72.4%が「もっと早く推薦入試について知りたかった」と回答。58.5%は高校から十分な説明を受けられず。




総合型選抜・学校推薦型選抜の専門塾「碧推薦学院」(運営:株式会社水曜日、代表取締役:中村京香)は、総合型選抜または学校推薦型選抜を検討・出願した経験を持つ大学生301名を対象に、「高校時代の推薦入試に関する情報提供・進路指導の実態調査」を実施しました。

調査の結果、72.4%(218名)が「高校時代、もっと早く推薦入試について知りたかった」、58.5%(176名)が「高校から十分な説明を受けられなかった」と回答しました。また、44.5%(134名)は情報不足や準備開始の遅れによって出願を諦めた選択肢があり、64.8%(195名)は「早く知っていれば、別の大学・学部も検討していた」と回答しています。

推薦入試に関する情報提供の時期や校内の相談体制が、受験準備だけでなく、生徒が検討できる大学・学部や進路選択の幅そのものに影響している可能性が示されました。

◆ 調査結果の要点
・72.4%、218名が「もっと早く推薦入試について知りたかった」と回答
・58.5%、176名が「高校から十分な説明を受けられなかった」と回答
・46.8%、141名が「校内の相談先や回答内容に課題を感じた」と回答
・44.5%、134名が「情報・準備不足により諦めた選択肢がある」と回答
・64.8%、195名が「早く知っていれば別の大学・学部も検討していた」と回答
・82.1%、247名が「高校1・2年生から情報を提供すべき」と回答





◆ 調査設計
調査対象は、4年制大学に在籍する大学1~3年生のうち、高校在学中に総合型選抜または学校推薦型選抜を検討・出願し、学校教員へ大学進学について相談した経験がある301名です。第三者調査会社の登録モニターを利用し、事前スクリーニングと本調査の二段階で実施しました。

◆ 本調査の背景
総合型選抜・学校推薦型選抜では、大学・学部・学科・入試方式ごとに、評定平均、英語資格、履修科目、専願・併願、活動実績、提出書類、選考内容などが異なります。高校1・2年生から評定や資格取得、探究・課外活動を意識しなければ、出願条件を満たすことが難しい入試もあります。
第一弾の高校教員調査では、65.9%が「推薦入試を十分に説明する自信がない」、69.4%が「校内に十分な相談先がない」と回答した一方、83.2%は指導力を高めたいと回答しました。第二弾となる本調査では、高校教員個人を批判するのではなく、生徒側の経験から、情報提供の時期と相談体制が進路選択に与える影響を検証しました。

◆ 主な調査結果
1.72.4%が「もっと早く推薦入試について知りたかった」と回答



「高校時代、推薦入試について実際に知った時期よりも早く知りたかったと思いますか」と質問したところ、「強くそう思う」111名(36.9%)、「ある程度そう思う」107名(35.5%)で、合計218名(72.4%)でした。

回答結果
・強くそう思う:111名、36.9%
・ある程度そう思う:107名、35.5%
・あまりそう思わない:54名、17.9%
・まったくそう思わない:29名、9.6%

推薦入試では、評定、英語資格、探究・課外活動などが出願資格や評価に関係する場合があります。制度を知った時点ですでに高校2年生後半や3年生の場合、必要な準備が間に合わない可能性があります。

2.58.5%が「高校から十分な説明を受けられなかった」と回答



「高校在学中、学校から推薦入試の制度や選択肢について十分な説明を受けられたと思いますか」と質問したところ、「あまり十分ではなかった」103名(34.2%)、「十分ではなかった」73名(24.3%)で、合計176名(58.5%)でした。

回答結果
・十分な説明を受けられた:45名、15.0%
・ある程度説明を受けられた:80名、26.6%
・あまり十分ではなかった:103名、34.2%
・十分ではなかった:73名、24.3%

必要とされていたのは制度名称の紹介だけでなく、大学・学部ごとの出願資格、評定、英語資格、専願・併願、準備開始時期など、進路判断につながる具体的な情報だったと考えられます。

3.46.8%が「校内で相談先が分からない、または詳しい回答を得られなかった」と回答



校内での相談状況を尋ねたところ、「相談したが、詳しい回答を得られなかった」80名(26.6%)、「誰に相談すればよいか分からなかった」61名(20.3%)で、合計141名(46.8%)でした。

回答結果
・十分に相談できた:94名、31.2%
・一部の教員には相談できた:66名、21.9%
・相談したが詳しい回答を得られなかった:80名、26.6%
・誰に相談すればよいか分からなかった:61名、20.3%

