XR Meetup Kagoshima・鹿児島県日置市と「XR Kaigi Hub 福岡 2026」に共同出展。生徒の活動成果と学校現場の最新状況、スマートグラス・メタバースによる文化継承の実践を紹介

学校法人希望が丘学園 鳳凰高等学校(所在地:鹿児島県南さつま市、校長:中野新二)は、2026年7月8日(水)にアクロス福岡で開催された「XR Kaigi Hub 福岡 2026」において、鹿児島のXRコミュニティ「XR Meetup Kagoshima」および鹿児島県日置市と共同出展しました。
共同ブースでは「教育×伝統文化×XR・AI」をテーマに、メタバース空間「ネオ日置」での太鼓踊り鑑賞、スマートグラス「Even G2」を活用した文化財の拡張鑑賞、AIエージェントと複数のスマートグラスを組み合わせた体験展示を実施。鳳凰高等学校が地域や外部コミュニティと進める、デジタル技術を活用した探究学習と地域文化の継承に向けた取り組みを紹介しました。

生徒がUnreal Engineで制作した海洋教育コンテンツ「XR深海魚仕分け人」を体験する来場者
鹿児島発の「教育×伝統文化×XR・AI」を福岡で発信
「XR Kaigi Hub」は、XR・メタバース・AI分野に携わる企業、教育機関、自治体、クリエイターなどが集い、地域でのビジネスマッチングと知見共有を目指すイベントです。「XR Kaigi Hub 福岡 2026」は、2026年7月8日にアクロス福岡で開催され、セッションと展示を通じて、XR・AI・スマートグラスの活用事例や最新動向が共有されました。
セッション登壇の様子

Mogura VR 編集長 久保田瞬氏
今回の共同出展では、地域の文化資源をデジタル技術で記録・表現し、学びや交流につなげる鹿児島での実践を紹介しました。鳳凰高等学校からは中村太悟が参加し、本校におけるXR・メタバースを活用した教育活動や、地域・企業・コミュニティとの連携について来場者へ説明しました。
学校内での学びにとどまらず、教育現場で得られた知見を地域外のXR関係者と共有することで、新たな連携や実践へつなげる機会となりました。

鳳凰高等学校におけるXR・メタバースを活用した生徒の作品および教育活動を紹介
共同ブースで実施した主な体験展示
1. XR×AIを通じて主体的に学びを深める鳳凰高校の生徒たちの制作成果共同ブースでは、生徒がUnreal Engineを用いて制作した海洋教育コンテンツ「XR深海魚仕分け人」や、校内の風景を手掛かりに場所を推測するオリジナルの位置当てゲームを体験展示しました。
来場者には実際に作品を操作していただき、生徒が企画から制作まで主体的に取り組んだ成果を紹介しました。デジタル技術を使うこと自体を目的とせず、身近な環境や社会的なテーマへの関心を学びにつなげ、自らのアイデアを体験型コンテンツとして表現する本校における活動成果を発信しました。

生徒がUnreal Engineで制作した海洋教育コンテンツ「XR深海魚仕分け人」

校内の風景から場所を推測する、生徒制作の位置当てゲーム
2. メタバース「ネオ日置」で体験する地域の伝統文化
日置市のメタバース空間「ネオ日置」を活用し、地域に受け継がれてきた太鼓踊りを鑑賞する体験を紹介しました。時間や距離に左右されにくいメタバースの特性を生かし、地域文化に触れる入口を広げるとともに、若い世代が地域の歴史や文化を主体的に学ぶための活用可能性を提案しました。

「ネオ日置」の太鼓踊りワールドを体験展示

メタバース空間「ネオ日置」で地域の太鼓踊りを鑑賞
3. 「Even G2」による文化財の拡張鑑賞
スマートグラス「Even G2」を用い、文化財の実物や展示物にデジタル情報を重ねて鑑賞する体験を実施しました。日置市の文化財を目の前にしながら、その背景や見どころを自然な視界の中で確認できる体験を通じて、XRが文化理解を深める手段となり得ることを紹介しました。

スマートグラス「Even G2」を装着して体験

スマートグラスを活用し、文化財に関する情報を重ねて鑑賞
4. 鹿児島の名所を3DGSで見る体験展示
鹿児島の風景や名所を、3DGSで立体的に見られる展示です。3DGS(3D Gaussian Splatting)は、写真や動画から現実の場所を3D空間として再現する技術です。今回は、南さつま市の砂の祭典など鹿児島の名所を3DGSで再構成し、専用グラス越しにボード上の3Dコンテンツが立体的に見えるデバイス「Tilt Five」で体験を提供しました。

立体的に表示された鹿児島の名所を楽しむ来場者

「Tilt Five」と3DGSを組み合わせた体験イメージ
5. AIエージェントと複数のスマートグラスを組み合わせた体験
AIエージェントと複数種類のスマートグラスを組み合わせて開発したアプリの体験展示では、機器ごとの特徴や、教育・観光・地域案内などへの応用可能性を来場者に体験していただきました。

複数のスマートグラスを体験展示している様子

AIエージェントとスマートグラスを組み合わせた体験展示

Fable × Codex × Even G2の体験展示
鳳凰高等学校では、デジタル技術を単に操作するだけでなく、地域や社会の課題にどう生かすかを考える探究的な学びを重視しています。今回の展示は、学校での学びと、地域文化の発信・継承を結び付ける実践例を広く共有する場となりました。
セッションや展示を超えた、XR Kaigi Hub 福岡ならではの交流
イベント終了後には、当日のセッションにも登壇した株式会社日本XRセンターが、株式会社GENDAのグループ企業である株式会社ダイナモアミューズメントと共同で運営する福岡施設「XR CENTER GAME SPACE 福岡店 / VR BASE TOKYO」を会場に、登壇者や出展者をはじめとする関係者の交流会が開催されました。
XR CENTER GAME SPACE 福岡店

