Z-SOZOKEN(Z世代創造性研究所)が解き明かす、MBTIが「性格診断」から、自分と相手を説明する「仮の共通語」へ変化したZ世代のリアル。
Z世代に特化したクリエイティブカンパニーFiom合同会社(本社:東京都渋谷区、代表社員:竹下洋平)が運営しているZ世代の実態や価値観を分析するシンクタンク、Z-SOZOKEN(Z世代創造性研究所)は、2026年3月4日(水)にZ-SOZOKEN THINKTANK 最新調査研究レポート第4弾として「Z世代のMBTI診断について」を公開しました。

近年、MBTIの4文字タイプは、SNSのプロフィールや投稿、友人同士の会話、恋愛や相性に関するコンテンツなど、Z世代の日常に広く浸透しています。
今回の調査では、97.6%がMBTIを知っていると回答。
96.4%が診断経験を持ち、56.2%は何度も診断を受けていました。
さらに、82.2%がMBTIを通じて自分のことを理解できたと回答。
52.6%は人間関係に良い影響があったと感じています。
MBTIは性格を決めるための診断結果ではなく、自分の特徴を短く説明し、相手との違いを話し始めるための「仮の共通語」になりつつあります。
一方、相性や性格を4文字だけで判断すると、相手への決めつけや偏見につながる可能性もあります。
こうした背景を踏まえ、Z世代当事者の視点から新たなインサイトを発掘・探求するZ-SOZOKENは、Z世代がMBTIをどのように知り、自己理解や人間関係、SNS、消費行動に活用しているのかを明らかにするため、本調査を実施しました。
多様なバックグラウンドを持つZ世代当事者の研究員がアンケート結果を分析。全61ページにわたる調査研究レポートを基に、MBTIが自己理解の言葉になり、人との会話やSNS上の共感、商品・サービスへの関心を生み出すまでの構造をまとめています。
なお、本リリースおよび調査研究レポートでいう「MBTI」は、回答者が日常的にMBTIと呼ぶ無料の16Personalities診断や、4文字タイプを使ったSNSコンテンツを含みます。正式なMBTI assessmentの受検経験を示すものではありません。
調査研究レポートをダウンロードする
「Z世代のMBTI診断について」調査サマリー
・Z世代の97.6%がMBTIを認知。96.4%が診断を経験。
MBTIについて、97.6%が「知っている」と回答。診断経験を持つ人も96.4%に上り、「知らない」ことが例外になるほど共通言語化しています。
・82.2%が、MBTIを通じて「自分のことを理解できた」と回答。
「とても思う」33.6%、「やや思う」48.6%となり、合計82.2%が自己理解への効果を実感。4文字タイプが自分の特徴を整理する短い説明になっています。
・MBTIを知った後、48.4%が自分のことを「話しやすくなった」。
MBTIを知った後に自分のことを話しやすいと思うかについて、48.4%が「とても・やや話しやすい」と回答。自分の特徴を一から説明する負担を減らしています。
・52.6%が、人間関係に良い影響があったと実感。
MBTIを通じて人間関係に良い影響があったかについて、52.6%が「とても・ややそう思う」と回答。一方、47.4%は効果を感じておらず、万能な関係改善ツールではないことも分かりました。
・78.4%がSNS上でMBTI関連投稿に接触。検索しなくても流れてくる。
MBTI関連の投稿について、60.2%が「流れてきた時に見る」、18.2%が「自分で検索して見る」と回答。合計78.4%がSNS上でMBTIコンテンツに接触しています。
・52.2%が、MBTIと関連付けられた商品・サービスに興味。
自分のMBTIと商品やサービスが関連付けられている場合、52.2%が興味を持つと回答。「自分向けかもしれない」という意味付けが、商品を見る入口になっています。
・56.2%が複数回診断。繰り返す人の85.4%がタイプの特徴まで把握。
MBTIを何度も受けた人は56.2%。そのうち85.4%が診断結果だけでなく、自分のタイプの特徴や性格まで把握しています。
Z世代の「MBTI文化」の実態を深掘り
今回の調査結果から、MBTIがZ世代の自己理解、人間関係、SNS、消費行動へ与える影響を8つの視点から解説します。
MBTIはすでに共通語。97.6%が認知し、96.4%が診断を経験。