相談窓口や担当者を明確にし、学校内だけでは判断が難しい事例を外部専門機関へ相談できる体制が必要です。

4.44.5%が、情報不足や準備の遅れによって諦めた選択肢があると回答



情報不足や準備開始の遅れにより、出願を諦めた大学・学部・入試方式が「ある」と回答した大学生は134名(44.5%)でした。

出願を諦めた理由(n=134、複数回答)
・必要な英語資格の取得が間に合わなかった:73名、54.5%
・評定平均が出願条件に届かなかった:66名、49.3%
・知った時点で締切が近い、または過ぎていた:48名、35.8%
・探究・課外活動などの実績が不足していた:44名、32.8%
・志望理由書や面接等の準備時間が不足していた:42名、31.3%
・利用できる入試方式の存在を知らなかった:39名、29.1%
・履修科目などの条件を満たしていなかった:29名、21.6%

英語資格、評定、活動実績、履修科目は短期間で用意しにくく、早期の情報提供が出願可能性を守ることにつながります。

5.64.8%が「早く知っていれば、別の大学・学部も検討していた」と回答



「実際より早い時期に十分な情報を得ていた場合、現在とは異なる大学・学部も検討していたと思いますか」と質問したところ、「強くそう思う」88名(29.2%)、「ある程度そう思う」107名(35.5%)で、合計195名(64.8%)でした。

回答結果
・強くそう思う:88名、29.2%
・ある程度そう思う:107名、35.5%
・あまりそう思わない:69名、22.9%
・まったくそう思わない:37名、12.3%

情報提供の時期が、受験準備の効率だけでなく、生徒が検討できる進路の範囲にも影響する可能性を示しています。

6.82.1%が「高校1・2年生から推薦入試の情報を提供すべき」と回答
「高校1・2年生の段階から具体的な情報を提供すべきだと思いますか」と質問したところ、「強くそう思う」139名(46.2%)、「ある程度そう思う」108名(35.9%)で、合計247名(82.1%)でした。
推薦入試を利用するかを早期に決める必要はありませんが、将来の出願可能性につながる準備を知る機会は必要です。

7.高校時代に最も受けたかった支援は「大学・学部ごとの推薦入試情報」



高校時代に受けたかった支援を複数回答で尋ねたところ、「大学・学部ごとの推薦入試情報」が228名(75.7%)で最多でした。次いで「自分に合った大学・入試方式の個別相談」214名(71.1%)、「評定や英語資格を含む準備計画」202名(67.1%)でした。

高校時代に受けたかった支援(n=301、複数回答)
・大学・学部ごとの推薦入試情報:228名、75.7%
・自分に合った大学・入試方式の個別相談:214名、71.1%
・評定や英語資格を含む準備計画:202名、67.1%
・生徒・保護者向けの推薦入試説明会:188名、62.5%
・志望理由書や提出書類の指導:176名、58.5%
・探究・課外活動に関する相談:161名、53.5%
・面接・小論文対策:158名、52.5%

◆ 大学生から寄せられた声
「高校3年生になってから総合型選抜を知りました。もっと早く知っていれば、英語資格や活動実績の準備ができたと思います」

「担任の先生は親身でしたが、大学ごとの細かい条件は自分で調べるように言われました。先生もすべてを把握するのは難しいのだと思います」

「自分の活動が推薦入試で評価される可能性を知りませんでした。早く相談できていれば、違う大学や学部も候補に入れていたと思います」

◆ 本調査からの示唆
1.推薦入試の情報提供は、高校3年生からでは遅い場合がある
評定、英語資格、探究・課外活動など、高校1・2年生からの積み重ねが出願条件や評価に影響します。具体的な志望校が決まる前でも、選択肢と必要な準備を伝えることが重要です。
2.制度の紹介だけでなく、個別の大学・学部情報が求められている
生徒が必要としているのは、自分の評定、資格、活動、関心に照らして検討できる大学・学部・入試方式を整理するための情報です。
3.相談先を明確にし、教員個人に依存しない体制が必要
校内の窓口や担当者を明確にし、必要に応じて学校から外部専門機関へ相談できる体制を整えることで、教員への負担集中を防げます。
4.情報提供の遅れは、生徒の進路選択の幅に影響する
64.8%が「早く知っていれば別の大学・学部も検討していた」、44.5%が情報・準備不足で出願を諦めた選択肢があると回答しました。必要な時期に情報へアクセスできる環境が求められます。

◆ 第一弾・第二弾の調査から見えた推薦入試指導の課題
第一弾では、高校教員側が制度の複雑化、最新情報の収集、校内の相談体制に課題を感じる一方、指導力を高めたい意向が強いことが分かりました。第二弾では、生徒側でも情報提供の遅れや相談先不足を感じ、その一部が進路選択や出願機会に影響している可能性が示されました。
両調査から、高校教員の指導意欲ではなく、複雑化する制度に対して学校現場を支える情報提供と相談体制が共通課題として見えてきました。

