作品をイメージしたティザービジュアルを公開

一穂ミチ最新作『希望の子』をイメージしたティザービジュアルは、書店ポスターとして展開予定(撮影:平松市聖 AD:大久保明子)
”生まれた日”によって希望を背負わされた子どもたちが、誰にも言えない気持ちを持ち寄り、分かち合う――。一穂ミチさんによる切なくも温かい連作短編小説『希望の子』を、2026年10月7日に文藝春秋より刊行します。
いち早くプルーフを読んだ書店員さんから「一穂ミチさんのこういう繊細な心理描写が読みたかった」「著者の代表作になる」との声があがった、一穂さんにしか描けない珠玉の作品集です。
■あらすじ
失声症により言葉を発することができない雪花(せっか)は、スクールカウンセラーの梢(こずえ)から"生まれた日によって希望を背負わされた人"が集まる「反希望クラブ」に誘われる。雪花が生まれたのは2011年3月11日。その日を境に、父は故郷の福島から戻らなくなり、雪花は母と大阪で暮らすことになった。
ずっと抱えてきたわだかまりを分かち合える「反希望クラブ」は雪花の大切な居場所となっていく。そんな中、雪花は母のスマホを盗み見てしまい――。
■一穂ミチさん直筆コメント

■書店員さんの声
この感情をどうしたらいいのか。もうたまらない。著者の代表作になる、読みつがれる作品になると期待します。ジュンク堂書店滋賀草津店 山中真理さん
この本、いい! すごくいい! 一穂ミチさんのこういう繊細な心理描写が読みたかった!
紀伊國屋書店セブンパークアリオ柏店 伊藤奈穂子さん
「カーマンライン」は、読み終わってすぐもう一度読んで2回とも泣きました。純粋で儚い、なんて美しい物語だろう。
紀伊國屋書店高槻阪急スクエア店 北辻祥子さん
冒頭 3 話収録の先行プルーフに寄せられた書店員さんの感想です。
■著者紹介
一穂ミチ(いちほ・みち)大阪府生まれ。2007年に『雪よ林檎の香のごとく』でデビュー。22年『スモールワールズ』で吉川英治文学新人賞、24年『光のとこにいてね』で島清恋愛文学賞、『ツミデミック』で直木賞を受賞。また22年には咲くやこの花賞〔文芸その他部門〕も受賞している。他の著書に『うたかたモザイク』、『恋とか愛とかやさしさなら』、『アフター・ユー』、『たぶん、恋しい』など。
■書誌情報
書名:『希望の子』著者:一穂ミチ
定価(紙版):1980円(税込)
電子書籍価格:1900円(税込)
出版社:株式会社文藝春秋
判型:四六判 上製カバー装 304頁
発売日:2026年10月7日
ISBN:978-4-16-392145-7
書誌URL:https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163921457
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