上質な温泉宿での宿泊と熱海温泉の歴史・文化を楽しむ『ごほうび旅』へ




秋の旅行を考えている人はもちろん、「夏休みは旅行できなかった」「大型連休の混雑は苦手」という人にも、ぜひおすすめしたいのが10月の熱海で過ごす「遅めの秋休み」。

夏の暑さや混雑も落ち着き、温泉がいっそう心地よく感じられる季節。10月の熱海では、熱海温泉の歴史と深く関わる湯前神社の例大祭をはじめ、「熱海七湯」を巡るスタンプラリーや温泉たまご作りなど、温泉に関わるイベントも多数開催されます。

熱海温泉の歴史や文化、温泉とともに発展してきた人々の暮らしに触れることで、温泉に浸かるひとときがより特別なものになるはずです。日頃の疲れを癒す極上の温泉と、心のこもったおもてなしが自慢のごほうび宿で、贅沢な時間を過ごしてみませんか。

熱海の最新ニュース&イベント

10月の熱海は、西部地区の氏神様、今宮神社の例大祭が盛大に開催されるほか、わんこと楽しめるイベントや、「熱海七湯」を巡るスタンプラリーイベントなど、多彩な催しが目白押し。月末には、海を眺めながら浜焼きを楽しむ、毎年恒例の「熱海おさかなフェスティバル」も。熱海海上花火大会は、秋開催ならではの演出もお楽しみ。昼も夜もアクティブに遊び尽くしましょう。
AtaWanマルシェin熱海長浜海浜公園 & AtaWanマルシェin十国峠
海の目の前にある長浜海浜公園と、富士山を望む絶景スポット・十国峠を会場に、わんこと一緒に楽しめるイベント「AtaWanマルシェ」が開催されます。

わんこグッズやハンドメイド雑貨などのショップ、キッチンカーが出店するほか、長浜では地元のお店や企業が集まる「ジモフェス」や、多彩なグルメを楽しめる「ミニキッチンカーフェス」も開催。10月3日、4日のイベント開催日に南熱海エリアの対象の宿泊施設に宿泊すると、ACAO FOREST入場料と十国峠パノラマケーブルカー乗車券が割引になるサービスも予定されています。

十国峠では、愛犬と一緒にケーブルカーに乗って山頂へ行くこともできます。愛犬と一緒にショッピングやグルメ、散策を楽しみながら、熱海の魅力を満喫できるイベントです。

■AtaWanマルシェin熱海長浜海浜公園
- 期間:2026年10月3日(土)・4日(日)
- 場所:長浜海浜公園(熱海市上多賀地先)

■AtaWanマルシェin十国峠
- 期間:2026年10月31日(土)・11月1日(日)
- 場所:十国峠(田方郡函南町桑原1400-20)






公式Instagram
熱海海上花火大会
年間15回以上開催される熱海海上花火大会。実は、いつ見ても同じ花火はありません。

2025年にフランスで開催された「カンヌ花火芸術祭」で、日本チーム初の最高賞「ヴェスタル賞」を受賞した花火会社「イケブン」が年間を通して打ち上げを担当。春・夏・秋・冬、それぞれの季節や開催時期に合わせ、花火の色彩や構成、演出に変化をつけ、一年を通したストーリーを楽しむことができます。

特に注目したいのが、その日のためだけに組み上げたオリジナルプログラムで演出される中盤の「デジタルスターマイン」と、クライマックスを飾る名物「大空中ナイアガラ」。銀色の光が長く垂れ下がる「銀カムロ」を惜しげもなく連発し、熱海の夜空を一瞬にしてまばゆい銀色の光で埋め尽くします。

視界いっぱいに広がる銀色の光と、すり鉢状の「天然の劇場」熱海湾に響き渡る轟音。その両方が重なった圧倒的なフィナーレを、ぜひ現地で体感してください。
- 期間:2026年10月12日(月祝)・25日(日)
- 打上げ場所:熱海湾 ※観覧場所は熱海サンビーチ、親水公園ほか


(C)熱海市観光協会



公式サイト
今宮神社 例大祭
熱海西部地区の氏神様、恵比寿宮・今宮神社の1年で一番盛大な祭りである例大祭が開催されます。19日は神幸行列と宵宮祭が行われます。神幸行列では厄年奉仕者が厄払いのため、福餅を配りながら西部地区を巡ります。20日の大祭では神事や神楽、稚児舞、巫女舞奉納、庖丁式奉納などが行われます。
- 期間:2026年10月18日(日)厄年本陣開き、19日(月)宵宮祭、20日(火)大祭
- 場所:今宮神社(熱海市桜町3-29)






