「コードを書く人材」から「AIと価値を共創する人材」へ──産学官連携の現場を追ったドキュメンタリーを公開
株式会社シシクリエイション(本社:東京都港区、代表取締役:塚原芳子)は、ドキュメンタリーメディア「SisiDen(シシデン)」にて、新作ドキュメンタリー『AIはエンジニアの仕事を奪うのか?』を公開しました。本作では、株式会社グローバル・システム・クリエイト(GSC)のエンジニア・宗氏と、九州工業大学大学院の学生がAIエージェント開発に挑む姿を通して、生成AI時代に求められるエンジニア像を描きます。
AIがコードを書く時代、「コードを書く人材」だけでは生き残れない
生成AIの急速な進化により、プログラムの生成やデバッグ、設計補助など、これまでエンジニアが担ってきた業務の一部はAIによって代替され始めています。就職活動中の学生を対象とした調査でも、「生成AIによって雇用が減る」と考える職種として「システムエンジニア・プログラマー」が上位に挙げられるなど、AIによる職業構造の変化は、若い世代にとっても現実的な課題となっています。
物語の冒頭、AIによってエンジニアの仕事が変わらざるを得ないという示唆から始まる。

Claudeを提供するAnthropic社が発表し、ワシントン・ポスト紙のデータ部門がまとめた情報を基に作成。生成AIに寄せられた全てのクエリ(質問)について、全700種以上に分類した職種のうちどの職種のスキルと関連が深いか、職種ごとの割合を算出した。結果、上位10の職種のうち8つをコンピュータ関係が占めた。アメリカ労働統計局の調査では、420以上の職種中、最も大きな打撃を受けた10職種に入っている。
引用:https://president.jp/articles/-/94326?page=1
だからこそ今、求められるのは「コードを書く力」だけではありません。
AIを使いこなし、社会課題を理解し、多様な立場の人と対話しながら価値を設計できるエンジニアの重要性は、これまで以上に高まっています。本作は、「AI時代に、エンジニアはどう生き残ればいいのか」という問いを軸に、その答えを現場から探ります。
学生の視点は、開発を変えるのか
主人公は、株式会社グローバル・システム・クリエイト(GSC)飯塚サテライトオフィスのエンジニア・宗氏。宗氏がタッグを組むのは、九州工業大学大学院の安田氏、坂田氏です。
福岡県飯塚市。行政も力を入れる「産学連携事例」を取材。飯塚市のアプリコンテストで最優秀賞を受賞した九州工業大学大学院生の2人が登場。

AI時代、自身の仕事を再定義する必要に迫られる主人公
安田氏、坂田氏は、2025年開催の「e-ZUKA Smart App Contest」で、災害時に活用できるアプリを開発し優勝した実績を持ちます。社会課題に向き合い、実際の利用者を想定してサービスを設計してきた経験は、今回のAIエージェント開発にも活かされました。
開発現場では、学生ならではの柔軟な視点からUI・UXに関する提案が次々と生まれ、現役エンジニアである宗氏の技術力と融合することで、より利用者目線のサービスへと進化していきます。
本作は、AI時代異なる世代・異なる立場が協働することで、価値を生み出すプロセスを描いています。
飯塚市が挑む「人材が育つまちづくり」
本作では、福岡県飯塚市が推進する産学官連携にも焦点を当てています。かつて炭鉱のまちとして栄えた飯塚市は、現在、IT産業の集積とデジタル人材の育成を地域戦略の柱に据えています。

