今年の3月19日に三省堂書店さんがリニューアルオープンをし、益々活気づく本の街『神保町』! Time Outの「世界で一番クールな街」に選ばれて以降、海外からのお客さまも、ますます増えています。
そんな「本の街 神保町」の大型3書店から、今年も上半期ランキングを発表したいと思います。
徒歩3分圏内にある3つの大型書店。毎回各書店の個性が色濃く反映されるランキングになっていましたが、果たして今回はどの様な結果になったでしょうか。
神保町に新しいお客さまもいらっしゃっていることがチャートに影響しているのか?ぜひとも皆様のその目で確かめてください。

ランキングは「売上冊数」「売上金額」の2つ。あえてオールジャンルでの集計としてみました。
集計期間:2026年1月1日~2026年6月30日


神保町の新しいランドマーク『三省堂書店 神田神保町本店』の前で3書店店長がそろい踏み!


まずは、売上冊数のランキングから・・・

1. 売上冊数ベスト10

三省堂書店 神田神保町本店




東京堂書店 神田神保町店




書泉グランデ




昨年度の上半期ランキング同様に、「2026年本屋大賞」を受賞した『イン・ザ・メガチャーチ』、「マンガ大賞2026・このマンガがすごい!2026」で1位の『本なら売るほど 3』、全世界興行収入で約6億8350万ドル(約1107億円)の大ヒットを記録し、日本国内でも公開から約2週間で10億円を突破した映画『プロジェクト・ヘイル・メアリー』の原作本である『プロジェクト・ヘイル・メアリー 上』が2店でランクインを果たしましたが、3店共通でランクインした作品は残念ながらありませんでした。また、三省堂書店と東京堂書店の1位の書名には「思考」という言葉が共通して入っていることが、とても興味深いです。
それぞれ話題作以外にも、各店舗に訪れるお客様がどういった作品に興味が引かれたのかが分かるランキングになっております。


次に、あまり世の中では見ることのない「売上金額」の上位ベスト10です。
これは本の値段や、店舗でのイベントなどで、数字が大きく動きますので、さらに各店舗の特長がでるランキングかもしれません。

2. 売上金額ランキング トップ10

三省堂書店 神田神保町本店




東京堂書店 神田神保町店




書泉グランデ




売上冊数ランキングとはまた違った結果になっておりますが、変わらず「3書店共通でランクインした本」は、1冊もありませんでした。。
冊数ランキングでは2店舗にランクインしていた『本なら売るほど 3』『プロジェクト・ヘイル・メアリー 上』は三省堂書店のみランクインしており、2店舗共通でランクインしているのは2026年本屋大賞を受賞した『イン・ザ・メガチャーチ』のみになっています。やはり、本屋大賞の受賞作は推したくなります。
東京堂書店は、昨年同様「台湾」「JAZZ」というキーワードのある本が上位にあがっています。また、書泉グランデは「ほぼ鉄道」という中に、秋の神保町イベントでコラボしている薬理凶室さんの『アリエナイ化学実験事典』がランクインしています。
このランキングを見て「こんな本があったのか?」「この本欲しい!」と思っていただけましたら幸いです。

上記の結果を踏まえて、それぞれの店長から自分の店舗のランキングについてコメント及び分析をしてもらいました。

■ 三省堂書店 神田神保町本店 店長 杉本さん
冊数ランキングでは、旧神保町本店で一番売れた本をキャッチに展開の「思考の整理学」が新神田神保町本店でもその名に違わずの戴冠。マンガ大賞受賞「本なら売るほど」は新刊の3巻のみならず、1巻もランクイン。(2巻は惜しくも13位)。
金額ランキングでは本屋大賞受賞作「イン・ザ・メガチャーチ」が栄冠。開店時にフェア開催、ヨルシカの「二人称」が大健闘の2位。映画がヒットとなった「プロジェクト・ヘイル・メアリー」は文庫作品で上下巻ともにランクインする結果になりました。

