自分のためだけに使える自由な時間(趣味、リフレッシュ、自己投資など)を十分に確保できているか」を尋ねる設問への回答では、1位が「十分ではないが、ある程度は確保できている」で42.0%、2位が「あまり確保できていない」で31.7%、3位が「十分に確保できている」で18.4%、4位が「全く確保できていない」で7.9%という結果になりました。1位、2位、4位の各回答の比率を合計すると81.6%となり、この結果から、家族の介護をしている30代~60代の男女の8割以上が、日々の生活の中で自分のためだけに使える自由な時間を十分に確保できていないことが判明しました。

家族の介護をしている30代~60代の男女の4割以上が、1日のうち「自分は今どうしたいか」や「自分の未来」について純粋に考える、自分自身と向き合う時間を10分も作れていない
次に、「自身は1日のうち、『自分は今どうしたいか』や『自分の未来』について純粋に考える、自分自身と向き合う時間(内観時間 ※日記やジャーナリングの時間を含む)をどのくらい作れているか」を尋ねる設問への回答では、1位が「1時間以上」で25.7%、2位が「全く作れていない」で19.6%、3位が「10分~30分未満」で18.1%という結果になりました。「1時間以上」という回答が最多である一方、「5分~10分未満」「5分未満」「全く作れていない」の各回答の比率を合計すると40.2%となり、この結果から、家族の介護をしている30代~60代の男女の4割以上が、1日のうち「自分は今どうしたいか」や「自分の未来」について純粋に考える、自分自身と向き合う時間を10分も作れていないことが明らかになりました。

介護を理由に諦めてしまった主なことは、「旅行」や「趣味(推し活など)・娯楽」
続いて、「自身が介護を理由に、一時的または完全に諦めてしまった(諦めざるを得なかった)ことは何か」を尋ねる設問への回答では、1位が「旅行」で40.5%、2位が「趣味(推し活など)・娯楽」で39.3%、3位が「諦めたことはない」で30.5%という結果になりました。この結果から、介護を理由に諦めてしまった主なことは、「旅行」や「趣味(推し活など)・娯楽」であることがわかりました。

家族の介護をしている30代~60代の男女の55%以上が、日々の介護生活におけるストレスや不安、自分の心の声や本音を客観的に言葉にする機会が「全くない」「あまりない」と回答
また、「日々の介護生活におけるストレスや不安、自分の心の声や本音を客観的に言葉にする(誰かに話す・ノートなどに書き出すなど)機会はあるか」を尋ねる設問への回答では、1位が「少しはある」で33.5%、2位が「全くない」で28.7%、3位が「あまりない」で27.8%という結果になりました。「少しはある」という回答が最多である一方、2位と3位の各回答の比率を合計すると56.5%となり、この結果から、家族の介護をしている30代~60代の男女の55%以上が、日々の介護生活におけるストレスや不安、自分の心の声や本音を客観的に言葉にする機会が「全くない」「あまりない」と回答したことが判明しました。

日々の介護生活におけるストレスや不安、自分の心の声や本音を客観的に言葉にする機会がない主な理由は「話しても解決しない・理解されないと思うこと」や「誰に話せばいいかわからないこと」
次に、日々の介護生活におけるストレスや不安、自分の心の声や本音を客観的に言葉にする機会がないと回答した人を対象に「日々の介護生活におけるストレスや不安、自分の心の声や本音を客観的に言葉にする機会がない理由」を尋ねる設問への回答では、1位が「話しても解決しない・理解されないと思う」で54.0%、2位が「誰に話せばいいかわからない」で32.6%、3位が「忙しくて気持ちを整理する余裕がない」で32.1%という結果になりました。この結果から、日々の介護生活におけるストレスや不安、自分の心の声や本音を客観的に言葉にする機会がない主な理由は「話しても解決しない・理解されないと思う」や「誰に話せばいいかわからない」といった点であることがわかりました。

