ダイヤモンド・ビジネス企画に編著による「『富士急と申します。マジメにわくわくする事を考えていたら100年経ってました』ーーとある地方鉄道のヘンなサバイバル戦略」が、10月8日より全国書店で発売される。


「『富士急と申します。マジメにわくわくする事を考えていたら100年経ってました』ーーとある地方鉄道のヘンな生存戦略」書影

富士山を世界に拓くため、「ヘン」なことを本気でやり続けた、とある地方鉄道の驚愕ニッチトップ戦略!
1926年の創業以来、地域に根差した堅実な交通インフラ企業として歩んできた富士急行。しかしその実態は、創業期から現在に至るまで、普通の会社なら絶対にやらない「ヘン」な挑戦を続けてきた異色の企業だった。
溶岩台地に土を運び植林することから始まり、富士急ハイランドのユニークな絶叫マシン開発、「富士山が見えなかったら宿泊代返金」という前代未聞のホテルプロモーション、自社ブランド水の販売、山中湖の水陸両用バス開発まで――。ときには失敗もしながら、富士山麓を世界に売り込むために尖り続けて突き進んできた軌跡を、笑いと涙と共に明かす。
自社の独自性や競争優位性に悩む経営者やビジネスパーソン、事業改革に取り組む観光・運輸関係者、そしてテーマパークや絶叫マシンを愛するすべての人に贈る、珠玉のビジネス・エンターテイメントがここに完成!
「極致を追求し『何とかする』能力と、深刻にならない軽やかさ。100年経ってもコンセプトが動かない富士急の凄さに、率直に驚いた」『ストーリーとしての競争戦略』の著者、楠木建先生(一橋大学特任教授)大絶賛!

楠木 建先生(一橋大学特任教授)
ディズニーランドが長持ちしている理由は、漫画から生み出した世界観で全体を統一し、その体験そのものを価値にしているところにある。これは簡単には作れず、大半の挑戦者が挫折する中、富士急ハイランドは同じ土俵に上がらなかった。絶叫マシンだけでなくお化け屋敷に至るまで「世界で一番」という極致を追求し、客はその名前で目的地を覚える。前時代的に映るが、その手法は強い。
現時点でPBR(株価純資産倍率)は3.5 倍、ROE(自己資本利益率)が15%、これは本当に立派な数字だ。そこには独自の戦略がある。「トンデミーナ」などのアトラクションの名づけに表れた、一生懸命にやっているからこそ、変に深刻にならない軽やかさ。それが富士を中心に、富士急行が作り上げてきた観光世界に満ちている。
(以上本文「COLUMN」より抜粋)



【書籍情報】
『「富士急と申します。マジメにわくわくする事を考えていたら100年経ってました」ーーとある地方鉄道のヘンなサバイバル戦略』
ISBN:978‐4‐911595-26-8
定 価:1,600円(税別)
判 型:四六判-並製
発行・発売:ダイヤモンド・ビジネス企画  
【目次】
序章  「ヘン」な「交通企業」、富士急行のとんでもなさを知っているか?

■第1部 普通じゃない会社の普通じゃない発想と普通じゃない決断
  第1章 富士急ならば「面白く」─当たり前を許さない事業戦略
  第2章 タダでは起きない会社の「ヘン」なブランド戦略
  第3章 「話題」を集客に。何でもいいからとにかく「日本初」を
  第4章 「富士を世界に拓く」、富士山が好きすぎる会社の「ヘン」な先見性
  第5章 富士急大失敗館─失敗をものともしない怒涛の前進力

■第2部 「ヘン」な会社の現在、過去、そして「ヘンな未来」
  第6章 富士急は、何のために、ここまで「ヘン」なのか
  Column 富士をコンセプトにした会社の強みとその突破力 経営学者 楠木建
  巻末インタビュー 堀内光一郎社長に聞く「富士を世界に拓く」受け継がれる100年の魂

【編著者】
ダイヤモンド・ビジネス企画 
1956(昭和31)年に石山賢吉翁が創刊した月刊誌『ダイヤモンド・セールス』編集部をルーツとして1972年に設立。長い歴史のなかで培った高度な編集力と先進のIT技術を駆使し、新たな出版事業を創出・展開している。石山賢吉翁は生前、先人の長所を学ぶのが一番の近道だと考え、先人の言行を観察し続けた。私達もあらゆる企業に宿る尊い「哲学」を編み上げ、企業の根幹にある「哲学」を可視化し、未来へ継承していくことを使命としている。また、世界へ発信していくには、「人智無極」先人の成功者の人間観を知る機会を社会に正確に伝え、国内からグローバルな経済活性化に寄与していく出版社を目指している。
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