株式会社NEXER・教育資金の準備や不安に関する調査




■子どもの教育資金、準備できている?
子どもの成長は楽しみである一方、ふと気になるのが「教育資金」の問題です。進学のタイミングではまとまった費用が必要になり、いつまでに、どのくらい準備すればよいのか、見通しを立てることは簡単ではありません。

さらに近年は、物価上昇への対応や老後資金の準備など、将来に向けたさまざまな負担も重なっています。家計とのバランスに悩みながら、教育資金の準備を進めている人も多いのではないでしょうか。

実際に子育て世代は、どの程度の教育資金を準備し、どのような不安を抱えているのでしょう。

ということで今回はくらすサポート秋田と共同で、事前調査で「小学生以下の子どもがいる、もしくは今後子どもが欲しいと思っている」と回答した全国の男女100名を対象に「教育資金の準備や不安」についてのアンケートをおこないました。


※本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。
・引用元が「株式会社NEXER Groupとくらすサポート秋田による調査」である旨の記載
・くらすサポート秋田(https://www.kurasapo-akita.com/)へのリンク設置


「教育資金の準備や不安に関するアンケート」調査概要
調査手法:インターネットでのアンケート
調査期間:2026年7月17日 ~ 7月23日
調査対象者:事前調査で「小学生以下の子どもがいる、もしくは今後子どもが欲しいと思っている」と回答した全国の男女
有効回答:100サンプル
質問内容:
質問1:現在、子ども(または将来の子ども)の教育資金の準備はどのように行っていますか。(複数回答可)
質問2:教育資金の準備状況について、どのように感じていますか。
質問3:子どもの教育資金について不安はありますか。
質問4:どのようなことに不安を感じていますか。(複数回答可)
質問5:子ども(または将来の子ども)の進学にあたり、奨学金の利用を検討していますか。
質問6:教育資金と老後資金では、どちらを優先して準備したいと考えていますか。
質問7:その理由を教えてください。
質問8:教育資金と老後資金のバランスを取るために、工夫していること・考えていることはありますか。(複数回答可)
質問9:教育資金の準備や将来のお金について、不安に感じていることや工夫していることがあれば教えてください。
※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。

■46.0%が、教育資金の準備方法は「預貯金」と回答
まずは、事前調査で「小学生以下の子どもがいる、もしくは今後子どもが欲しいと思っている」と回答した方に、子ども(または将来の子ども)の教育資金の準備はどのように行っているか聞いてみました。





最も多かったのは、「預貯金」で46.0%でした。次いで「学資保険」が34.0%と続きます。まとまった費用に備える方法として、計画的に貯蓄を進める家庭が多いようです。

一方で、「特に準備はしていない」も30.0%にのぼりました。「NISA・投資信託などの資産運用」は18.0%、「児童手当を積み立てている」は15.0%、「その他」は4.0%となっています。

預貯金や学資保険など、安定性を重視した準備方法が上位を占める一方で、資産運用を取り入れている人は18.0%にとどまりました。大きなリスクを避けながら、着実に備えたいという意識が見て取れます。

また、3割の人が「特に準備はしていない」と回答しており、教育費の必要性を感じながらも、家計とのバランスや始めるタイミングに悩み、具体的な準備に踏み出せていない家庭もあるようです。

■56.0%が、教育資金の準備が「できていない」と回答
続いて、事前調査で「小学生以下の子どもがいる、もしくは今後子どもが欲しいと思っている」と回答した方に、教育資金の準備状況について、どのように感じているか聞いてみました。





その結果、「十分に準備できている」は12.0%、「ある程度準備できている」は32.0%となり、あわせて44.0%が「準備できている」と感じていることがわかりました。
一方で、「あまり準備できていない」が25.0%、「まったく準備できていない」が31.0%となり、あわせて56.0%が「準備できていない」と感じています。

半数以上の人が、教育資金の準備に不安を抱えていることがわかりました。
なかでも「まったく準備できていない」は3割を超えており、教育費は進学時期や進路によって必要な金額が変わりやすく、日々の生活費を優先するなかで後回しになってしまう現実がうかがえます。

将来に向けて、早い段階から準備方法を考えることの大切さが見えてきます。

■65.0%が、子どもの教育資金に「不安がある」と回答
続いて、事前調査で「小学生以下の子どもがいる、もしくは今後子どもが欲しいと思っている」と回答した方に、子どもの教育資金について不安があるか聞いてみました。





