物価高騰と長寿命化で浮き彫りになる「長く大切に乗る」ミニバン回帰と、見直される修理の価値

自動車の板金塗装事業を手掛ける株式会社イケウチ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:池内 美友、以下「当社」)は、自社データに基づいた「2026年上半期 修理車種ランキング」を発表いたします。




※本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。
・引用元が「池内自動車による調査」である旨の記載
・池内自動車(URL:https://www.ikeuchi-jidousha.com)へのリンク設置

長引く物価高騰や新車価格の上昇、半導体不足を起因とした納車遅延の影響が残る中、消費者の自動車保有に対する価値観は大きく変化しています。今回の調査データからは、2025年からの変化と、現在の社会課題を背景とした新たな車の所有スタイルが浮き彫りになりました。
■調査概要
調査期間: 2026年1月1日~6月30日
調査機関: 株式会社イケウチ(自社調査)
調査対象: 池内自動車 全国34店舗において、ご相談いただいた車両
有効件数: 32,476件
調査方法: 自社の店舗管理システムを用いた修理データの抽出・集計


調査結果の詳細

■ 2026年上半期 修理車種ランキング トップ10(対象期間:2026年1月~6月)
池内自動車における2026年上半期の総相談件数は32,476件となり、前年同期(2025年上半期:17,116件)と比較して約1.9倍と大幅に増加いたしました。





調査結果のポイントと2025年からの変化

1. 総相談件数が約1.9倍に急増。「買い替え」から「直して長く乗る」へシフト
最も注目すべき点は、相談件数の増加です。これは当社の出店拡大に伴う受け入れ体制の強化が大きな要因ですが、同時に「新車への買い替えを控え、今の車を修理して長く乗り続ける」という消費行動の定着を如実に表しています。昨今の物価高騰による家計の圧迫に加え、安全装備の高度化などに伴う新車価格の高騰が、「車の長寿命化」を強く後押ししています。

2. 「ファミリー層のミニバン維持」が鮮明に。アルファードが不動の1位
1位「アルファード」、3位「フリード」、4位「セレナ」と、上位陣の顔ぶれは2025年から変わらず、ミニバンが圧倒的なシェアを占めています。特にファミリー層にとって、生活必需品であるミニバンは、新車買い替えのハードルが最も高い車種の一つです。「少しのキズなら直して乗り続けよう」という堅実な選択が数字に表れています。

3. コンパクトカーと軽自動車が急浮上。生活防衛志向の表れ
2026年のランキングで目を引くのが、前年16位から7位へ大きく躍進した「N-BOX」と、11位から9位へランクインした「アクア」のトップ10入り、および6位「シエンタ」、8位「フィット」の順位上昇です。2025年にトップ10入りしていた「ヴェルファイア」や「ハリアー」といった高級志向・趣味性の高い車種と入れ替わる形で、実用的なコンパクトカー・軽自動車の修理ニーズが急増しています。

【ランキングから紐解くユーザーの潮流】いま、どんな人がどう車に乗っているのか?

今回のランキングデータは、現代の日本における「家族のライフスタイル」と「家計のリアル」をビビッドに反映しています。池内自動車に寄せられる相談内容の変化から、以下のようなユーザーの潮流が見えてきます。

1. 「買い替えは無理、でも車は手放せない」―― 限界まで使い倒されるファミリーカー
トップ10のうち5車種(アルファード、フリード、セレナ、シエンタ、ステップワゴン)をミニバンが占めています。これらは単なるレジャー用ではなく、現代の共働き世帯や子育て世代における「超・実用的な生活ライフライン」です。 新車価格の高騰(数年前より数十万円~百万円近く上昇)に加え、教育費や日用品の物価高が直撃する中、ファミリー層にとって「車を買い替える」という選択肢は容易ではありません。「今の車を直しながら、子供が大きくなるまで乗り潰す」という、切実かつ合理的な判断が、ミニバンの相談件数維持の背景にあります。

