2025年4月から始まった自身2度目となる全国47都道府県ツアー「FUTATABI」。全67公演、観客動員数は約14万5000人。1年以上に及ぶ藤井フミヤの唄の旅が、7月12日、東京国際フォーラムにて無事に幕を閉じた。

開演と同時に照明が落ちると、ファンたちの手元のブレスレットが星のように光り、歓喜の拍手と歓声が湧き起こる。ドラムが鳴り響く中、黒スーツに黒ハットを被った藤井フミヤが颯爽と登場。「ツアー最終日。嬉しいというか寂しい気持ちが大きい」と挨拶し、チェッカーズ、F-BLOOD、そしてソロのヒット曲を中心に全24曲を披露。中盤の「TRUE LOVE」「素直にI’m Sorry」、そしてバラード曲の後半、夜の闇から浮かび上がるように始まった「Another Orion」では涙を拭う観客の姿も。終盤に差し掛かると、「最後は8ビートで盛り上がろうぜ!」と、「ギザギザハートの子守唄」を皮切りに「ジュリアに傷心」などチェッカーズ時代のロックンロールナンバーが会場を一気に賑わせ、手拍子に掛け声、一体感のある振り付けで最高潮の盛り上がりを見せる。最後は大量の金銀テープが客席に放たれ、ツアーの終わり、幕が降りるような演出。フミヤコールが鳴り止まない中、「Song for U.S.A.」から始まったアンコールでは、「みんなが生きているうちはまだ歌ってるから、何度でも会いに来てください」とファンに呼びかけ、バンドメンバーらと缶ビールを片手に、「みんなに乾杯!」と会場全員で乾杯し、ツアー完走を讃えた。「終わりだ。でも、終わったということは、始まりだ!」と、ここで新曲「ココロ」を披露。最後まで圧倒的な歌唱力とパフォーマンスで歌い上げた。
終演後、大勢集まったマスコミに囲まれ取材に応じたフミヤ。ツアーを終えた感想を聞くと「長かったけれど、こちら側から各地に出向くことで、いう手応えを感じた。ファンの人たちと1年間一緒にいた感覚でしたね。」と嬉しそうに振り返る。前日(11日)に誕生日を迎えたフミヤに、長きにわたってパワフルに歌い続けるコツを尋ねると「真面目に生きるしかないですね」と笑わせ、「ステージに立つことがアンチエイジングになっている気がする。常に健康体でいないと、気持ちよく歌えないので」と語りながらも、いつでも最高のパフォーマンスを見せようとするフミヤのファンへの思いにも感じ取れた。今後の抱負については「健康でステージの上で歌えれば、もう何もいらないですね」といつまでも続くファンとの絆を噛み締めた。

「終わりは始まりだ」という言葉の通り、既に新しい旅が始まろうとしている。2026年10月、大阪城ホール、そして日本武道館にて、360度全方向からのアリーナライブ「藤井フミヤARENA LIVE 2026 360°」を開催する。ライブの見どころについて「2周完走した全国ツアーを合体させた集大成のような、ヒットソングをふんだんに織り交ぜたライブになる。360度の円形ステージって、倍近く疲れるから気合いを入れないと。真面目に生きていきます」と笑った。10月、センターステージならではの迫力ある特別なライブが待ち遠しい。藤井フミヤの挑戦の旅はまだまだ続きそうだ。
藤井フミヤ ARENA LIVE 2026 360°
Vocal : 藤井フミヤDrums : 大島賢治、Bass : 山田“Anthony”サトシ、Guitar : 沢頭たかし、Keyboards : 櫻田泰啓
Sax,Guitar:藤井尚之
2026年10月10日(土)開演17:30 大阪城ホール
キョードーインフォメーション 0570-200-888 (12:00-17:00 ※土日祝休業)
2026年10月17日(土)開演16:30、10月18日(日)開演16:00 日本武道館
キョードー東京 0570-550-799 (平日11:00-18:00 ・土日祝10:00-18:00 )
藤井フミヤ公式ホームページ https://www.fumiyafujii.net
(撮影:平野タカシ/テキスト:夕月美奈/広報:キョードーメディアス)
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