家族の介護をしている30代~60代の男女の6割以上が、自身の本音を可視化し、向き合うことができる場所や仕組みがあれば、日々の生活や介護に対する気持ちは「前向きになる」と回答
調査の最後、家族の介護をしている30代~60代の男女を対象に「もし、自身の『ありたい・なりたい・やりたい』という本音を可視化し、自分自身と向き合うことができる場所や仕組みがあれば、日々の生活や介護に対する気持ちは前向きになると思うか」を尋ねる設問への回答では、1位が「ややそう思う」で47.7%、2位が「あまりそう思わない」で31.4%、3位が「非常にそう思う」で14.8%という結果になりました。1位と3位の各回答の比率を合計すると62.5%となり、この結果から、家族の介護をしている30代~60代の男女の6割以上が、自身の「ありたい・なりたい・やりたい」という本音を可視化し、自分自身と向き合うことができる場所や仕組みがあれば、日々の生活や介護に対する気持ちは、程度の差こそあれ、「前向きになる」と回答したことが明らかになりました。

<まとめ>
今回の調査により、家族の介護をしている30代~60代の男女の8割以上が、日々の生活の中で自分のためだけに使える自由な時間を十分に確保できていないことが明らかになりました。また、家族の介護をしている30代~60代の男女の4割以上が、1日のうち「自分は今どうしたいか」や「自分の未来」について純粋に考える、自分自身と向き合う時間を10分も作れておらず、家族の介護をしている30代~60代の男女が介護を理由に諦めてしまった主なことは「旅行」や「趣味(推し活など)・娯楽」であることがわかりました。さらに、家族の介護をしている30代~60代の男女の55%以上が、日々の介護生活におけるストレスや不安、自分の心の声や本音を客観的に言葉にする機会が「全くない」「あまりない」と回答しており、その主な理由は「話しても解決しない・理解されないと思うこと」や「誰に話せばいいかわからないこと」であることも判明しました。また、家族の介護をしている30代~60代の男女の6割以上が、自身の本音を可視化し、向き合うことができる場所や仕組みがあれば、日々の生活や介護に対する気持ちは「前向きになる」と回答したことが明らかになりました。
本調査で明らかになった、「自身の時間」や「本音を話す機会」の不足に対し、株式会社ワーク&ケアバランス研究所の「ケアラーズ・コンシェル」は、介護者が自分らしく生きるための支援を行います。本サービスは、介護によって失われがちな、自身の「ありたい・なりたい・やりたい」を諦めないためのオンラインコミュニティサービスです。1日1つの質問に答える内省記録「マイストーリー」や、会員限定の交流コミュニティ、個別のチャット相談などを提供しています。この安心できる空間でのやり取りを通じて、介護者が本当の気持ちと向き合い、前向きに日々を過ごせるようサポートします。
<監修者>

株式会社ワーク&ケアバランス研究所
ケアラーズ・コンシェル運営管理責任者
和氣 美枝(わき みえ)
認知症のある実母と同居生活を送る介護歴20年超の現役の介護者です。介護離職転職を繰り返しているさなか、ケアラー支援に人生を救われました。ケアラー支援を日本に広め、必要な人に届けるためにケアラーによるケアラーのためのケアラー支援に取り組む唯一無二の存在です。ケアラーが自らの人生を自ら決めることができ、健康で文化的な生活を営むための人権を尊重される存在になれるよう日々奔走しています。
調査実施会社
株式会社ワーク&ケアバランス研究所
所在地:〒151-0053 東京都渋谷区代々木1-25-5 BIZ SMART 代々木407
代表取締役:和氣 美枝
事業内容:介護者支援事業
URL:https://carers-concier.net/
ケアラーズ・コンシェル
株式会社ワーク&ケアバランス研究所が運営する「ケアラーズ・コンシェル」は、「ケアラー」が孤立せず、自分らしい人生を歩むことを支援するオンラインコミュニティサービスです。ケアラー同士の情報交換や、専門家による各種相談サポートを提供しています。詳細は以下をご覧ください。
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