「大丈夫だ! 音楽に国境はない! 我々のビートとダンスは――必ず通じる!」アジア以外の国で初となるライブに約1,700名が熱狂!
バンダイナムコエンターテインメントが贈る音楽原作キャラクタープロジェクト「電音部」のエリアチェーン『シモキタザワエリア』とリンクし、下北沢カルチャーのごとく物語を変圧し続ける令和トランスアイドル・Ma’Scar’Piece(マスカーピース)が、8月7日(金)から9日(日)にカナダ・アルバータ州・エドモントンにて開催された、カナダ西部最大規模のアニメイベント「Animethon 2026」に出演。
海外へと躍進を遂げるMa'Scar'Pieceが、イベント2日目に披露したライブとDJパフォーマンスの模様をレポートとしてお届けいたします。

「Animethon 2026」
公式サイト:https://animethon.org/
公式Instagram:@animethon(https://www.instagram.com/animethon/)
公式X:@animethon(https://x.com/animethon)
公式Facebook:https://www.facebook.com/animethon
■ライブレポート
(Text by 坂井彩花)
バンダイナムコエンターテインメントが贈る音楽原作キャラクタープロジェクト「電音部」。その『シモキタザワエリア』のユニットとして結成された令和トランスアイドル・Ma’Scar’Pieceは、二次元ではキャラクターを演じ、三次元では生身のアイドルとして活動する「電音部」ならではのスタイルを貫きながら、トランスを軸とした楽曲と共にアイドルシーンとクラブミュージックをシームレスに繋いできた。歌、ダンス、DJを通して活動の幅を広げている彼女たちの魅力が、いま海外にも届き始めている。
8月7日(金)から9日(日)にわたって開催された、カナダ西部最大規模のアニメイベント「Animethon 2026」に、Ma’Scar’Pieceは初出演を果たした。アジア以外の国での初めての公演でありながら、ライブパフォーマンスには約1,700名が集う大熱狂!特典会も盛況し、 深夜のDJパフォーマンスにおいても、23:15スタートを感じさせないほどの大盛り上がりとなった。彼女たちの音楽がカナダでも通用することを示してみせたのだ。本稿ではDAY2に行われたLive PerformanceとDJパフォーマンスの様子をお届けする。


Ma’Scar’Pieceが登場する公式ストーリーコミック『おとばこみっくす』を用いたオープニング映像から、ショータイムは幕開けだ。劇中の対戦相手として「カナダ エドモントン」とコールされると、場内には賑やかな歓声が沸きあがった。ステージを一心に見つめ、彼女たちの登場を待つ観客の様子からも、現地での期待値の高さが伝わってくる。いまかいまかという空気が漂うなか、5人は晴れやかに「We are Ma’Scar’Piece!」と宣言すると、「overture」に導かるようにしてステージへ姿を現した。
大森莉緒の深いブレスを合図に、自分たちの音で世界を塗り替える決意が宿された「Showtime Ignition」へ。丁寧かつ力強く言葉を紡ぎながら、客席の隅々まで《この音でフロアを支配する》と鮮やかな意志を刻み付けていく。その佇まいは堂々としていて、海外のライブだとは思えないほどだ。オーディエンスも彼女たちの沸々とした熱意にほだされたのか、エモーショナルにサイリウムが揺れ、コールが鳴り響いた。
1曲目を終えた時点で、すでに会場の熱気は最高潮。「爆裂タウマゼイン」にバトンを渡し、一段とパワフルにアクセルを踏みこんでいく。山本愛梨がクールな視線で惹きつければ、咲間なぎは伸びやかに歌声を解き放つ。ひとりずつ入れ替わりながらモーションで魅せる場面では、それぞれが細かなニュアンスに個性を宿し、しっかりとオーディエンスの視線を奪っていった。燃え上がる情熱を描いた「BON BON FIRE」でこだまする《ふっふー!》の合いの手は、「Animethon 2026」でも健在だ。慣れ親しんだ掛け声は、日本から離れたカナダの地でもMa’Scar’Pieceが受け入れられていることを謳っていた。
最初のMCタイムでは、好きなアニメについて触れながら、ひとりずつ自己紹介。そのまま流れに乗ると「次はキャラクター紹介ソングです。名前を呼ぶところではコールしてね」と呼びかけ、客席をスマートに巻きこんでいく。
誘われたのは、自己紹介キャラソングである「Ma’Scar’Piece」だ。ひとりひとりにたっぷりと割り当てられたソロパートは、歌詞だけでなくフレージングやアプローチでも、各々のアイデンティティを映し出す。メンバーの名前を呼ぶレスポンスも活き活きと響き渡り、アーティストとファンが団結して作られていくライブならではのムードが醸造されていった。
ターンで翻るスカートにアイドルらしい煌めきが香る「Hallucination」、メリハリのあるダンスブレイクで魅了する「Into a trance」と、彼女たちの勢いは止まらない。とはいえ、全身全霊のステージングでカリスマ性を放ちながらも、人懐っこさも兼ね備えているのがMa’Scar’Piece。折り返しのMCでは、「何かオススメの食べ物ある?」と呼びかけて、客席とコミュニケーションを取る一幕もあった。「電音部」のキャラクターを演じながら、ふとした瞬間にはメンバー自身の素顔も覗かせる。キャラクターと本人、どちらの持ち味を楽しめることも多くの人が虜になる理由のひとつなのだろう。
ラストスパートを前に、Ma’Scar’Pieceの楽曲をメドレー形式で組み上げたDJタイムへ突入。多々良ゆらと甘崎結依梨がDJブースに立ち、ノリのいいビートを次々とドロップしていく。どの曲が流れても熱量を落とさないファンの姿は、Ma’Scar’Pieceの楽曲が深く浸透していることを物語る。音楽に身を委ね、歌声に聴き入り、大きなコールを送り、ともに踊る。観客の一人ひとりが自由に音と戯れる光景は、DJタイムそのものが一つのショーとして確立していることを証明していた。
流れるように「OTAKEBI」へ繋ぎ、大団円に向かってさらなる追い込みをかけていく。鮮烈なシンセサウンドに乗る歌声は、どこか荒々しくもあり、可愛さだけではない攻めの姿勢が垣間見えた。
「圧倒的アイドルの極み」ではサイリウムやタオルがクルクルと宙を舞い、「ゼロ・グラビティ」ではあえて無機質な表現で観客の心を掌握。多彩な切り口でトランスを昇華し、一瞬だって飽きる隙を与えない。楽曲ごとに異なる表情を打ち出しながら、会場全体のボルテージを極限まで引き上げていった。
ラストソングには、Ma’Scar’Pieceが目指す道を歌った「ALASKA」を投下。2025年の8月8日に結成1周年を記念して誕生したナンバーにより、傷跡すらも成長のバネとして進んでいく覚悟をカナダの地に刻み付ける。《AH-AH-AH ALASKA…》と一致団結したシンガロングを紡ぎだし、多幸感あるフィナーレを飾った。