公式サイト
らぶ湯~あたみ 熱海七湯スタンプラリー
熱海の中心市街地に点在する7つの源泉「熱海七湯」。江戸時代に刊行された『熱海温泉図彙』で紹介され、広く知られるようになりました。この熱海七湯を巡るスタンプラリーが10月25日に開催されます。当日、熱海駅前の足湯「家康の湯」でスタンプ台紙を受け取り、13時から七湯を巡ってスタンプを集めます。7つすべてを集めたら、湯前神社にて受付を行い、記念品と交換できます。七湯を巡りながら、熱海温泉の歴史に触れ、情緒ある街歩きを楽しんでください。
- 期日:2026年10月25日(日)13:00~15:00 
※スタンプ台紙の配布時間は12:45~13:15(なくなり次第終了)。
- 場所:熱海市内七湯、最終地点・湯前神社(熱海市上宿町4-12)
- 参加費:無料 
- 記念品:先着20名に500円分のクオカード、21番目以降は熱海温泉グッズ。
- 主催:熱海養生法実行委員会

「ONSEN RESORT ATAMI」スタンプも登場!
熱海駅観光案内所と熱海サンビーチに隣接する親水公園に9月、「ONSEN RESORT ATAMI」スタンプが登場します。スタンプは熱海在住の消しゴムはんこ作家、津久井智子さんがデザインし、一点ずつ手彫りで制作したもの。キュートな消しゴムはんこを旅の思い出にぜひ押してみてください。





熱海七湯めぐり
第16回 熱海おさかなフェスティバル
毎年恒例の「熱海おさかなフェスティバル」。今年は10月31日、11月1日の2日間、海沿いの親水公園イベント広場で開催されます。心地よい海風を感じながら、熱海の海の幸をその場で楽しめる「浜焼コーナー」をはじめ、各種飲食メニューの販売が行われます。また、遊覧船サンレモの特別運航も実施予定。地中海の街並を思わせる海岸線の風景を船上から楽しめます。
- 期間:2026年10月31日(土)・11月1日(日)
- 場所:親水公園イベント広場(熱海市渚町)


(C)熱海市観光協会



公式サイト
※最新情報はお問い合わせください。

熱海温泉の歴史・文化を五感で体感しよう!

1200年以上の歴史を持つ熱海温泉。総湧出量は毎分約16,000リットル以上という、歴史と湯量を誇る温泉郷です。歴代の将軍に愛され、人々の暮らしとともに発展してきた「湯の町」熱海には、温泉文化が今も息づいています。その歴史をたどりながら、熱海の湯を楽しんでみませんか。
熱海の温泉
熱海温泉お宿ナビ
熱海温泉のはじまりと湯前神社
熱海温泉の歴史は、1200年以上前の奈良時代にさかのぼります。熱海市の伝承によると、箱根権現の万巻上人が海中に湧いていた温泉の泉脈を現在の大湯間歇泉の地へ移し、人々が温泉の恩恵を受けられるようにしたのが始まりとされています。

熱海温泉の守り神である少彦名命(すくなひこなのみこと)を祀るのが、大湯間歇泉に隣接する湯前神社です。毎年10月(2026年は10月3日・4日)に秋季例大祭が行われ、温泉に感謝するとともに、泉脈が絶えることなく熱海温泉がますます繁栄するよう祈願します。2日目の本宮では宮神輿渡御や、江戸城へ熱海の湯を運んだ「御汲湯」の歴史を背景とした湯汲神事が執り行われます。

湯前神社周辺には、湯の町の情緒を今に伝える7つの源泉「熱海七湯」が点在しています。大湯間歇泉もその一つです。10月4日には、「小沢の湯」で温泉たまご作りと熱海まち歩きガイドによる湯巡り体験が行われるほか、25日には七湯を巡るスタンプラリーイベントも開催されます。湯けむりを上げる街中を散策しながら、熱海温泉の歴史と人々の暮らしに思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

■小沢の湯 温泉たまご作りと湯めぐり
- 期日:2026年10月4日(日)11:30~12:30(小雨決行)
- 場所:小沢の湯(熱海市銀座町14)
- 定員:先着30名