最新のXRエンタメを体験するイベント関係者
交流会では、分野や所属を越えた意見交換に加え、同施設で提供されているLBE(Location Based Entertainment)コンテンツの体験も行われました。セッションや展示で得た知見を、関係者との対話や実際のXR体験へとつなげられたことは、XR Kaigi Hub 福岡ならではの貴重な機会となりました。

株式会社日本XRセンター 代表取締役 小林大河氏

VR BASE TOKYOのXRコンテンツを体験している様子
本校にとっても、XR・AIを活用した教育実践について多様な立場の関係者と意見を交わし、AWE USA 2026でも専用ゾーンやカンファレンストラックが設けられるなど、XR業界で注目が高まるLBEコンテンツを実際に体験できたことで、今後の探究活動や地域・企業との連携の可能性を広げる有意義な時間となりました。
今後の展望
鳳凰高等学校は今後も、XR・メタバース・AIなどの先端技術を、地域の文化や課題と結び付けた探究学習に取り入れてまいります。また、XR Meetup Kagoshimaや自治体、企業、大学等との連携を深め、生徒が地域と関わりながら実践的に学び、その成果を社会へ発信できる機会を広げていきます。デジタル技術を目的とするのではなく、人や地域の新たなつながりを生み、文化を次世代へ伝えるための手段として活用することを目指します。
担当者コメント

左から、東幸樹、一倉弘毅、鮫島歩、中村太悟
XR Meetup Kagoshima 共同代表 東幸樹
「私たちは、地方でも最新技術に触れ、学び、挑戦できる環境づくりに取り組んでいます。今回、九州でこうした技術を発信・体験できるXR Kaigi Hub 福岡で、展示の機会をいただけたことを大変ありがたく思います。今後もXRを活用して地元の魅力を発信するとともに、鹿児島で新しい技術への挑戦が生まれる機会を増やしていきたいと考えています」
日置市地域おこし協力隊 一倉弘毅
「鹿児島の人として、XR Kaigi Hub 福岡に展示でき、感慨深く思っています。 日置市をはじめとした九州の有形、無形文化の広告、体験手段としてXR、メタバースやAIを用いたコンテンツをこれからも発信していきたいと考えています。 有形、無形文化財が多い日置市で、これらの技術を活用し、県外や世界に向けた発信を通して、興味を持っていただけるように尽力します。」
XR Meetup Kagoshima 共同代表 / 鳳凰高等学校 学校戦略支援室コーディネーター 鮫島歩
「学校、自治体、XRコミュニティをつなぎ、それぞれの取り組みを一つの共同展示として届けられたことに大きな意義を感じています。生徒が制作した作品を学校外の方々に体験していただき、直接反応を得られたことも、今後の学びにつながる貴重な機会となりました。これからも、生徒の探究と地域の課題を結び付け、さまざまな立場の方と新しい実践を生み出していきたいと考えています」
鳳凰高等学校 学校戦略支援室 中村太悟
「今回の共同出展では、学校・地域・XRコミュニティが連携して取り組んできた実践を、多くの方に直接体験していただくことができました。先端技術に触れることは、生徒が地域の文化や課題を新しい視点で捉えるきっかけになります。今後も、地域に根ざした学びとデジタル技術を結び付け、生徒の探究を社会へ開いていきたいと考えています」
■鳳凰高等学校について

鳳凰高等学校は、鹿児島県南さつま市にある1956年創立の私立高等学校です。看護科・文理科・普通科の3学科を設置し、建学の精神のもと、生徒一人ひとりの進路実現と人間的成長を支える教育活動に取り組んでいます。
部活動での全国的な活躍に加え、DXハイスクール重点校として、デジタル技術を活用した新たな学びにも挑戦しています。
公式サイト:https://hooh.ed.jp
公式note:https://hooh-hs.note.jp
公式Instagram:https://www.instagram.com/hooh_official/
■学校法人希望が丘学園について
学校法人希望が丘学園は、鹿児島県を拠点に、幼児教育・高等学校教育・交通安全教育など、地域に根ざした多様な教育事業を展開しています。同法人は、鳳凰高等学校をはじめ、附属幼稚園である加世田しらうめ幼稚園、鴨池しらうめ幼稚園、加世田自動車学校を運営し、子どもたちの成長から、社会で必要とされる知識・技能の習得まで、幅広い学びの機会を提供しています。
鳳凰高等学校では、看護科・文理科・普通科を設置し、進学、資格取得、探究学習、部活動、DX教育などを通じて、生徒一人ひとりの進路実現と人間的成長を支援しています。また、附属幼稚園では幼児期の豊かな心と健やかな成長を育み、加世田自動車学校では地域の交通安全と人材育成に貢献しています。
学校法人希望が丘学園は、これからも地域社会とともに歩む教育機関として、時代の変化に対応した教育環境の充実を図り、未来を担う人材の育成に取り組んでまいります。
公式サイト:https://hooh.ed.jp
鳳凰高等学校:https://hooh.ed.jp
加世田しらうめ幼稚園:http://kaseshiraume.ed.jp
鴨池しらうめ幼稚園:http://kamoshiraume.ed.jp
加世田自動車学校:https://www.kaseda-ds.co.jp/
■報道関係者からの問い合わせ先について
学校法人希望が丘学園 鳳凰高等学校担当部署:学校戦略支援室
担当者:中村太悟
電話:0993-53-3633
メール:pr@hooh.ed.jp
受付時間:平日9:00~17:00
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