その結果、「とても不安がある」が24.0%、「やや不安がある」が41.0%と、あわせて65.0%が、なんらかの不安を抱えていることがわかりました。一方で、「あまり不安はない」は21.0%、「まったく不安はない」は14.0%にとどまります。

6割以上が不安を感じていることから、教育資金が子育て世代にとって大きな心配ごとであることがわかりました。
5割以上が「準備できていない」と感じている状況とあわせてみると、「十分に備えられていない」という実感が、将来への不安につながっている家庭も少なくないようです。

■63.1%が、教育資金の不安の内容は「教育費がどのくらい必要かわからない」と回答
続いて、子どもの教育資金について不安があると回答した方に、具体的にどのようなことが心配なのか聞いてみました。





最も多かったのは、「教育費がどのくらい必要かわからない」で63.1%でした。次いで「高校・大学進学費用」が60.0%、「家計との両立」が38.5%、「収入減や物価上昇への不安」が36.9%と続きます。

教育資金への不安は、具体的な金額が見えにくいことが大きな要因になっているようです。
進学先や進路によって必要な費用は大きく変わるため、「いつまでに、いくら準備すればよいのか」が分からないことが、将来への不安につながっているのかもしれません。

また、高校・大学進学費用や家計との両立、物価上昇への不安など、教育費だけでなく日々の生活とのバランスを心配する声も見られました。必要な時期に慌てないためにも、早い段階から必要な費用を把握し、自分の家庭に合った準備方法を考えておくことが大切といえそうです。

■30.0%が、奨学金を「必要に応じて利用を検討したい」と回答
続いて、事前調査で「小学生以下の子どもがいる、もしくは今後子どもが欲しいと思っている」と回答した方に、子ども(または将来の子ども)の進学にあたり、奨学金の利用を検討しているか聞いてみました。





その結果、「利用する予定」は4.0%、「必要に応じて利用を検討したい」は30.0%と、34.0%が利用に前向きな姿勢を示していました。
一方で、「まだ決めていない」が27.0%、「利用する予定はない」が25.0%、「できれば利用したくない」は14.0%となっています。

「利用する予定」以外の回答を含めると、多くの家庭が奨学金の利用について慎重に判断していることがうかがえます。
将来的な返済負担も考える必要があるため、必要性やタイミングを見極めながら検討したいと考える人が多いのかもしれません。まずは教育費全体を把握し、自分の家庭に合った選択肢を探している段階ともいえそうです。

■46.0%が、教育資金と老後資金は「どちらも同じくらい優先したい」と回答
続いて、事前調査で「小学生以下の子どもがいる、もしくは今後子どもが欲しいと思っている」と回答した方に、教育資金と老後資金では、どちらを優先して準備したいと考えているか聞いてみました。





その結果、「教育資金を優先したい」が34.0%、「老後資金を優先したい」が20.0%となりました。一方で、「どちらも同じくらい優先したい」は46.0%となっています。

「どちらも同じくらい優先したい」という回答が最も多かったことから、子どもの将来と自身の老後、その両方を大切に考えている家庭が多いことがうかがえます。

その理由も聞いてみたので一部紹介します。

「教育資金を優先したい」と回答した方
・教育資金のほうが先に必要なので。(30代・女性)
・子どもは2歳で進学先なども分からないため、優先して考えてあげたいと思っています。(30代・女性)
・子どもの進学の方が早いからそれを先になんとかしたい。(40代・女性)


「老後資金を優先したい」と回答した方
・老後にお金がないと生活に困ってしまうから。(30代・女性)
・老後の方がお金が必要になるから。(40代・男性)
・子供は何とかなると思っていますが、自分の老後は何とかならないので、心配だからです。(60代・男性)


「どちらも同じくらい優先したい」と回答した方
・教育資金に全振りして老後資金を作れなかったら詰むから。(30代・女性)
・将来子どもに負担をかけず安心して生活するために老後資金の準備も必要だと感じているから。(30代・男性)
・今の子供が大切。でも老後の資金がないと、将来の子供に迷惑がかかるかもしれない。(40代・女性)


「教育資金を優先したい」と回答した方からは、「必要になる時期が近い」という時間軸を意識した考えが見られる一方、「老後資金を優先したい」と回答した方からは、「将来の生活を支えるために欠かせない」という長期的な視点が寄せられました。

