NARS&SHISEIDOの限定コレクションが7セグメントで1位、上位2本を美容・コスメが占める
株式会社Payke(本社:沖縄県那覇市、代表取締役:古田奎輔、以下「Payke」)は、自社アプリ内コラムについて、集計対象期間を2026年8月1日~2026年8月31日として閲覧データを集計し、訪日外国人ユーザーがどのようなテーマの記事を閲覧しているかを分析しました。今回の調査は、Paykeアプリを利用する訪日外国人ユーザーの閲覧データをもとに、人気コラムのランキングをまとめたものです。

サマリー
- 空港免税店限定のコスメを紹介するコラム「世界を魅了する、NARS&SHISEIDO限定コレクション」が閲覧数1位を獲得。台湾・韓国・香港・タイ・中国・アメリカ・ベトナムの集計対象7セグメントで1位を記録しました(「その他」は3位)。
- 1位・2位はいずれも、空港免税店限定の美容アイテムを紹介するコラムでした。タイトルに「免税店限定」を含む3本の閲覧数の合計は、集計対象コラム全体の21.4%にあたります。
- カテゴリ別では「お土産」を含む記事の閲覧数が集計対象コラム全体の54.5%、「美容・コスメ」を含む記事が43.6%で、この2つが上位でした。
- セグメント別に見ると、台湾・韓国・香港・タイ・アメリカでは1位・2位の美容コラムがそのまま上位を占めた一方、「その他」のセグメントでは3位のファッションのコラムがセグメント内閲覧率22.9%で1位となりました。
Paykeコラム人気ランキングトップ10(2026年8月)
2026年8月のPaykeアプリ内コラムの閲覧データを集計したところ、1位は「世界を魅了する、NARS&SHISEIDO限定コレクション」でした。空港免税店限定のコレクションを取り上げたこのコラムは、台湾・韓国・香港・タイ・中国・アメリカ・ベトナムの集計対象7セグメントで閲覧数1位を記録しています。
2位には「日本が誇るラグジュアリーブランド「Cle de Peau Beaute」の免税店限定アイテム」がランクインしました。台湾・韓国・香港・タイ・中国・アメリカ・ベトナムの7セグメントで、いずれも閲覧数2位を記録しています。
3位は「日本GUショッピングガイド!2026年初夏に絶対買うべきおすすめアイテム」でした。「その他」のセグメントで閲覧数1位、タイで3位となっています。
このほか、4位の成城石井、8位のドン・キホーテのように店舗名を冠した記事や、5位のビール、9位の熱中症対策アイテムのように季節や場面から商品を選ぶ記事がランクインしました。
以下は、2026年8月に最も読まれたコラムTop10です。

公開月を見ると、トップ10のうち4本は8月より前に公開した記事です。とくに3位は2026年4月の公開で、5月から8月まで4か月続けてトップ5に入っています。公開直後だけでなく、時間が経ってから読まれ続けるコラムがあることがうかがえます。
注目の人気記事解説
今月の上位3記事は、1位と2位が美容、3位がファッションと分野は分かれますが、いずれも商品名や購入できる場所を明記して商品を紹介する記事です。
1位:「世界を魅了する、NARS&SHISEIDO限定コレクション」
<コラム内容サマリー>
2つの化粧品ブランドについて、記事では「日本の空港免税店だけで手に入る限定コレクション」として商品を紹介しています。旅の締めくくりに立ち寄る空港免税店という場面から始まり、ブランドごとの成り立ちに触れたうえで、限定サイズのファンデーションやアイテムをまとめたセット、限定容量の美容液など10点を、内容量・国内参考価格・おすすめの理由とあわせて掲載しています。
<なぜ注目されたか>
本コラムは閲覧数で、台湾・韓国・香港・タイ・中国・アメリカ・ベトナムの集計対象7セグメントにおいて1位を記録しました(「その他」は3位)。セグメント内閲覧率(そのセグメントの利用者によるコラム閲覧全体に占める比率)は、タイ20.8%、台湾18.3%、香港17.7%、韓国16.6%、アメリカ15.6%で、この5セグメントはいずれも15%以上です。
注目したいのは、この順序が化粧品の購入率の高低とは一致しない点です。訪日客全体を対象とした観光庁の調査(2025年)では、「化粧品・香水」の購入率は34.6%で、国籍・地域別に示された市場のうち香港は38.5%、台湾は35.0%に対し、韓国は25.0%、米国は22.7%と差があります(※1)。調査の対象も期間も本ランキングとは異なりますが、それでも本コラムのセグメント内閲覧率は、購入率が相対的に低い韓国でも16.6%に達しています。記事が掲げる「空港免税店だけで買える」という購入できる場所と機会は、化粧品の購入率が高い市場に偏らず読まれた、という見方ができます。
2位:「日本が誇るラグジュアリーブランド「Cle de Peau Beaute」の免税店限定アイテム」
<コラム内容サマリー>
日本発のラグジュアリースキンケアブランドについて、ブランドの成り立ちや肌細胞研究の考え方に触れたうえで、記事では「空港免税店限定のセット」として商品を紹介しています。ブランドを象徴する美容液の限定大容量サイズ、スペシャルケアのセット、化粧水と乳液・クリームを組み合わせた基本ケアのセット、UVケアのセットなど11点を、国内参考価格とおすすめの理由とあわせて掲載しています。
