~現金持ち合わせ不足経験者の8割超が「支払い方法は病院選びに影響する」と回答~
“想い”に寄り添い、キャッシュレスで新たな価値を生み出す株式会社エム・ピー・ソリューション(本社:東京都港区、代表取締役社長:佐藤栄治)は、病院やクリニックを利用する関東圏在住の20代~60代の男女500名を対象に、昨年に引き続き「病院やクリニックでの決済状況」に関するアンケート調査を実施しました。
<調査結果のサマリー>
・直近の受診での支払いは、キャッシュレス決済56.2%が現金43.0%を上回る結果に。
・すべての決済に対応している場合、キャッシュレス決済の希望は78.0%。世代を問わず約7~8割に。
・直近の受診で現金払いをした人の53.5%が「本当はキャッシュレス決済を使いたい」と回答。
・現金の持ち合わせ不足の経験者は28.0%。うち82.2%が「支払い方法は病院選びに影響する」と回答し、経験のない人(36.9%)の2倍以上に。
・「支払い方法が病院選びに大きく影響する」との回答は20代21.0%、30代22.0%と、40代以上(7.0%~11.0%)の約2~3倍に。
<参照>株式会社エム・ピー・ソリューション 関東圏の医療機関における決済実態調査(2025年)
https://mp-solution.com/news/2025/article-108-3-2/
<調査結果>
Q1. 直近で病院・クリニックを受診した際、診察代の支払いでどのような決済方法を利用しましたか?
【結果】キャッシュレス決済が現金を上回り56.2%に
直近の受診で利用した決済方法は、キャッシュレス決済(クレジットカード・QRコード決済・電子マネー・交通系ICカードの合計)が56.2%となり、現金の43.0%を上回りました。前回調査(48.2%)から8.0ポイント増加となり、伸びは緩やかながら、医療現場においても支払いの主役が現金からキャッシュレスへと着実にシフトしていることがうかがえます。なお、決済手段の内訳では、クレジットカードが40.8%と最も多く、次いでQRコード決済が11.0%となりました。

Q2. 全ての決済方法に対応している場合、病院・クリニックでの支払いで最も使いたい決済方法は何ですか?
【結果】全世代でキャッシュレス希望が7~8割を占める。世代を問わず「脱・現金」ニーズが鮮明に
全ての決済方法が使える場合、キャッシュレス決済を希望する人は78.0%となり、前回調査(75.8%)からさらに増加しました。世代別で見ても、30代(87.0%)や60代(86.0%)をはじめ、最も低い40代(67.0%)においても約7割がキャッシュレスを希望するという結果となりました。世代を問わず医療現場におけるキャッシュレスニーズが高いことがわかりました。

内訳はクレジットカードが45.4%で最多、QRコード決済も27.0%と存在感
希望する決済方法の内訳をみると、クレジットカードが45.4%と全体の中で最も支持を集め、次いでQRコード決済が27.0%となりました。交通系ICカード(3.0%)やその他電子マネー(2.6%)を大きく上回り、「使いたい決済手段」としてはクレジットカードとQRコード決済の2つに人気が集中していることがわかりました。

現金払いをした人の半数超が「本当はキャッシュレス」を希望
また、Q1で直近の受診時に現金で支払ったと答えた人(n=215)のうち、53.5%が最も使いたい決済方法として「キャッシュレス」を選びました。「使いたいのに使えない」層が引き続き半数を超えている実態が明らかになりました。

Q3. キャッシュレス決済に対応していないことで、受診を諦めた・受診先を変えたことはありますか?
【結果】非対応が理由で受診を諦めた・受診先を変えた人は依然として2割超
Q2で最も使いたい決済方法として「キャッシュレス決済」を希望した人(n=390)のうち、受診先がキャッシュレス決済に対応しておらず受診を諦めた・受診先を変えた経験がある人は21.4%となり、前回調査(27.6%)からはやや減少したものの、決済手段の非対応が受診行動そのものに影響を与えている実態が続いています。
世代別で見ると、20代が34.6%、30代が34.5%と特に高く、若年層ほどキャッシュレス非対応による受診先変更を経験している傾向が浮き彫りになりました。