また、「どちらも同じくらい優先したい」と回答した方からは、「教育資金に全振りして老後資金を作れなかったら詰む」「将来子どもに負担をかけず安心して生活するために老後資金の準備も必要」といった声があり、子どもの将来と自分たちの老後、その両方を見据えて備えたいという思いがうかがえます。

どちらを優先するかは家庭によって異なりますが、どの回答にも共通しているのは、家族の将来を安心して迎えるために計画的に備えたいという考えです。限られた家計の中で、教育資金と老後資金のバランスをどのように取るかは、多くの家庭にとって大きな課題となっているようです。

■46.0%が、教育資金と老後資金のバランスで「特に工夫はしていない」と回答
続いて、事前調査で「小学生以下の子どもがいる、もしくは今後子どもが欲しいと思っている」と回答した方に、教育資金と老後資金のバランスを取るために工夫していることを聞いてみました。





最も多かったのは、「特に工夫はしていない」で46.0%でした。次いで「預貯金と資産運用を併用している」が29.0%、「毎月積立を行っている」が26.0%と続きます。

「特に工夫はしていない」と回答した方が最も多かった一方で、「預貯金と資産運用を併用している」「毎月積立を行っている」人も一定数見られました。
教育資金と老後資金はどちらも大きな支出となるため、明確な方法を決める前に、まずは家計の状況を見ながら準備を進めている家庭も多いのかもしれません。

将来必要になる資金は家庭によって異なるため、正解は一つではありません。大切なのは、現在の家計や将来のライフプランに合わせて、無理なく続けられる準備方法を考えていくことといえそうです。

■教育資金の準備や将来のお金について、不安に感じていることや工夫していることは?
最後に、事前調査で「小学生以下の子どもがいる、もしくは今後子どもが欲しいと思っている」と回答した方に、教育資金の準備や将来のお金について、不安に感じていることや工夫していることを聞いてみたので、一部紹介します。

教育資金の準備や将来のお金について、不安に感じていることや工夫していることがあれば教えてください。
・物価が上がっていっていて不安。(20代・男性)
・どこに相談したらいいか分からない。(30代・男性)
・いくら必要なのか、その時にならないとわからないからどのくらい準備しておけばいいかわからないこと。(30代・女性)
・毎月貯金額を決めて通帳に入れるようにしています。(30代・女性)
・少しでも多く残そうと制度を活用している。(30代・男性)
・学費の値上がりなど想定外に必要な出費が増えることがあると準備した資金が足りるか心配になる。(40代・女性)


不安の声を見てみると、物価上昇や学費の値上がりなど、将来必要になる金額が見えにくいことへの心配が目立ちました。
また、「どこに相談したらいいか分からない」「どのくらい準備しておけばいいかわからない」といった声からも、具体的な準備方法や必要な金額を把握する難しさがうかがえます。

一方で、「毎月貯金額を決めて通帳に入れるようにしています」「少しでも多く残そうと制度を活用している」といったように、できる範囲で計画的に備えている人もいました。

教育資金や将来のお金への不安を軽減するには、まず必要な費用を把握し、自分の家庭に合った方法で無理なく準備を続けていくことが大切といえそうです。

■まとめ
今回の調査では、子育て世代の65.0%が教育資金に不安を抱えており、その中でも6割以上が「教育費がどのくらい必要かわからない」と回答するなど、将来の費用を見通す難しさが浮き彫りになりました。

また、教育資金の準備方法として46.0%が「預貯金」と回答する一方で、半数以上が「十分に準備できていない」と感じています。教育資金と老後資金の両方を考える必要があるなかで、どのように備えていくべきか悩んでいる人も多いようです。

まずは必要な金額の目安を知り、無理のない範囲で早めに準備を始めることが大切です。そのためにも、家計やお金の専門家に相談しながら、自分の家庭に合った方法を考えることが、漠然とした不安を具体的な計画へ変えるきっかけになるのかもしれません。



<記事等でのご利用にあたって>
・引用元が「株式会社NEXER Groupとくらすサポート秋田による調査」である旨の記載
・くらすサポート秋田(https://www.kurasapo-akita.com/)へのリンク設置


【くらすサポート秋田について】
運営会社:株式会社KRS
代表者:工藤 和徳
住所:秋田県秋田市山王沼田町11-8
電話番号:018-827-6410


【株式会社NEXER Groupについて】
本社:〒170-0013 東京都豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル11F
代表取締役:宮田 裕也
URL:https://www.nexer.co.jp
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