MBTIを知っていると回答した人は97.6%に上りました。
「名前のみ知っている」は0.6%、「知らない」は1.8%でした。
認知だけでなく、96.4%が実際に診断を経験しています。
さらに、56.2%は何度も診断を受けていました。
MBTIは一過性のブームから、繰り返し語られる日常の共通語へ変化しています。
82.2%が自己理解に効果。最大の効用は、他者評価より自分の説明。

MBTIを通じて自分のことを理解できたと回答した人は82.2%でした。
内訳は「とても思う」33.6%、「やや思う」48.6%です。
自分の特徴を短い言葉で整理できることが、自己理解につながっています。
特にタイプの特徴まで把握している人では、自己理解の実感が94.5%に達しました。
4文字を覚えるだけでなく、タイプの説明を自分の物語として読み込むことで実感が強まります。
MBTIを知った後、48.4%が「自分のことを話しやすくなった」。

MBTIを知った後、48.4%が自分のことを「とても・やや話しやすい」と回答しました。
一方、「話しにくい」と回答した人は3.2%でした。
MBTIを知る前は、34.6%が自分のことを話しづらいと感じていました。
性格を一から言葉にする代わりに、4文字を会話の短い見出しとして使えます。
自己開示が苦手な人にとって、MBTIは話し始めるための借り物の言葉になっています。
人間関係へのプラスは52.6%。相性の答えではなく会話の入口。

MBTIが人間関係に良い影響を与えたと感じる人は52.6%でした。
一方、47.4%は明確なプラスを感じていません。
MBTIを使って人と会話した層では、68.4%が人間関係への効果を実感しました。
会話に使わなかった層のプラス評価は26.2%にとどまります。
価値を生むのは診断結果そのものではなく、違いについて話した経験だと考えられます。
78.4%がSNSで受動接触。MBTIが性格をシェア可能にした。

SNSでMBTI関連の投稿を見る人は78.4%でした。
60.2%は「流れてきた時に見る」と回答しています。
自分で検索して見る人は18.2%、ほぼ見ない人は21.6%でした。
MBTIは検索する情報ではなく、おすすめフィードから自然に届くコンテンツになっています。
性格が「あるある」「相性」「比較」として共有され、友人へ送りやすい話題へ変化しています。
52.2%がMBTI関連商品に興味。「自分向け」が商品を見る理由に。

自分のMBTIと関連付けられた商品やサービスに、52.2%が興味を示しました。
一方、47.8%は興味を持たないと回答しています。
SNSでMBTIを自ら検索する層では、商品への関心が82.4%に上りました。
流れてきた時に見る層では53.8%、ほぼ見ない層では22.2%でした。
認知率が同じでも、普段からコンテンツとして楽しむ人ほど商品化に反応しています。
56.2%が何度も診断。変化を確かめる「定点観測」へ。

MBTIを何度も受けたことがある人は56.2%でした。
1~2回受けたことがある人は40.2%となっています。
複数回診断した人の85.4%が、自分のタイプの特徴まで把握していました。
診断結果が変わることも、失敗ではなく過去と現在の自分を比べる材料になっています。
MBTIは一度きりの答えではなく、自分の変化を確かめる定点観測として使われています。
相性診断は43.4%が見る。しかし、関係の答えにすると窮屈になる。

MBTI関連で最も見られるのは「あるある動画」で68.3%でした。
「相性診断」は43.4%、「恋愛・人間関係分析」は36.3%となっています。
相性コンテンツは人気がある一方、相手を決めつけるラベルにもなり得ます。
「このタイプ同士は合わない」と結論にすると、本人を見る前に関係の可能性を閉じてしまいます。
MBTIは相手を判定する答えではなく、違いを知る会話の入口として使うことが重要です。
調査概要
調査名:Z世代のMBTIについての意識調査
調査対象:全国のZ世代(18歳~24歳)
調査期間:2025年6月~2025年7月
分析・レポート作成期間:2025年8月~2026年8月
調査方法:インターネットを利用したアンケート調査
有効回答数:n=500
調査分析:Z-SOZOKEN(Z世代創造性研究所)(運営:Fiom合同会社)
利用条件
情報の出典元として「Fiom合同会社」及び「Z-SOZOKEN(Z世代創造性研究所)」であることを明記いただきますようお願いいたします。
本調査研究レポート完全版(全61ページ)を無料でダウンロード
今回ご紹介した内容は、調査研究レポートのほんの一部です。
レポート本編では、自己理解、人間関係、SNS接触、商品化、再診断文化などを分析しています。
企業がMBTIを若年層向けコミュニケーションへ活用する際の設計原則と注意点も収録しています。
少しでもご興味をお持ち頂きました方はぜひ下記よりダウンロードしてご活用ください。
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Z-SOZOKEN所長のコメント
◆竹下洋平(たけしたようへい)
Z-SOZOKEN(Z世代創造性研究所)所長
Fiom合同会社CEO
2005年生まれ。2021年10月にFiom合同会社を設立。Z世代のクリエイターの創造性を最大化させるをミッションに、Z世代によるZ世代向けのコミュニケーションプロデュース事業、リサーチ&プランニング事業を展開している。上場企業から大企業、中小企業、ベンチャー、スタートアップ、行政や自治体と幅広い組織の支援実績を持つ。Z世代の創造性を活かし、Z世代向け広告コミュニケーションの上流設計から制作、運用までワンストップで実行支援する。

