没後50周年のブリテンの命日に、ダンサーとのコラボレーションでお届けする特別なひととき


撮影:井上嘉和

■ロームシアター京都10周年×京都市交響楽団70周年共同プロジェクト 第2弾
2026年に10周年をむかえたロームシアター京都と、70周年をむかえた京都市交響楽団による共同プロジェクト。この2つのプロジェクト(Project A、Project B)に京都市交響楽団のタイトルホルダーの指揮者2名を据え、京都市における音楽・芸術分野をリードする実演団体と運営施設を持つ全国的にも稀有な団体としての強みを活かし、市内外に充実した内容を発信します。
プロジェクト第2弾のテーマは『Professional×Professional 劇場とアーティストで化学反応』。「12月4日」はイギリスの作曲家、ベンジャミン・ブリテン(1913-1976)の「命日」であり、没後50年という「節目」の日でもあります。そのような特別な年、特別な日に、彼の作品を中心としたプログラムをお届けします。

■没後50年のブリテンの命日にお届けする、特別な鎮魂(レクイエム)
プログラムは、ペルト《ベンジャミン・ブリテン追悼の「カントゥス」》、ラヴェル《クープランの墓》、そしてブリテン《春の交響曲op.44》。1曲目の《ベンジャミン・ブリテン追悼の「カントゥス」》は、エストニアの作曲家アルヴォ・ペルト(1935-)が、1976年のブリテン死去を受けて1977年に作曲した、弦楽合奏と鐘のためのイ短調のカノン作品。没後50年のブリテンの命日という特別な日におくる鎮魂曲から、この公演が始まります。つづく《クープランの墓》はフランス・バロックの音楽家フランソワ・クープラン(1668-1733)に捧げる音楽として、モーリス・ラヴェル(1875-1937)が1917年にピアノ作品として書いた6曲からなる組曲です。その一曲一曲は第一次世界大戦で戦死したラヴェルの友人に捧げられています。悲しみや哀悼の情を直接的に表現することはなく、まるで墓前に供えられた花のように典雅な美しさをたたえた曲です。今回お届けする管弦楽版は、6曲のうち4曲をラヴェル自身の手で編曲したものです。前半にお届けする2曲はダンサーの東野祥子、康本雅子とのコラボレーションをお届けします。身体で表現される曲の世界観とオーケストラの演奏との化学反応をお楽しみいただけます。

最後の曲である《春の交響曲op.44》は、1949年に作曲された3人の独唱者、混声合唱と少年合唱、管弦楽のための交響曲です。古今の英国の詩をテキストに、全編合唱と独唱が活躍する、美しく生命力あふれる傑作です。北国のイギリスでは長くて暗い冬を耐え忍ぶため、春が来る喜びは一入です。古来英詩にうたいつづけられてきた春の歓喜にのせブリテンがつくり上げた、冬から春への移り変わり、大地と生命の目覚めをお聴きください。ソリストは小林沙羅(ソプラノ)、金子美香(メゾ・ソプラノ)、笛田博昭(テノール)。合唱は東京混声合唱団、児童合唱は京都市少年合唱団というメンバーでお届けします。京都市交響楽団桂冠指揮者である大友直人マエストロの指揮のもと、オーケストラと歌声が重なり合い、荘厳で迫力ある演奏にご期待ください。
公演情報


ロームシアター京都10周年×京都市交響楽団70周年共同プロジェクト
Project B『ブリテン:春の交響曲』

日時:12月4日(金)19:00開演(18:00開場)
会場:メインホール

曲目:ペルト:ベンジャミン・ブリテン追悼の「カントゥス」★
ラヴェル:クープランの墓★
ブリテン:春の交響曲op.44◆

指揮:大友直人(京都市交響楽団 桂冠指揮者)  
振付・ダンス出演:東野祥子、康本雅子★
独唱:小林沙羅(ソプラノ)、金子美香(メゾ・ソプラノ)、笛田博昭(テノール)◆
合唱:東京混声合唱団◆
児童合唱:京都市少年合唱団◆
管弦楽:京都市交響楽団



プロフィール

大友 直人 Naoto Otomo


(c)Rowland Kirishima
桐朋学園在学中にNHK交響楽団を指揮してデビュー以来、日本のクラシック音楽界をリードし続けている。これまでに日本フィル正指揮者、大阪フィル専属指揮者、東京交響楽団常任指揮者、京都市交響楽団常任指揮者、群馬交響楽団音楽監督を歴任。現在東京交響楽団名誉客演指揮者、京都市交響楽団桂冠指揮者、琉球交響楽団音楽監督、瀬戸フィルハーモニー交響楽団ミュージックアドバイザー。東京文化会館の初代音楽監督として東京音楽コンクールの基盤を築く。また、高崎芸術劇場の初代芸術監督を務め、数々の自主制作の企画を成功に導いた。海外オーケストラからも度々客演として招かれている。令和7年度京都市芸術振興賞。大阪芸術大学教授、東邦音楽大学特任教授。京都市立芸術大学、洗足学園大学各客員教授。