◆ 碧推薦学院からのコメント
今回の結果は、高校の先生方が情報提供を怠っていることを示すものではありません。推薦入試は大学・学部ごとに条件や評価方法が異なり、情報も毎年度更新されます。先生方が多様な業務を担いながら、すべての最新情報を個別に把握することには限界があります。

一方、生徒にとっては、情報を得る時期が数か月、あるいは1年違うだけで、評定、英語資格、活動実績の準備が間に合わず、検討できる進路が変わる可能性があります。学校と推薦入試の専門機関がそれぞれの専門性を生かして連携し、高校1・2年生から正確な情報を届け、先生方が個別相談を抱え込みすぎない仕組みを整えることが、生徒の選択肢を守ることにつながると考えています。

碧推薦学院 代表 中村京香

◆ 高校・学習塾向け支援について
碧推薦学院は、志望校・入試方式の選定から、活動設計、志望理由書、小論文、面接対策までを一気通貫で支援しています。生徒・保護者への直接指導に加え、高校、学校法人、学習塾、予備校向けに、推薦入試研修、説明会、大学・学部情報の提供、個別相談、指導体制・コース設計などを提供しています。

◆ 高校・学習塾向けの無料相談を先着3組織に実施



調査結果の公開に合わせ、高校、学校法人、学習塾、予備校を対象に、先着3組織限定で無料相談を実施します。高校1・2年生向け説明会、教員・講師研修、大学・学部情報の整理、校内・塾内の相談体制、志望理由書・小論文・面接の指導体制、専門機関との連携方法などをご相談いただけます。

◆ 生徒・保護者からの進路相談も受け付けています
推薦入試を検討している高校生・中学生と保護者からの個別相談も受け付けています。志望大学・学部・入試方式の整理、評定・英語資格・探究活動・課外活動の準備、出願条件・スケジュール、一般選抜との選択などを、学年や現在の状況に応じてご案内します。

生徒・保護者からのお問い合わせ
碧推薦学院 個別進路相談窓口
公式サイト:https://aoisuisen.com/
個別相談・お問い合わせ:info@wednesdaytokyo.com

◆ 高校・教育機関・学習塾からのお問い合わせ
株式会社水曜日 碧推薦学院 教育機関・法人相談窓口
メールアドレス:info@wednesdaytokyo.com
株式会社水曜日 コーポレートサイト:https://wednesdaytokyo.com/
株式会社水曜日 お問い合わせフォーム:https://wednesdaytokyo.com/contact/
碧推薦学院 公式サイト:https://aoisuisen.com/

お問い合わせ対象
・高校教員・進路指導担当者
・高校管理職・学校法人
・教育委員会・教育関係者
・学習塾・予備校
・推薦入試指導に課題を感じている教育事業者

◆ 調査概要
調査名称:大学生の高校時代における推薦入試の情報提供・進路指導に関する実態調査
調査対象:4年制大学に在籍する大学1~3年生で、高校在学中に総合型選抜または学校推薦型選抜を検討・出願し、学校教員へ大学進学について相談した経験がある大学生
有効回答数:301名
調査期間:2026年8月1日~2026年8月6日
調査方法:第三者調査会社の登録モニターを利用したインターネット定量調査
抽出方法:事前スクリーニング調査および本調査による二段階方式
調査実施主体:碧推薦学院 / 株式会社水曜日
対象地域:全国
設問形式:単一回答、複数回答、4件法、自由記述
集計方法:単純集計および回答者属性別クロス集計

回答品質の確認
同一人物の重複回答、著しく短い回答、全設問で同一選択肢を選ぶ回答、スクリーニングと本調査に矛盾がある回答、無関係な自由記述、在籍大学や受験経験との整合性が確認できない回答は除外する設計です。

※回答割合は小数点第2位を四捨五入し、小数点第1位まで表示しています。
※端数処理により、単一回答の割合の合計が100.0%にならない場合があります。複数回答では合計が100.0%を超えます。
※本調査結果を引用する場合は、「碧推薦学院『大学生の高校時代における推薦入試の情報提供・進路指導に関する実態調査』」と出典を明記してください。

◆ 運営会社概要
会社名:株式会社水曜日
サービス名:碧推薦学院
代表取締役:中村京香
所在地:〒153-0064 東京都目黒区下目黒1丁目1番14号 コノトラビル7F
事業内容:推薦入試指導事業「碧推薦学院」の運営、オンライン指導、映像授業等の通信教育事業、推薦入試対策の受験コンサルティング事業等
株式会社水曜日 コーポレートサイト:https://wednesdaytokyo.com/
碧推薦学院 公式サイト:https://aoisuisen.com/
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