湯前神社
徳川家康のお気に入りだった熱海温泉
熱海温泉を語るうえで欠かせないのが江戸幕府の初代将軍、徳川家康公です。家康公は熱海の温泉を気に入り、1604年には7日間の湯治を行ったと伝えられています。3代将軍家光公は湯治を計画し、現在の熱海市役所付近に「熱海御殿」を建造、4代将軍家綱公の時代からは、「御汲湯」として熱海の湯が将軍家に献上されるようになったといわれています。

温泉を樽に詰め、遠く江戸まで運んだ御汲湯は、熱海の湯がいかに特別な存在だったかを物語ります。熱海の温泉が将軍のもとへ届けられた歴史は、熱海の名声を全国へ広め、温泉地として発展していくきっかけの一つにもなりました。





家康が愛でた熱海の湯
徳川家康の運命を変えた伊豆権現と熱海の湯
熱海温泉の四大温泉
熱海市には、熱海温泉、伊豆山温泉、南熱海網代温泉、伊豆湯河原温泉という4つの温泉地があります。

中心市街地に広がる熱海温泉は、湯量豊富で肌によいとされる弱アルカリ泉が多いのが特徴。温泉と街歩きを一緒に楽しめるのも魅力です。伊豆山温泉は、珍しい横穴式源泉である「走り湯」を中心に発展。奥行5mの洞窟から、約70℃の湯が毎分約170リットル湧き出ています。源頼朝公とゆかりの深い伊豆山神社と関わりが深いことでも知られています。

多賀・網代を中心とする南熱海網代温泉は、泉温が高く、濃い良質の温泉が多い地域。温泉とともに海の幸や漁師町の風情を楽しめます。泉地区の伊豆湯河原温泉は、箱根外輪山から流れ出る藤木川沿いに発達し、山あいの静かな環境が魅力です。

それぞれ温泉地の成り立ちや泉質にも違いがあるため、湯めぐりでは温泉分析書にも注目してみましょう。泉質や効能などを比べれば、同じ熱海でも異なる「湯の個性」を楽しめます。





熱海温泉で「美と健康」を手に入れよう
熱海では、江戸時代から温泉を楽しむための「湯治法」が考えられていました。1832年に刊行された『熱海温泉図彙』は熱海温泉の案内書。「浴法(ゆあみのしかた)」として、熱海温泉の入浴法についても記されています。

「初日は朝夕2度。あまり熱い湯には入らず、顔を洗い、体に湯を流してから湯に入り、体で痛む場所を揉むなどし、全身温まったら湯から出て体を冷ました後、再度ざっと入って上がるべし」とあり、当時の入浴法が分かります。温泉成分に体を慣らすために、まずは温泉の湯で「かけ湯」をすることは、現代の温泉入浴でも基本。一般的には1回あたりの入浴時間は3~10分程度、慣れてきたら15~20分程度が目安といわれています。

さらに熱海温泉は、「美と健康」を手に入れたい人にもぴったり。塩分を含む泉質は保湿効果、弱アルカリ性の泉質は美肌効果、温泉成分が代謝を促すことで肌の引き締め効果も期待できます。熱海には、美肌作用が認められた施設に発行される「美肌温泉認証」に認定された宿泊施設や、pH9.5という高アルカリ性で、代謝を活性化する働きがあるとされるメタケイ酸も豊富に含む「美肌の湯」が自慢の温泉宿もあります。

熱海を訪れたら、湯そのものだけでなく、熱海の街や自然にも目を向けてみましょう。温泉旅では、海や山、太陽の光、風、街の風景など、旅先で出会うものを五感で意識して「体感」することも大切な楽しみ方の一つ。例えば、温泉に入る前に海辺を歩き、潮風や景色を感じる。温泉街を散策しながら街の空気を味わい、宿に戻ってゆっくり湯に浸かる。温泉と街、自然を組み合わせて過ごすことで、熱海ならではの魅力を丸ごと楽しむ旅になるのです。