そして、数時間後には、最年少の甘崎を除く4名でDJパフォーマンスライブへ。深夜帯でのステージにも関わらず、色とりどりのペンライトがフロアを埋め尽くす大盛況となった。パフォーマンスの途中で、初の機材トラブルに見舞われてしまう一コマもあったが、動揺することなく柔軟に対応。機材を直すメンバーとオーディエンスを盛り上げるメンバーに分かれて、スマートにトラブルを乗り越え、最終的には大きな歓声に包まれるハッピーエンドを作り上げたのだった。

アジア以外の国で初となるライブで、ハイテンションなトランスミュージックと共に鮮明な爪痕を残したMa’Scar’Piece。「大丈夫だ! 音楽に国境はない! 我々のビートとダンスは――必ず通じる!」というオープニングムービーのセリフを体現するように、音楽を通じて現地のオーディエンスと心を通わせてみせた。『シモキタザワエリア』を飛び出し、海外へと活動の場を広げた彼女たちが、これからどのような景色を見せてくれるのか。今後の活動にも期待が高まる。
(Text by 坂井彩花)
■セットリスト
Overture
M1 Showtime Ignition
M2 爆裂タウマゼイン
M3 BON BON FIRE
MC
M4 Ma'Scar'Piece
M5 Hallucination
M6 Into a trance
MC
DJ Time(Ma'Scar'Piece楽曲メドレー)
M7 OTAKEBI
M8 圧倒的アイドルの極み
M9 ゼロ・グラビティ
MC
M10 ALASKA
■Ma’Scar’Piece ライブ情報

2周年記念ライブ
タイトル:Ma’Scar’Piece 2nd Anniversary Live「Fly 2 Zenith」
日 時:8月22日(土) OPEN 14:30/START 15:30
会 場:WARP SHINJUKU
チケット:https://eplus.jp/sf/detail/4543050001-P0030001?P6=001&P1=0402&P59=1
特設サイト:https://mascarpiece-fc.com/static/2nd-anniversary/
■Ma’Scar’Piece イベント出演情報
#ニキプレ「NOXACTIIC.」
8月14日(金) duo MUSIC EXCHANGE
詳細情報:https://ticketdive.com/event/20260814_nikipre_mn
Cybercruise #サイクル
8月16日(日) ロサ・アルバ(クルーズ船)
詳細情報:https://nakanodennou.com/event/816cybercruise/
QUEENLAND VOL.7
8月17日(月) clubasia
詳細情報:https://ticketdive.com/event/0817shibuya
@JAM EXPO 2026 supported by UP-T
8月29日(土) 横浜アリーナ
詳細情報:https://atjam.jp/expo2026
■Ma’Scar’Piece プロフィール/メンバー紹介
Ma’Scar’Piece(マスカーピース)は、『TIF de Debut2024 supported by Denonbu(電音部)』から誕生した、甘崎結依梨・咲間なぎ・多々良ゆら・大森莉緒・山本愛梨の計5名によるユニット。バンダイナムコエンターテインメントが贈る音楽原作キャラクタープロジェクト「電音部」のエリアチェーン『シモキタザワエリア』内の北沢音箱高校のメンバー、明前魅音(甘崎)・松陰聖那(咲間)・駒場伶音(多々良)・笹塚舞歌(大森)・三軒神楽(山本)の声優をそれぞれ務め、令和トランスアイドルとして活動中。クラブイベントではDJとしても活躍。ツインプラネット所属。