<なぜ注目されたか>
台湾・韓国・香港・タイ・中国・アメリカ・ベトナムの7セグメントで、いずれも閲覧数2位を記録しました(「その他」は7位)。1位のコラムとは対照的に、セグメント内閲覧率には市場ごとの差が見られます。香港17.3%、タイ17.1%、台湾15.1%、韓国13.1%、アメリカ12.6%の順で、タイを除く4セグメントを並べると、この順序は前述の観光庁調査における「化粧品・香水」の購入率が高い順(香港38.5%、台湾35.0%、韓国25.0%、米国22.7%)と一致します(※1)。対象も期間も異なる調査どうしの比較ですが、ブランドの背景や製品構成を掘り下げて紹介する記事は、化粧品の購入率が高い市場でより読まれやすい傾向がありそうです。
なお本コラムは2026年7月の公開で、7月は9位でしたが、8月は2位となりました。公開の翌月に順位を上げたかたちです。
3位:「日本GUショッピングガイド!2026年初夏に絶対買うべきおすすめアイテム」
<コラム内容サマリー>
2026年春夏シーズンのGU新作から、着回し力の高いアイテム6点を紹介するショッピングガイドです。日本のSNSで話題の「シースルーレイヤード」スタイルを軸に、カーディガン・Tシャツ・ロングベスト・スカートなどを、商品名と価格を添えて掲載しています。重ね着をきれいに見せるサイズ選びのコツや、免税の利用にも触れています。
<なぜ注目されたか>
「その他」のセグメントでセグメント内閲覧率22.9%で1位、タイで3位、韓国で4位を記録しました。「その他」は台湾・韓国・香港・タイ・中国・アメリカ・ベトナム以外の国籍を自己申告した利用者のセグメントで、このセグメントでは上位の美容コラムより本コラムが読まれています。
セグメント内閲覧率を見ると、GUの店舗がないタイ10.8%、韓国9.8%が、店舗のある香港9.0%、台湾7.0%を上回りました。GUが店舗を持つ国・地域として公式サイトで案内しているのは中国大陸・香港・台湾・米国の4つで、韓国とタイは含まれていません(※2・2026年9月4日閲覧)。同じ関係は2026年7月の集計でも見られており、自国で手に入りにくいブランドを日本で買うための情報として読まれている、という見方ができます。
最後に
2026年8月のランキングでは、上位2本がいずれも空港免税店限定の美容アイテムを紹介するコラムとなりました。共通しているのは、商品そのものの紹介にとどまらず、「日本の空港免税店だけで買える」という購入できる場所と機会を記事が明示している点です。トップ10全体を見ると、GU・成城石井・ドン・キホーテといった店舗名を冠した記事が3本ランクインしており、「どこで買えるか」を示す記事が読まれる傾向は今月も続いています。
セグメント別に見ると、台湾・韓国・香港・タイ・アメリカでは1位・2位の美容コラムがそのまま上位に入りました。一方で「その他」のセグメントでは、3位のファッションのコラムがセグメント内閲覧率22.9%で1位となり、上位の美容コラムは3位・7位にとどまりました。同じ月のランキングでも、主要な市場と、それ以外の国・地域から訪れる利用者とで、読まれるテーマに違いが出ることがうかがえます。
今後もPaykeでは、訪日旅行者の行動データをもとに、購買行動や関心の変化を継続的に分析し、企業や自治体のマーケティング戦略に活用できる情報を発信してまいります。
調査概要
- 集計期間: 2026年8月1日~2026年8月31日(日本時間)
- 集計対象: 現行のコラム配信システムで公開しているPaykeアプリ内コラム。旧システムで配信していた記事は対象外です
- 指標: 記事詳細の閲覧数(PV)。全言語を合算した記事単位の値です
- 公開月: 各コラムが実際に読まれ始めた月です(閲覧データの立ち上がりで判定しています)
- 構成比: 集計対象コラムの閲覧数の合計に占める比率。カテゴリは1記事に複数付くため、カテゴリ別の構成比は相互に重複します
- セグメント内閲覧率: そのセグメントの利用者によるコラム閲覧全体に占める、当該記事の比率
- セグメント: 利用者がアプリ内アンケートで自己申告した国籍による8区分(台湾・韓国・香港・タイ・中国・アメリカ・ベトナム・その他)。訪日外国人ユーザーを対象とするため日本を除いています
- 調査主体: 株式会社Payke
注釈(本文の※番号に対応)
- ※1 観光庁「インバウンド消費動向調査結果及び分析 2025年 年次報告書」(2026年3月公表)図表3-1(主要国籍・地域別、全目的)。2025年の訪日客全体を対象とした調査で、本ランキングとは対象・期間・指標が異なります。国籍・地域別の内訳が示されているのは韓国・台湾・香港・中国・米国で、タイは含まれていません https://www.mlit.go.jp/kankocho/content/002003329.pdf
- ※2 GU公式サイト「All stores offer TAX FREE shopping」(掲載日・更新日の表示なし。2026年9月4日閲覧) https://www.gu-global.com/jp/ja/feature/contents/tax-free/all
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