今回の調査で最も象徴的だったのは、97.6%がMBTIを認知し、96.4%が診断を経験していたことです。
MBTIはZ世代にとって、特別な性格診断ではなく、日常会話の中で使う共通語になっています。
82.2%が自己理解への効果を感じているのは、自分の特徴を短い言葉で整理できるからだと考えています。
自分のことを一から説明するのは、想像以上に難しい行為です。
4文字のタイプは、その説明を始めるための短い見出しとして機能しています。
一方、人間関係へのプラスを感じた人は52.6%にとどまりました。
大切なのは、診断結果を知ることではなく、その結果を使って相手と会話することです。
SNSでは78.4%がMBTI関連投稿に触れ、性格が共有できるコンテンツになっています。
商品やサービスと関連付けられた場合も、52.2%が興味を示しました。
しかし、企業がタイプごとに人を分類し、結論を押し付ける活用には注意が必要です。
MBTIは「あなたはこういう人」と決めつけるためのものではありません。
「私はこう感じるけれど、あなたはどうか」と会話を始める余白が求められます。
Z世代にとってMBTIは答えではなく、自分を知り、人と話し、一緒に遊ぶための仮の共通語だと感じています。
Z世代への訴求にお悩みの方へ
「Z世代がMBTIをどのように使っているのか理解したい」
「性格タイプを活用した企画で、決めつけや押しつけを避けたい」
「Z世代が友人と共有したくなる診断コンテンツをつくりたい」
「自分ごと化と会話が生まれる商品体験を設計したい」
今回の調査研究を見て、少しでもそう感じたご担当者様へ。
弊社はメンバー全員がZ世代当事者で構成されたZ世代に特化したクリエイティブカンパニーです。
Z世代ならではの感性や同世代の視点を活かしたアプローチで、マーケティングリサーチ、戦略設計から企画立案、制作、運用までワンストップで統合的にご支援しております。
Z世代や若年層向けの企画制作マーケティング/ブランディングでお困りの方はお気軽にご相談ください。
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「Z-SOZOKEN(Z世代創造性研究所)」について

Z世代の創造性で未来を創る。Z世代特化の次世代型シンクタンク。
「Z-SOZOKEN」とはZ世代向けクリエイティブカンパニーFiom合同会社が運営しているZ世代同世代目線による分析で新たなインサイトを発掘、探求するZ世代特化の次世代型シンクタンクです。
Z世代の実態や価値観をZ世代当事者たちが様々な観点から把握・分析。
時代の最先端をゆくZ世代の未知なる文化を解き明かし、時代を切り開く新たな価値観を探求しております。
リアルZ世代起点でZ世代に届く共感を軸としたコミュニケーションやプロモーション設計に活用できる実践的なマーケティング情報を提供しています。
公式サイト:https://z-sozoken.studio.site
Fiom合同会社について

Z世代に特化したZ世代のクリエイティブカンパニー
メンバー全員がZ世代で構成されたZ世代に特化したクリエイティブカンパニー。
Z世代の創造性を基点としたZ世代目線のアプローチを実施。
Z世代向け広告コミュニケーション領域の上流設計から制作・運用まで実行支援する。
時代の最先端をゆくZ世代の感性を活かしたクリエイティブカンパニー。
社名:Fiom合同会社
住所:東京都渋谷区神宮前6丁目23番4号桑野ビル2階
設立:2021年10月15日
代表:竹下洋平
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