産婦人科領域での実務経験と当事者としての視点を活かし、妊娠中・授乳中の服薬不安に向き合う。将来的には積極的なオンライン服薬指導も視野に、距離にとらわれない相談機能を目指す
妊娠中や授乳中の女性にとって、薬を「飲んでよいのか」「控えたほうがよいのか」という迷いは、日常のなかで突然生まれます。厚生労働省も、妊娠中の服薬は自己判断で中断せず、医師・薬剤師に相談するよう案内していますが、実際には診療時間の制約や情報の多さから、不安を抱えたまま過ごす方も少なくありません。
こうした課題に向き合うため、産婦人科専門病院での勤務経験を持ち、自身の不妊治療経験を通じて不妊カウンセラー資格を取得した薬剤師が、妊娠中・授乳中に特化した服薬支援に取り組みます。妊娠中だから、授乳中だからという理由だけで選択肢が狭まるのではなく、必要な治療や生活との両立を見据えながら、よりよい道筋を一緒に考えられる相談の場を目指します。

妊娠中・授乳中に特化した服薬支援に取り組む
妊娠中・授乳中の服薬は、迷いやすいのに相談先が見えにくい
妊娠中・授乳中の服薬には、特有の難しさがあります。妊娠中には、使用に特別な注意が必要な医薬品がある一方で、治療のために継続が必要な薬もあり、「妊娠したからすぐやめればよい」という単純な話ではありません。厚生労働省も、妊娠がわかったことを理由に自己判断で服薬を中断せず、医師や薬剤師に相談するよう呼びかけています。
また、国立成育医療研究センターの「妊娠と薬情報センター」は、妊娠・授乳中の薬物治療に関する相談に対応しており、全国47都道府県の拠点病院に「妊娠と薬外来」を設置しています。2025年の妊娠・授乳相談総数は872件で、授乳相談ではオンライン・電話での対応も行われています。
一方で、妊婦・授乳婦を対象とした調査では、妊婦の67%が薬に不安を感じた経験があるとされ、情報源としてインターネットを利用する人も60%にのぼりました。
つまり、「相談の必要性」は公的にも明らかでありながら、日常のなかではなお、迷いを抱えたまま情報を探している人が多いという現実があります。ひかり調剤薬局は、こうした妊娠中・授乳中の服薬不安に、より日常に近い場所から向き合っていきたいと考えています。
産婦人科領域での経験と自身の実感を、支援のかたちへ
代表の大塚光は、産婦人科専門病院にて薬剤部門の責任者も経験し、女性医療の現場に携わってきました。妊娠、出産、不妊治療、婦人科疾患など、女性のライフステージごとに生じる不安や迷いに接するなかで、服薬に関する相談が医療の周辺に置き去りになりやすいことを感じてきました。
特に妊娠中・授乳中の支援では、「慎重であるべき」という考えが強く働く一方で、その結果として処方の選択肢が狭まったり、授乳の継続について十分に整理されないまま不安だけが残る場面に触れることもありました。このような現場を経験するなかで、薬の専門職である薬剤師が、妊娠中・授乳中の服薬についてより積極的に関わり、患者さんと医療者のあいだをつなぐ役割を果たすことが重要だと考えるようになりました。
さらに、自身も不妊治療を経験したことで、医学的な説明を受けることと、不安なく治療や服薬に向き合えることは必ずしも同じではないと実感してきました。
その経験を支援に結びつけるため、大塚は不妊カウンセラー資格を取得。専門職としての知見と、当事者としての実感の両方を土台にしながら、妊娠中・授乳中の女性が安心して相談できる環境づくりに取り組んでいます。
京都市伏見区・女性のライフステージに寄り添う薬局「ひかり調剤薬局」▼
https://hikari-pharmacy.net/

ひかり調剤薬局 落ち着いた雰囲気の待合室
妊娠中・授乳中の服薬相談に、専門的かつ日常に近い立場で向き合う
ひかり調剤薬局が目指すのは、単に薬を受け取る場ではなく、妊娠中・授乳中の女性が「このことを相談してよいのだろうか」と迷わずに声をかけられる場となることです。女性たちが医療機関で説明を受けたあと、自宅に戻ってから改めて不安になることや、インターネットで調べるほど迷いが深まることは少なくありません。
ひかり調剤薬局では、ただ「使える・使えない」を伝えるのではなく、治療の必要性、授乳の継続、生活背景、不安の強さまで含めて状況を整理し、必要に応じて医療機関との連携も視野に入れながら、一人ひとりにとってよりよいバランスを一緒に考えることを大切にしています。

ひかり調剤薬局 あたたかな印象を与える受付エリア
対面を大切にしながら、将来はオンラインでもつながれる薬局へ
現時点でひかり調剤薬局が大切にしているのは、顔の見える対面での相談。一方で、DXが進む時代だからこそ、相談のあり方にも新しい可能性があると考えています。
ひかり調剤薬局は、医療機関よりも気軽に相談できる薬局でありたいと考えています。オンライン服薬指導を新たなフィールドとして捉え、距離や居住地に左右されず、必要な方がご自身に必要なタイミングで相談につながることのできる薬局のあり方を模索しています。
従来の店舗や対面だけではお会いできなかった患者様にも一人ひとり寄り添い、安心と希望をお届けしていく--同薬局は今後、こうした姿勢を軸に、活動の輪を広げていく方針です。
代表コメント
代表の大塚光は、次のようにコメントしています。
「妊娠中や授乳中の服薬支援では、“慎重に考えること”がとても大切です。一方で、妊娠中だから、授乳中だからという理由だけで選択肢が狭まってしまい、本来であればもっとよい道筋を一緒に考えられる余地があるのではないかと感じる場面も少なくありませんでした。
もちろん、これは医師の判断を批判したいということではありません。妊娠中・授乳中の服薬は情報も限定的であり大変複雑で、日々の限られた時間のなかで対応する難しさがあります。だからこそ、薬剤師がもっと積極的に関わり、患者さんの不安を整理し、必要に応じて医療機関とも連携しながら支えることが重要だと考えています。
妊娠中・授乳中の服薬支援は、薬の可否だけを判断するものではなく、その方の生活や希望を踏まえて選択肢を整理する支援でもあると考えています。私は、妊娠中・授乳中の方が“迷ったまま我慢する”のではなく、安心して相談できる場を提供していきたいと思っています。今後は対面での支援はもちろんのこと、オンライン服薬指導などを通して全国の女性の力になれる存在を目指していきます。」

薬剤師/不妊カウンセラー 大塚 光
薬局概要
薬局名:ひかり調剤薬局
所在地:京都市伏見区両替町4-299 Pour Toujours 桃山1階
代表者名:大塚 光
事業内容:妊娠中・授乳中の服薬相談、調剤業務、女性のライフステージに寄り添う服薬支援 など
特徴:産婦人科領域に特化/産婦人科専門病院での勤務経験を持つ薬剤師が対応/不妊治療領域の知見と不妊カウンセラー資格を活かした相談対応
お問い合わせ先:075-611-7300
Webサイト:https://hikari-pharmacy.net/
SNS:https://www.instagram.com/pharmacy_hikari/
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