(C)松風苑 

(C)熱海観光局

熱海温泉の案内書にみる江戸元禄期の湯治法

熱海温泉を心ゆくまで堪能できる「ごほうび宿」

古くから人々を癒やしてきた名湯・熱海温泉。源泉掛け流しの湯を贅沢に楽しめる宿や、客室でプライベートな湯浴みを堪能できる宿など、温泉を心ゆくまで満喫できる旅館・ホテルをご紹介します。歴史ある老舗から絶景を望むリゾートまで、熱海ならではの上質な滞在を楽しんでください。
古屋旅館
1806年創業、熱海を代表する老舗旅館。熱海七湯の1つ「清左衛門の湯」を源泉ごと所有し、加熱・加水・循環ろ過を行わない100%源泉掛け流しの温泉を、大浴場や露天風呂付き客室で楽しめます。

また、ポーラ・オルビスグループが温泉の美肌効果を科学的に分析・認証する「美肌温泉認証」を静岡県で初めて取得。肌の潤い力を高める効果があるとされる「バリア・オアシス温泉」に認定されています。源泉温度は91℃と高く、化石燃料を使わずに温泉熱を活用したCO2削減にも取り組んでいます。

オリジナルの会席料理や細やかなおもてなし、広々とした客室も魅力。中心街や海にも近く、浴衣で周辺を散策する温泉街ならではの楽しみ方もできます。

館内のギャラリーには、熱海温泉を江戸城へ献上する「御汲湯」の様子を描いた御汲湯図も展示されています。熱海温泉の歴史を受け継ぎながら、多彩な取り組みを通じてその魅力を未来へつなぐ、唯一無二の旅館です。
- 場所:熱海市東海岸町5-24






公式サイト
ホテルグランバッハ熱海クレッシェンド
標高361mの高台から、熱海の街並みと相模湾を一望する「ホテルグランバッハ熱海クレッシェンド」。全16室の贅沢な空間で、一人ひとりに寄り添うおもてなしを大切にしています。

全客室に伊豆山温泉が引き込まれているのも魅力の1つ。露天風呂付きタイプとビューバスタイプがあり、移りゆく景色を眺めながら、心ゆくまで温泉を楽しむことができます。

館内にはJ.S.バッハの音楽が流れ、チェックインや夕食時には生演奏も。料理は、ホテルから半径50km圏内の旬の食材を厳選した本格フレンチ「熱海キュイジーヌ」を提供しています。

さらに、バレル型のプライベートサウナや、映画や音楽を楽しめるミュージック・シアタールーム、エサレンマッサージを体験できるスパも完備。熱海の絶景と温泉、音楽、食を五感で味わいながら、日常を離れて心と身体をゆっくりと癒やす、贅沢な滞在を楽しめるホテルです。
- 場所:熱海市伊豆山1048-4






公式サイト
熱海の癒 新かどや
1892年に銀座通りで創業し、熱海温泉に130年以上の歴史を刻む老舗旅館。その後、熱海の街を見渡す風光明媚な天神山へと移りました。

敷地内の平戸天満宮から湧き出る自家源泉「平戸の湯」は、泉温59℃、毎分95リットルという豊富な湯量を誇ります。館内には大浴場と露天風呂を備えるほか、熱海の街や相模湾、海上花火を望む絶景の「天空の露天風呂」では、源泉かけ流しの温泉を満喫することができます。

趣のある数寄屋造りの建物には18室の客室があり、すべて異なる間取りと趣をもち、「一客一亭」のおもてなしが特徴。檜や信楽焼など、それぞれ趣の異なる露天風呂や、開放的なプール付きの客室もあり、プライベートな空間でのひとときをたっぷり楽しめます。

さらに、夕食・朝食とも部屋食なのも魅力の1つ。新鮮な海の幸・山の幸を生かした料理と、オリジナルの純米吟醸「新かど酒」で、至福のときを過ごしてください。
- 場所:熱海市小嵐町14-8






公式サイト
熱海観光局について
熱海観光局は、日本有数の温泉地・静岡県熱海市の観光振興を担う一般財団法人です。2024年7月に設立され、熱海商工会議所、熱海市ホテル旅館協同組合連合会、熱海市観光協会連合会はじめ、地域経済を支える各団体と連携して活動しています。温泉、海、山といった豊かな自然や、四季折々の花々や花火大会、文化・芸術イベントなど多彩な魅力を国内外に発信し、都心から最短29分で訪れられる温泉リゾートとして、懐かしさと新しさが調和する体験を提供しています。「愛され、選ばれる熱海へ。観光の力で未来をつくる」を目標に、地域と連携した持続可能な観光地づくりを進めています。

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