Q4. 現金支払いのみの病院・クリニックで、受診後の会計時に現金の持ち合わせが無かった・足りなかった・ギリギリだった経験はありますか。
【結果】現金不足の経験者は28.0%。前回調査から改善も、約4人に1人が経験
調査対象者全員に、会計時に現金の持ち合わせについて聞いたところ、受診後の現金不足の経験がある人は28.0%(n=140)となり、前回調査(39.4%)から11.4ポイント改善しました。キャッシュレス対応が進んだことに加え、患者側での事前準備意識の高まりなどが要因として推測されるものの、依然として約4人に1人が現金不足を経験しています。

Q5. 会計時に現金の持ち合わせが無かった・足りなかった・ギリギリだった際、どのように対応しましたか。
【結果】67.1%がATMへ移動して現金を引き出し
Q4で現金不足を経験した人(n=140)に対応を聞いたところ、「現金を用意するためATMへ向かった」が67.1%で最多となりました。「自宅へ取りに帰った」(23.6%)を含め、体調不良や怪我を抱えた中で追加の行動を強いられるケースが依然として少なくありません。

Q6. キャッシュレス対応の有無は、病院選びにどの程度影響しますか。
【結果】20~30代の「支払い方法重視」は40代以上の2~3倍
支払い方法が病院選びに与える影響を尋ねたところ、全体では「大きく影響する」(13.8%)「やや影響する」(35.8%)を合わせて49.6%が何らかの影響があると回答しました。
世代別に見ると、「影響する」と回答した割合(「大きく影響する」「やや影響する」)は、20代が55.0%、30代が66.0%と過半数を超える一方、50代(40.0%)や60代(36.0%)では約4割にとどまりました。また、「大きく影響する」と回答した割合は、20~30代(21.0%~22.0%)は40代以上(7.0%~11.0%)の約2~3倍にのぼり、若年層を中心に医療機関選びにおいて決済の利便性を重視する傾向が鮮明になっています。

現金不足を経験した人ほど、支払い方法が「病院選びに影響する」と回答
一度困った経験が、その後の病院選びの基準を変える
Q4で現金の持ち合わせ不足を経験したと答えた人(n=140)のうち、82.2%が「支払い方法は病院選びに影響する」(「大きく影響する」「やや影響する」)と回答しました。一方、経験がない人(n=360)では36.9%にとどまり、その差は45.3ポイントにのぼりました。一度でも会計時に困った経験は、その後の病院選びの基準そのものを大きく変えていることが、今回の調査で新たに明らかになりました。

■まとめ
本調査から、医療機関における支払い手段は前回調査と比べてキャッシュレス優位へとシフトしつつある一方、現金払いをした人の半数超が「本当はキャッシュレス決済を使いたい」と回答するなど、依然としてニーズと実態の間にギャップが存在することが明らかになりました。
特に、現金不足を一度でも経験すると、その後の病院選びで支払い方法を強く意識するようになるという傾向が今回新たに確認され、決済手段の充実が患者の医療機関選択に直結する重要な要素であることが裏付けられました。また、20~30代の若年層ほどこの傾向が強く、今後の患者層の中心となる世代のニーズとして、医療機関側の対応が急務であると考えられます。
医療現場におけるキャッシュレス決済の導入は、単なる利便性の向上にとどまらず、「安心して医療を受けられる環境づくり」の観点でも、今後ますます重要性を増していくと考えられます。
<調査概要>
・調査名:関東圏の医療機関における決済実態調査(2026年)
・調査対象:過去半年以内に病院やクリニックの受診経験がある、関東圏在住20代~60代男女
・調査方法:インターネット調査
・調査期間:2026年7月1日 ~ 2026年7月8日
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■株式会社エム・ピー・ソリューションについて
エム・ピー・ソリューションは、NECグループと各電子マネー会社・クレジットカード会社と協力して提供する、無人機向けキャッシュレス決済サービス『JMMS』や、対面式キャッシュレス決済サービス『KAZAPi(かざっぴ)』などを中心として、決済インフラ導入支援、決済代行業務までを含んだソリューションを提供しています。また、2024年1月からは、自販機を活用したマーケティングサービス『ジハトク(R)』の提供も行っています。今後も、キャッシュレス決済サービスを軸とした取り組みで、安心・便利なユニバーサル社会の実現に貢献します。
※『ジハトク(R)』はTOPPANホールディングス株式会社の登録商標です。
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