困難と葛藤を経験しながらも、その痛みや闘いを自らの個性と変え、令和トランスアイドルとして輝きを放つMa’Scar’Piece。
その名の通り、“Scar”(傷跡)を持つことで“Piece”(作品)としての存在価値を深め、“Master Piece”(最高傑作)を目指す彼女たちの音楽やパフォーマンスは、生きることの喜びや苦しみ、自己を見つける旅路を表現し、内に秘めた痛みや再生の物語を描きます。
また、彼女たちの音楽はトランスジャンルを基盤とし、重厚なビートとサイバーなサウンドが絶え間なく変わりゆく、まるでナイトクラブに潜り込んだかのようなトランスの世界を作り出します。
さらに、トランス=変圧という言葉を背負い、電音部のエリアチェーン『シモキタザワエリア』の舞台とリンクし、様々な形で過去を紡いできた下北沢カルチャーのごとく変圧を重ね、激しさと美しさが共存し、一人ひとりが抱える過去や傷を音楽とパフォーマンスで昇華し、リスナーの心に響くトランスのビートで包み込みます。
Ma’Scar’Piece 公式SNS
オフィシャルサイト:https://mascarpiece-fc.com
X:@mascarpiece(https://x.com/mascarpiece)
Instagram:@mascarpiece_official(https://www.instagram.com/mascarpiece_official/)
YouTube :@mascarpiece(https://www.youtube.com/@mascarpiece)
TikTok :@mascarpiece(https://www.tiktok.com/@mascarpiece)

明前魅音(めいぜん みおん)役 甘崎結依梨(かんざき ゆいり)
誕生日:8月12日
出身地:愛知県
趣 味:メイク、ダンス、寝ること
特 技:いろいろなジャンルのダンス
X :@MSP_yuiri(https://x.com/MSP_yuiri)
Instagram:@msp_yuiri(https://www.instagram.com/msp_yuiri/)
TikTok :@msp_yuiri(https://www.tiktok.com/@msp_yuiri)

松蔭聖那(しょういん せな)役 咲間なぎ(さくま なぎ)
誕生日:8月12日
出身地:神奈川県
趣 味:YouTubeやアニメを見ること・グミの食べ比べ
特 技:腹話術とアクロバットとダンス
X :@MSP_nagi(https://x.com/MSP_nagi)
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TikTok :@msp_nagi(https://www.tiktok.com/@msp_nagi)

駒場伶音(こまば れいね)役 多々良ゆら(たたら ゆら)
誕生日:10月26日
出身地:神奈川県
趣 味:推しごと、作詞、VRゲーム、ミュージカル鑑賞
特 技:英語、絵画・イラストと絶妙に似てない声真似
X :@MSP_yura(https://x.com/MSP_yura)
Instagram:@msp_yura(https://www.instagram.com/msp_yura/)
TikTok :@msp_yura(https://www.tiktok.com/@msp_yura)

笹塚舞歌(ささづか まいか)役 大森莉緒(おおもり りお)
誕生日:12月22日
出身地:愛知県
趣 味:グルメ・食べ歩き
特 技:8月上旬下旬のセミの鳴き真似
X :@MSP__Rio(https://x.com/MSP__Rio)
Instagram:@rio.ohmori(https://www.instagram.com/rio.ohmori/)
TikTok :@msp_rio(https://www.tiktok.com/@msp_rio)

三軒神楽(さんげん かぐら)役 山本愛梨(やまもと あいり)
誕生日:11月8日
出身地:広島県
趣 味:ゲーム、読書、料理、写真を撮ること、散歩(冬は除く)
特 技:睡眠、10分前行動
X :@MSP_airi(https://x.com/MSP_airi)
Instagram:@msp_airi(https://www.instagram.com/msp_airi/)
TikTok :@msp_airi(https://www.tiktok.com/@msp_airi)
電音部とは

バンダイナムコエンターテインメントが贈るダンスミュージックを中心とした音楽原作キャラクタープロジェクト。気鋭のクリエイターによる楽曲や物語などのメディアミックスはもちろん、最新技術を組み合わせたプロジェクト展開等により全世界規模での様々なカルチャーとの遭遇体験を目指します。
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