飯塚市は炭鉱の町だった。現在大学を誘致するまでに至った背景とは。

飯塚市経済部産学振興課 中村氏が街の特色について語る。
その取り組みの一つが、本作にも登場する大学院生が優勝した学生向けアプリ開発コンテスト「e-ZUKA Smart App Contest」です。行政が挑戦の場をつくり、大学が人材を育て、企業が実践の機会を提供する。本作は、この産学官連携の循環が、地方に優秀なデジタル人材を育成・定着させるための重要なモデルになり得ることを示唆しています。
AI時代に求められるのは、「つくる力」だけではない
本作の後半では、宗氏、安田氏、坂田氏の3人が開発したAIエージェントを福岡市で開催された九州イノベーションWEEK(展示会)にて出展する様子を描いています。ブースには次々と来場者が訪れ、実際にサービスを体験しながら、多くのフィードバックが寄せられます。そこで問われるのは、自分たちが「つくりたいもの」を語る力ではありません。
利用者の声を真摯に受け止め、その意見をもとにサービスを改善し続ける姿勢です。
生成AIの普及によって、「コードを書くこと」の価値は大きく変化しつつあります。
これからのエンジニアに求められるのは、AIを活用する技術だけではなく、利用者の声に耳を傾け、社会課題を理解し、多様な人と共創しながら価値を生み出していく力です。
本作は、宗氏と二人の大学院生の挑戦を通して、AI時代に生き残るエンジニア像の変化を映し出します。

展示会では想像以上に見向きもされない現実が待っていた

果たして3人のプロジェクトは、利用者に届くのか?
元内閣官房参事官・元延岡市長 読谷山洋司氏による、考察
SisiDenお馴染みの有識者による解説「洞察の架け橋」では、元内閣官房参事官、元宮崎県延岡市長の読谷山洋司氏が登場。行政と産業の双方に携わってきた経験をもとに、AI時代に地方が果たす役割や、企業・大学・行政が連携して次世代人材を育成する意義について考察します。配信作品について
タイトル
『AI時代に、エンジニアは残れるのか。』
公開日
2026年7月30日
配信
YouTube「SisiDen(シシデン)」
https://youtu.be/D2HLLtQ660o?si=xl1aaUO77kgHNSQM
▼ 主な登場人物
宗 和輝|株式会社グローバル・システム・クリエイト(GSC)
安田 憲史|九州工業大学大学院生
坂田 英春|九州工業大学大学院生
田中 寛利|株式会社グローバル・システム・クリエイト 代表取締役社長
南 克憲|株式会社グローバル・システム・クリエイト システムソリューション事業部長
中村 達也|飯塚市経済部 産学振興課 課長
SisiDenプロデューサー 塚原のコメント

SisiDenプロデューサー塚原 芳子
企業の採用戦略、同時に行政の生存戦略として有効な事例今回の取材で最も印象に残ったのは、産学官連携の鍵は「相互理解」にあるということでした。学生の力を過大評価する必要はありません。しかし、社会課題に近い学生ならではの視点や柔軟な発想には、現役エンジニアにはない価値があります。一方で、飯塚市は大学誘致やIT産業の集積を進め、情報工学人材を育てる土壌を築いてきました。首都圏で採用競争が激化する今、企業は「どこに拠点を置くか」すなわち、「その地域でどんな人材が育っているか」という視点で地方展開を考える必要がある。地域の人材育成戦略と企業の成長戦略が重なった先に、新たな価値が生まれる。企業にとっても行政にとっても地方の人材戦略のロールモデルとなりうる事例だと感じました。
取材先:株式会社グローバル・システム・クリエイトについて
株式会社グローバル・システム・クリエイト(本社:東京都千代田区)は、1991年創業の独立系システムインテグレーター。業務システムの設計・開発・保守をはじめ、インフラ基盤の設計・構築を手掛けています。近年は、AIのプロダクト開発にも取り組む等、企業のAI導入の提案、サポート、構築に関わり、直近では九州工業大学や飯塚市と産官学連携プロジェクトを行っています。地域人材の育成と実践的なシステム開発を通じて、新たな価値創出に取り組んでいます。株式会社シシクリエイションについて
代表取締役:塚原 芳子所在地:東京都港区芝4-1-23 三田NNビル15F
設立:2024年6月3日
事業内容:ドキュメンタリーメディア「SisiDen」運営・企業・自治体向けストーリーブランディング/ドキュメンタリー映像制作
URL:https://sisicreation.com/
【本リリースに関するお問い合わせ】
株式会社シシクリエイション 広報担当
Email:pr@sisicreation.com
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