京都市交響楽団 City of Kyoto Symphony Orchestra


(C)井上写真事務所 井上嘉和
1956 年創立。日本で唯一、自治体が運営に責任を持ち、<身近な存在として、市民に愛され誇りとされる><文化芸術都市・京都の象徴となる>オーケストラを目指している。23 年第 14 代常任指揮者に沖澤のどか、24 年首席客演指揮者にヤン・ヴィレム・デ・フリーントが就任。京都コンサートホールでの定期演奏会をはじめ、小中学生対象の音楽鑑賞公演、0 歳から楽しめる演奏会、アウトリーチ活動等、多彩な活動を行っている。



小林沙羅 Sara Kobayashi


(C) NIPPON COLUMBIA
東京藝術大学及び同大学院修了。ウィーンとローマにて研鑚 を積む。ブルガリア国立歌劇場『ジャンニ・スキッキ』で欧州デビュー。野田秀樹演出『フィガロの結婚』、藤原歌劇団『カルメン』、岡田利規演出『夕鶴』、佐渡裕指揮『ドン・ジョヴァンニ』など話題作に続々出演。2027年1月日本オペラ協会『天守物語』に出演予定。マーラー「交響曲第4番」等オーケストラのソリストとしても活躍。2026年4枚目のアルバムをリリース。11月29日にはデビュー20周年記念コンサートを開催。出光音楽賞、ホテルオークラ賞受賞。藤原歌劇団団員。大阪芸術大学准教授。



金子美香 Mika Kaneko



東京音楽大学声楽演奏家コース首席卒業後、同大学院を経てモーツァルテウム音楽院マスタークラス修了。二期会『ワルキューレ』グリムゲルデでデビュー。2018年総監督K.ワーグナー氏の招聘によりバイロイト音楽祭へ出演し、P.ドミンゴ指揮の同作で成功を収める。新国立劇場『カルメン』『ジュリオ・チェーザレ』『エレクトラ』等に出演の他、東京・春・音楽祭「ワーグナー・シリーズ」等で好演。2025年J・メルクル指揮/台湾フィル『さまよえるオランダ人』マリーで高い評価を得る。CD「南天の花」は「レコード芸術」特選盤。平成24年度山口県芸術文化振興奨励賞受賞。二期会会員



笛田博昭 Hiroaki Fueda


(C)︎Naohisa Izawa
名古屋芸術大学音楽学部声楽科首席卒業。同大学院修了。第9回マダム・バタフライ世界コンクール及び第50回日伊声楽コンコルソ第1位。第20回五島記念文化賞オペラ新人賞受賞。2012年フェッラーラ国際コンクール第1位。「サントリー一万人の第九」「東急ジルベスターコンサート」「NHKニューイヤーコンサート」「クラシックTV」などに出演し、近年メディアへの露出も増えている。イタリアオペラ黄金期を思わせるドラマティックな声と、日本人離れしたスタイリッシュな歌唱フォームは比類なく、日本屈指のプリモテノールとしての地位は揺るぎない。



東京混声合唱団 The Philharmonic Chorus of Tokyo


(C)中村紋子
1956年に創設された日本を代表するプロ合唱団。音楽監督山田和樹。東京・大阪での定期演奏会、内外のオーケストラとの共演やオペラへの出演、青少年を対象とした鑑賞音楽教室、海外公演を含む年間150回の公演のほか、数多くのレコーディングやテレビ、ラジオへの出演がある。レパートリーは、創立以来行っている作曲委嘱活動で生まれた250曲を超える作品群をはじめ、内外の古典から現代作品までと幅広く、各地の合唱団との合同演奏、指導者派遣等も精力的に行っている。文化庁芸術祭大賞、音楽之友社賞、毎日芸術賞、京都音楽賞、レコード・アカデミー賞、サントリー音楽賞、中島健蔵音楽賞などを受賞。
[合唱指揮:小林雄太]



京都市少年合唱団 Kyoto Junior Chorus



全国初の公立少年合唱団(児童合唱団)として、1958年に創設。合唱を通して団員の音楽性を養い、音楽を愛し、豊かで温かい人間味あふれる人格を形成することを目指すとともに、演奏活動を通じて京都市民の音楽文化の向上に努めている。



東野祥子 Yoko Higashino



振付家・ダンサー。類稀なる身体性を駆使し、先鋭的な舞台作品を90年代後半より国内外60都市以上にて発表。2000 ~2014年「Dance Company BABY-Q」を主宰。2015年より京都を拠点に、多ジャンルなアー ティストが在籍する「ANTIBODIES Collective」を結成し、大掛かりな舞台作品やパフォーマンスを実践する。ソロダンサーとしても即興コラボレーションを展開する。受賞歴多数。ダンサー育成のWSやアウトリーチなども積極的に行う。
「ANTIBODIES Collective」のホームページはこちら



