アメリカで発表と同時に旋風と言っていいほどの反響を巻き起こし、何週にもわたってベストセラーリストに入り続けた著者の最高傑作を、岸本佐知子さんによる素晴らしい翻訳でお届けします!
初の短篇集『いちばんここに似合う人』でフランク・オコナー国際短篇賞を受賞し、映画監督やパフォーマンス・アーティストとしても活躍する作家ミランダ・ジュライが、長篇第二作のテーマに選んだのは、ずばり「中年期」。45歳の女性アーティストが人生の曲がり角を迎えて、すべてを失いかけながら、ぶざまに、不器用に、突き進んでいく姿を描いた『はいつくばって』(岸本佐知子訳、新潮クレスト・ブックス)を、8月26日(水)に新潮社より刊行いたします。

個性的な登場人物、とめどない妄想、鋭い批評とユーモアなど、これまでのミランダ・ジュライの魅力はそのままに、先の読めないジェットコースター的展開で、中年女性の魂の遍歴を描いた傑作長篇小説です。
「彼女は史上初の優れた更年期小説を書いた」
――ニューヨーク・タイムズ紙
「中年の危機や、結婚生活の破綻や、性の解放について描いた小説を、我々はもうこの一冊以外に必要としない」
――ガーディアン紙
「こういう作品を誰かが書いてくれるのをずっと待っていた!」と女性読者から熱い支持を得た全米ベストセラー。「新潮クレスト・ブックス・フェア」の目玉作品としての刊行になります。ぜひお楽しみください。(フェアは全国の約130の書店にて9月から順次展開予定です)
新潮クレスト・ブックス
■ 書籍内容紹介
アーティストとして成功し、ハンサムな夫と可愛い子とともに暮らす45歳のわたし。新たな自分に出会うための単独ドライブ旅行をきっかけに、人生が思わぬ方向に転がりだす。すべてを失いかけ、ぶざまに、不器用に突き進む先に、はたして光は差すのか――。中年期の魂のジェットコースターを描き切り、全米図書賞ファイナリストにも輝いた著者最高傑作。■ 著者紹介
ミランダ・ジュライ Miranda July1974年ヴァーモント州生まれ。カリフォルニア大学サンタクルーズ校を中退後、ポートランドでパフォーマンス・アーティストとしての活動を開始。2005年、脚本・監督・主演を務めた初の長篇映画『君とボクの虹色の世界』がカンヌ国際映画祭でカメラ・ドール(新人監督賞)を受賞、大きな注目を浴びる。2007年、初めての短篇集『いちばんここに似合う人』でフランク・オコナー国際短篇賞を受賞。2011年、2作目の長篇映画『ザ・フューチャー』および、その制作過程に出会った人々をめぐるフォト・ドキュメンタリー『あなたを選んでくれるもの』を発表。2015年には初の長篇小説となる『最初の悪い男』を刊行した。2024年に発表した長篇2作目となる本書『はいつくばって』が全米図書賞のファイナリストに選ばれた。

(c) Elizabeth Weinberg
■ 訳者紹介
岸本佐知子 Kishimoto Sachiko翻訳家。訳書にルシア・ベルリン『掃除婦のための手引き書』、リディア・デイヴィス『ほとんど記憶のない女』、ミランダ・ジュライ『いちばんここに似合う人』、ジャネット・ウィンターソン『灯台守の話』、ジョージ・ソーンダーズ『短くて恐ろしいフィルの時代』など多数。編訳書に『変愛小説集』『居心地の悪い部屋』など、著書に『なんらかの事情』『わからない』など。2007 年に『ねにもつタイプ』で講談社エッセイ賞、2026 年には伊丹十三賞を受賞。
■ 書籍データ
【タイトル】はいつくばって【著者名】ミランダ・ジュライ/岸本佐知子訳
【発売日】2026年8月28日
【造本】単行本(新潮クレスト・ブックス)
【定価】3,245円(税込)
【ISBN】978-4-10-590211-7
【URL】https://www.shinchosha.co.jp/book/590211/
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