■ 東京堂書店 神田神保町店 店長 星野さん
文芸書が多くランクインするなど、東京堂書店らしさが出ていると思っています。そして今回はロングセラーが上位にランクインしたことも特徴です。冊数1位の「言語化するための小説思考」は2025年10月発売、そして金額3位の「TOKYO JAZZ JOINTS」(2025年8月発売)は昨年の年間ランキングでも金額1位だったのです。ちなみに、三省堂書店さんと書泉グランデさんで冊数上位にランクインした「本なら売るほど3巻」は惜しくも11位でした。
台湾関連本も2点ランクインと強みを発揮。金額1位の「台湾&沖縄チュラネシアへの旅」は著者イベントの開催も後押しし、冊数6位の「旅して学ぶ台湾」は発売直後の初速が素晴らしく、以降も良く売れています。
これからも『東京堂書店のランキングは特徴あるね~』と言っていただけるように、また多くのお客様に足を運んでいただけるように売場作りに努めてまいります。

■ 書泉グランデ 店長 高松さん
鉄板の鉄道。上半期は貨物時刻表が売上・冊数の二冠を達成。さらに時刻表がワンツーフィニッシュ!
駅で見かける「あの時計」が部屋に飾れると全国的にも話題になった『JR東日本みどりの駅時計BOOK』が売上5位にランクイン。
『最短経路の本』は、版元様が販売終了するとのことで、「それならばこの本を必要としている人たちにできるだけお届けしよう」と販売強化したところ、たくさんの方にご購入いただきました。
「本なら売るほど3」が冊数4位にランクイン。グランデもちゃんと「神保町にある本屋」ですよ!
復刊企画の『双頭の鷲 上巻』は惜しくもランク外(売上17位・冊数12位)でした。これからも「この本をもう一度読んでみたい!」 「今は手に入りにくいけど、是非読んで欲しい!」、そんな1冊を皆様にお届けしていきます。


神保町3書店の2026年度上半期ランキングはいかがでしたか?
2026年3月19日に「三省堂書店 神田神保町本店」がリニューアルオープンした神保町は、これまで足を運んでいらっしゃらなかったお客様にもお越しいただき、ますます活気に溢れた街になっています。
そんな活気に溢れた神保町で、ひと際個性が強い3書店はそれぞれ独自の進化を遂げたと言っても過言ではありません。
全国の書店で扱っている作品を始め、「本屋なのにこんな物まで売って売るの?」といった商品も多数取り揃えています。
本を買いに来るだけでなく、遊びに来て楽しんでいただけるように、各店が日々努力と進化をこれからも続けていきます。

あなたが読んだ本は何冊ランキングに入っていましたか?
気になるから今度探しに行こう!という本が、ランキングに入っていましたか?

まだまだ暑い日が続きますが、それぞれ濃い個性を持った3書店が冷房をギンギンにかけて、ご来店をお待ちしております!「本の街 神保町」で逢いましょう。

皆さまのご来店をお待ちしております。

【会社情報】

株式会社三省堂書店
三省堂書店は、書籍・雑誌の販売を中心に、知識や文化を届ける場として全国で書店を展開しています。神田神保町本店では、本との出会いを通じて世界へとつながる新しい書店体験を提案しています。
https://www.books-sanseido.co.jp/

株式会社東京堂
1890年創業の神田神保町すずらん通りに面した新刊書店。文芸書、人文書、芸術書をはじめ、各ジャンルの担当者が厳選した品揃えが特徴です。1階レジ前の平台「知の泉」(通称「軍艦」)は必見。新刊刊行記念の著者イベントも開催しています。
http://www.tokyodo-web.co.jp/

株式会社書泉
「書泉」「芳林堂書店」の2つの屋号の書店を展開。「鉄道」「アイドル」「プロレス」をはじめ「数学」「占い」など様々なジャンルの本・雑貨を深く扱っています。著書にまつわるイベントも多数実施。
https://www.shosen.co.jp/
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