会期:2026年9月19日(土)~24日(木) 会場:21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3
1996年に創立されたスイスの独立系高級機械式ウォッチメゾンのパルミジャーニ・フルリエは、創立30周年を記念し、ミシェル・パルミジャーニによって修復された歴史的マスターピースとマニュファクチュールの現代的なクリエイションを通じて、3世紀にわたるメカニカル・アートを探求する画期的な展覧会「メカニカル ワンダーズ 2026」を開催します。

都内にある21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3で開催される本展では、サンド・ファミリー財団コレクションが誇る歴史的な機械仕掛けのマスターピースの数々を日本で初めて特別公開します。
一般公開される機会が極めて少ない19世紀初期の宝飾品が20年ぶりに一堂に会し、懐中時計や置き時計をはじめ、精巧なオートマタ、シンギングバード、動くオブジェに至るまで、当時の時計職人、工芸家、発明家たちの類まれなる知恵を明かし、装飾芸術と機械的想像力を融合させています。
パルミジャーニ・フルリエの現代のクリエイションとともに展示される歴史的名作は、過去のクラフツマンシップと最も完成された現代時計製造の表現との間に、途切れることのない糸が存在することを示しています。
脈動する機械芸術の文化
「メカニカル ワンダーズ 2026」は、回顧展としてではなく、その保存と継承がパルミジャーニ・フルリエの基礎を形成している「生きた機械芸術および文化」の探究として構想されています。
歴史的作品の修復には、卓越した技術と手作業の専門知識だけでなく、元となる制作者の意図や手法に対する深い理解が必要とされます。修復は継承となり、これらの作品がその真実性を保ちながら、時を超え、旅を続けることを可能にします。
本展は、「時計製造の未来は、その過去に対する深い理解を通じてのみ築くことができる」というパルミジャーニ・フルリエの信念を反映しています。
創造の原点にある復元
1996年にパルミジャーニ・フルリエを創立する前、メゾンの創設者であるミシェル・パルミジャーニは、世界で最も重要な置き時計や懐中時計、機械式オブジェなどの修復に自身のキャリアを捧げていました。
この分野の第一人者として国際的に高く評価される彼は、「手を加える前に理解し、オリジナルを尊重しながら保全する」という独自の手法を構築しました。
機械遺産とのこの関係は、今日の製造においても変わることのない情熱の核となっています。パルミジャーニ・フルリエにとって、修復、創造、そして革新は、知的および芸術的探求の表現です。歴史的マスターピースの研究は、新しいムーブメント、独自のコンプリケーション、そして純粋さ、プロポーション、技術的洗練によって定義される美学にインスピレーションを与え続けています。
世紀を超えた対話
修復されたマスターピースと現代のタイムピースを対話させることで、「メカニカル ワンダーズ 2026」はパルミジャーニ・フルリエの原点と現在の連続性を明らかにします。 すでに失われた技術を今に伝えるメカニズムが、革新、機械的機知、そして調和を通じてこの遺産を再解釈する現代のクリエイションとともに展示されます。
本展は、ムーブメントの構造、機構の知恵、素材、そして人間の手技の精度という共通の原則を通じて、作品間の繋がりを発見するよう来場者に問いかけます。
それは、パルミジャーニ・フルリエならではのアイデンティティを体現しています。修復を原点とする現代のマニュファクチュールとして、歴史を単に再現するのではなく、その精神を現代へと受け継ぎ、未来へとつないでいくことを使命としています。
日本との自然な共鳴
東京で「メカニカル ワンダーズ 2026」を開催することは特別な意味を持ち、日本の文化的価値観とパルミジャーニ・フルリエの哲学との間の深い親和性を反映しています。
どちらの伝統においても、卓越性は忍耐、自律、素材への敬意、そして手業の熟練から生まれます。作品の価値は、目に見える完成度だけでなく、そこに注がれた知識と時間、そして人の感性そのものに宿ります。
この親和性は、メゾン創立30周年を記念し発表された「トリック」コレクションのハンド ハンマードのダイヤルにも表現されています。ダイヤルには職人の手作業による繊細な打痕模様が残されており、工業的な均一性を超えた本物らしさ、個性、そして美しさを評価する日本の「侘び寂び」の感性と共鳴する質感、影、光の戯れを生み出しています。
これらの信念は、技術の追求を超えて、知識の深みや圧倒的なクラフツマンシップを愛する人々の心に響く特別な作品を生み出し続けています。
3世紀にわたり継承されてきた「メカニカル ワンダーズ」。それは、技術が進歩を続ける現代においても、機械仕掛けの作品に命を吹き込む人の手技、忍耐、そして想像力こそが不変の価値であることを静かに物語っています。

蛙のオートマタ (C)FEMS_Pully_photo_Renaud_Sterchi

エチオピアの黄金かいこ (C)FEMS_Pully_photo_Renaud_Sterchi

『香水瓶』ウォッチ、オートマタ、ミュージカル ムーブメント機能を搭載 (C)FEMS_Pully_photo_Renaud_Sterchi

ャックマール・オートマタ懐中時計『岩を打つモーセ』(C)FEMS_Pully_photo_Renaud_Sterchi
21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3
本展は21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3で開催されます。 三宅一生氏によって2007年に創立され、佐藤卓氏と深澤直人氏がディレクターを務める21_21 DESIGN SIGHTは、デザイン、制作、そして革新に捧げられた日本を代表する施設の一つです。併設のギャラリー3は、来場者が目に見えるものを超えて、デザインの文化的意義を発見する本展の理想的な環境を提供します。
問い合わせ先:
パルミジャーニ・フルリエ・ジャパン株式会社
電話番号: 03-5413-5745
メールアドレス: pfd.japan@parmigiani.com
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