扶桑社より、好評を博した『陰謀論と排外主義』の理論的発展編が登場!新刊『スピリチュアリズムとナショナリズム』では、スピリチュアルと右派思想が交差してきた歴史とその構造を追究します。

「癒し」はなぜ「右」に傾いたのか?
子宮系、引き寄せ、波動、覚醒、反ワクチン――。
一見、政治とは無縁に思えるスピリチュアルな言説が、陰謀論や排外主義、「愛国」を掲げる右派的な思想と結びついている。
個人の不安や生きづらさを癒すはずの言葉は、なぜ「真実に目覚めた者」と「騙されている者」を分け、やがて反知性主義や他者への敵意へと向かうのか。そして、スピリチュアルはどのように政治運動へ取り込まれ、現代日本の右傾化を支える水脈となってきたのか。
本書では、日本会議の源流、新宗教の保守運動、子宮系スピリチュアル、オカルト雑誌、反ワクチン運動、Qアノン、排外主義運動などを手がかりに、宗教社会学、カルト研究、陰謀論研究、現場取材、カウンター活動と、異なる立場からこの問題を追ってきた6人の論者が、アカデミズムと現場の双方から、「スピ」と「ウヨ」が接続する歴史と構造を読み解き、その危うい結節点に迫る。
陰謀論はどこから生まれ、なぜ人を惹きつけ、いかにして排外主義の「大衆運動」へと姿を変えるのか。
好評を博した『陰謀論と排外主義』から、さらにその思想的・歴史的背景へ踏み込む理論的発展編。
CONTENTS

【著者プロフィール】
■菅野 完(すがの たもつ)
1974 年奈良県生まれ。著述家。ハーバービジネスオンラインにて連載された「草の根保守の蠢動」をまとめた新書『日本会議の研究』(扶桑社新書)など、日本の保守や右翼に関する造詣の深さと弁舌の鋭さで知られる。共著に『陰謀論と排外主義』『限界地方政治』(ともに扶桑社新書)、『兵庫県政問題 言論編』(花伝社)など。最近ではYouTube にて平日朝7 時配信の「朝刊チェック」が好評。チャンネル登録者数も10 万人を突破した。X:@noiehoie、YouTube:https://youtube.com/@noiehoie
■黒猫ドラネコ(くろねこ どらねこ)
ウェブライター。LINE マンガ『妻が子宮カルトに沼りました』原作。ニュースレター「トンデモ観察記」(https://kurodoraneko15.theletter.jp/)で記事を定期配信中。スピリチュアル・ビジネス、偽医学、疑似科学、反ワクチン、陰謀論、デマなど胡散臭いものを常にウォッチし続けている。共著に『陰謀論と排外主義』『限界地方政治』(ともに小社刊)、単著に『参政党と大陰謀論時代』(文春新書)。X:@kurodoraneko15
■中森聖奈(なかもり みな)
社会学者。兵庫県芦屋市生まれ。神戸大学大学院にて修士号(政治)及び、博士号(学術)を取得。日本学術振興会特別研究員DC2 を経て、PD への資格変更を機に成蹊大学へ移籍。伊藤昌亮研究室において社会文化論およびメディア研究に従事。専門は社会文化論、政治社会学、メディア研究。排外主義、サブカルチャー、ジェンダーなど。
■塚田穂高(つかだ ほたか)
1980 年生。文教大学国際学部国際理解学科教授。専門は宗教社会学。日本の新宗教運動、宗教と政治、政教分離問題、カルト問題、宗教教育などの研究に取り組む。単著に『宗教と政治の転轍点』(花伝社)、編著に『徹底検証 日本の右傾化』(筑摩選書)、共編著に『宗教と社会のフロンティア』(勁草書房)、『近現代日本の民間精神療法』(国書刊行会)、『だから知ってほしい「宗教2世」問題』(筑摩書房)など。X:@hotaka_tsukada
■山崎リュウキチ(やまざき りゅうきち)
90 年代後半生まれ。オウム真理教事件に興味を持ったことをきっかけに、高校時代よりカルトや過激思想についての情報を収集。コロナ禍以降は陰謀論関係の社会運動を中心に観察し、ネット上での発信を行う。共著として参加した『陰謀論と排外主義』(小社刊)では、陰謀論や排外主義が熱狂を生み出す仕組みを解説した。X:@y_ryukichi
■藤倉善郎(ふじくら よしろう)
1974 年東京都生まれ。フリーライター。宗教やスピリチュアル団体、疑似科学、反ワクチン、悪質な自己啓発セミナーを含むカルト問題を20 年以上にわたり取材。ニュースサイト「やや日刊カルト新聞」総裁。著書に『「カルト宗教」取材したらこうだった』(宝島社新書)、『徹底検証 日本の右傾化』(筑摩選書、共著)など。X:@SuspendedNyorai
【書誌情報】
タイトル:『スピリチュアリズムとナショナリズム』
定価:1,100円(税込み)
発行:扶桑社
発売日:2026年9月1日(火)
ISBN:978-4594103668
■Amazon
https://www.amazon.co.jp/dp/4594103669
■楽天ブックス
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◆本書に関するお問い合わせ
株式会社扶桑社 宣伝PR宛
senden@fusosha.co.jp
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