康本雅子 Masako Yasumoto



ダンサー・振付家。自作品を国内外で発表する他、演劇や映像、MVやコンサートなど多岐に渡るジャンルにて活動する。23年にはWSを企画運営する団体「ああ99ビビ」を立ち上げ、「マジな性教育マジか」「子どもどるダンス部」「働くカラダのためのダンスな体」など。多様なWSを展開中。26年4月より横浜赤レンガ倉庫1号館の振付家に就任。ロームシアター京都では、自主公演を始めプレイシアターのナビゲーターや「建築×ダンス」映像作品などに参加。思い入れタップリ。



チケット情報
全席指定(税込)
一般:S席8,000円(*会員価格 S席7,200円)、A席7,000円、B席6,000円、C席4,000円
U-30:S席3,200円、A席2,800円、B席2,400円
C席1,600円(残席ある場合当日券販売)
※未就学児入場不可
※U-30ケットをご購入の方は、公演当日、年齢が確認できる証明書のご提示が必要です。
※本プロジェクト公演では、障害のある方ご本人は 1 割引、同伴でご来場される介助者の方 1 名に限り無料といたします。京都コンサートホール・ロームシアター京都のみで取り扱います(窓口で手帳等の証明書をご提示ください)。なお、車椅子スペースには限りがございますので、お問合わせください。
*会員:京都コンサートホール・ロームシアター京都Club、京響友の会
*サポーター・パートナー会員(最速先行予約や一部割引適用等の特典あり)
詳細はこちら https://rohmtheatrekyoto.jp/supporter/

チケット取扱 チケット発売中
・オンラインチケット https://www.s2.e-get.jp/kyoto/pt/  
 ※要事前登録(無料)
・ロームシアター京都 チケットカウンター 
 TEL:075-746-3201
(窓口・電話とも10:00~17:00/年中無休 ※臨時休館日等により変更の場合あり)
・京都コンサートホール チケットカウンター 
 TEL:075-711-3231
(窓口・電話とも10:00~17:00/第1・3月曜日休館日※休日の場合は翌日)
・チケットぴあ https://t.pia.jp/  〈Pコード 324-167〉
・イープラス https://eplus.jp/

放課後かんげきプログラム


\18歳以下のみなさまを無料で公演にご招待!/
オーケストラの演奏を聴いたことがない人も大歓迎。このチャンスに、オーケストラの生の迫力とダンスパフォーマンスをぜひ体感してください。 “劇場ってちょっとハードル高い…”なんて思っていたあなたも、きっと新しい発見が待っています。
同伴者の方の割引もございますので、ぜひお子さんとご一緒にお楽しみください!
詳細:https://rohmtheatrekyoto.jp/join/151759/



観劇サポート(要事前申込・定員あり)
託児サービスについて
託児サービスがご利用いただけます。詳細・お申込は公演ページをご確認ください。

車椅子でご来場のお客様へ
車椅子席をご希望の方、介助者同伴の方は
ロームシアター京都チケットカウンター(075-746-3201)までご連絡ください。

きこえにくいお客様へ
ヒアリングループの専用受信機をご利用いただけます(専用受信機の無料貸出には台数の制限あ  り)。 座席位置・提供数に限りがございますので、ご予約・お問合せをお願いします。 内容を確認後、こちらから折り返しご連絡いたします。
予約・問合せ先:ロームシアター京都
申込方法:TEL/FAX/Emailのいずれかでお申込ください。
TEL:075-771-6051 (10:00~17:00、年中無休 ※臨時休館日等により変更の場合あり)
FAX:075-746-3366
Email: accessibility[★]rohmtheatrekyoto.jp ※[★]は@に変えてください
件名:「Project B /『ブリテン:春の交響曲』」 本文:1.お名前 2.連絡先 3.問い合わせ内容
お問合せ 
ロームシアター京都 チケットカウンター 075‐746-3201

クレジット
主催:ロームシアター京都・京都市交響楽団(公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団)、京都市
特別協賛:日東薬品工業ホールディングス株式会社
助成:文化庁文化芸術振興費補助金
劇場・音楽堂等機能強化推進事業(劇場・音楽堂等機能強化総合支援事業)
独立行政法人日本芸術文化振興会
令和8年度 文化庁 劇場・音楽堂等における子供舞台芸術鑑賞体験支援事業
公益財団法人三菱UFJ信託芸術文化財団       
ロームシアター京都10周年記念事業
記念事業実施期間:2025年10月31日~2026年12月31日
多彩な事業をお届けし、皆様とともに京都から「劇場文化」を育んできたロームシアター京都は、
2026年1月10日に10周年を迎えました。たくさんの「ありがとう」と、これからの「わくわく」を共有する特別なラインアップをどうぞお楽しみください。
詳細 https://rohmtheatrekyoto.jp/10th-anniversary/
公演詳細URL
ロームシアター京都WEBサイト
[取材のご依頼・本リリースに関するお問合せ先]
ロームシアター京都(公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団) 広報担当:山形、山本、儀三武
電話:075-771-6051(9:00~17:00)
FAX:075-746-3366 E-mail:press@rohmtheatrekyoto.jp
ロームシアター京都(公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団)
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