2. 日常の「超過密スケジュール」を支える、軽・コンパクトの酷使と「家計防衛」
16位から7位へと大躍進した「N-BOX」をはじめ、「フィット」「アクア」などのコンパクト・軽自動車の急浮上は、日常の移動における「実用性の極大化」を象徴しています。 地方都市や郊外を中心に、これらの車は「通勤」「子供の送り迎え」「高齢の家族の送迎」「日々の買い出し」と、1日に何度も細かく稼働しています。稼働頻度が高ければ高いほど、狭い駐車場や細い道での「うっかり擦りキズ」「軽いへこみ」のリスクは上がります。 趣味性の高い高級SUV(ハリアー等)のランクダウンとは対照的に、生活に直結する軽・コンパクトカーが上位に上がっていることは、日本社会の「無駄を省き、本当に必要なものにだけお金をかける」徹底した生活防衛の姿勢を物語っています。

3. 「直して乗る」は消極的妥協から「スマートな選択」へ
かつては「キズがついた古い車を直して乗る」ことは、どこか消極的な選択として捉えられがちでした。しかし現在では、信頼性の高い日本車を適切にメンテナンスし、安価にきれいに修理して乗り続けることは、「賢くスマートで、環境にも優しいカーライフスタイル」へと認識が変化しています。 特に池内自動車を利用されるお客様からは、「ディーラーの見積もりは高すぎるが、この車にはまだ乗りたい。きれいに、かつ予算を抑えて直せる場所を探していた」という声が非常に多く寄せられており、賢い消費を実践するユーザーが増加しています。

池内自動車による今後の推察と業界展望

これまでのランキングデータから見えてきた「直して長く乗る」という潮流を踏まえ、池内自動車では今後の板金塗装業界、そして自動車社会全体に対して以下のような展望と推察を行っています。

〇 「過剰品質」から「スピードと適正品質」へ。修理工程の仕組み化が求められる時代
現代の共働き世帯や地方生活者にとって、車は毎日欠かせないライフラインであり、「修理のために何日も車を預ける」こと自体が大きな生活の負担となっています。こうした社会的背景から、これまでの板金修理で一般的だった「時間をかけて徹底的に綺麗に直す(過剰品質)」スタイルから、今後は「日常使いに十分な適正品質を、圧倒的なスピードで提供する」スタイルへと、ユーザーのニーズが移行していくと推察されます。
このスピード修理を業界全体で実現していくためには、従来の職人の属人的な技術だけに頼るのではなく、修理工程の「仕組み化」やデータ活用といった、工場全体の組織的な効率化が求められていくと考えられます。
こうした業界全体の効率化が進むことで、地方地域で深刻化しつつある「修理待ち」という社会課題の解決にも繋がると期待されます。池内自動車においても、直営店という強みを最大限に活かし、まずは職人が持つノウハウや修理事例を店舗間で積極的に共有し合える体制づくりを進めています。この取り組みを基盤として、今後データ活用にも力を入れ「再現性のあるスピード修理」をご提供できる仕組みを構築していく方針です。現代の切実なニーズに寄り添い、修理待ち問題などの社会課題解決に貢献していきます。


【池内自動車について】
株式会社イケウチ(本社:東京都千代田区)が運営する、全国34店舗展開の板金塗装専門店です。「早い・安い・丁寧」をコンセプトに、自社工場直営による中間マージンの排除と徹底した工程管理により、業界トップクラスのコストパフォーマンスと短納期を実現しています。2026年には年間修理台数39,115台を突破。豊富な施工データと熟練の職人技を強みに、キズ・へこみ直しに特化した「街の車の駆け込み寺」として、デジタル見積もりやSNSを通じた透明性の高いサービスを提供しています。

<株式会社イケウチ 会社概要>
会社名: 株式会社イケウチ
所在地: 〒102-0083 東京都千代田区麹町五丁目3番23号 WeWork日テレ四谷ビル 2F
代表者: 代表取締役社長 池内 美友
事業内容: 自動車板金補修およびそれに付随する全ての業務
公式Instagram: https://www.instagram.com/ikeuchi_bankin/
公式X: https://x.com/IKEUCHI_BANKIN
YouTube: https://www.youtube.com/@ikeuchijidousha
コーポレートサイト: https://ikeuchi-jidousha.co.jp

<本件に関するお問い合わせ>
■報道関係者及びメディアのお問い合わせ先
株式会社イケウチ 広報担当
Email:info@ikeuchi-jidousha.com
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