- マリナーが手掛けたコンチネンタル GT アズールで、クルーにおけるベントレーの生産80周年を記念
- クルー工場はロールス・ロイスの生産からベントレーが引き継いだ歴史と伝統・革新のラグジュアリオートモーティブのファクトリーであり、その正統性はベントレーによって常にアップデートされ続けている
- H.J.マリナーが手掛けた、ツートンカラーのコーチビルドモデル「4¼リッター マークVI」から着想を得たビスポーク仕様
- エクステリアはソリッドのバーナト・グリーンで仕上げ、マリナー GTのブラックルーフを採用
- ベントレー「マークVI」は1946年から1951年にクルーで製造された最初のベントレー
- 「マークVI」は合計4,001台が生産され、当時のベントレーで最も成功を収めたモデル

2026年8月27日(英国現地時間)、ベントレーモーターズは8月29日、ベントレーおよびロールス・ロイスの愛好家による国際クラブ「RREC」とともに、ブリティッシュ・モーター・ミュージアムでベントレーの生産80周年を祝いました。
ミュージアムでは、1946年型の「マークVI」から最新のコンチネンタル GTに至るまで、クルーで生産されてきたベントレーのヘリテージを象徴する車両が、世界各地のクラブメンバーによって持ち寄られ展示いたします。
その記念として、マリナーの熟練したデザイナーと職人たちは、特別なコンチネンタル GT アズールを制作しました。この一台は、ベントレーのヘリテージ・コレクションの重要な一部である、グリーンとブラックのツートンカラーをまとった「マークVI」へのオマージュとして、細部までこだわって仕立てられています。
イベントでは両車が並んで展示され、ベントレーの歴史を象徴する2つの時代が交差します。誕生から80年の時を隔てた2台ですが、いずれも「ゆとりあるパフォーマンス」「卓越した快適性」「最高峰の英国クラフツマンシップ」という、ベントレーが受け継いできた不変の価値を体現しています。新旧モデルの共演を通じて、ベントレーの過去から現在、そして未来へと続く歩みを表現する特別な展示となります。





厳選されたカラーパレット

現在、ベントレーのお客様は、ソリッド、メタリック、サテン、オンブレ、スペクトラフレアなど、約100色のエクステリアカラーから選択でき、比類のないパーソナライゼーションを楽しむことができます。
今回の特別なアニバーサリー仕様を手掛けるにあたり、マリナーのデザイナーたちが着目したのは、現代のトレンドではなく、時代を超えて受け継がれるエレガンスでした。その着想源となったのが、ヘリテージ・コレクションに収蔵されている、ブラックとグリーンのツートンカラーをまとった「マークVI」です。





コンチネンタル GT アズールのボディには、ソリッドカラーのバーナト・グリーンを採用。マリナー・ブラックのコントラストルーフを組み合わせることで、歴史的な先代モデルを思わせる特徴的な佇まいを表現しています。
アズールならではのエクステリアのブライトウェアに、カーボンファイバー製のスタイリング・スペシフィケーションを組み合わせ、伝統と現代性が調和したデザインに仕上げました。足元には、ブラックペイントとブライトマシニング加工を施した22インチの10スポークホイールを装着。ブラックのブレーキキャリパーと、セルフレベリング機能を備えたベントレーの「B」ホイールバッジがアクセントを添えています。





クラシックからのインスピレーション

1946年当時、最高峰のラグジュアリーを体現したベントレー「マークVI」のインテリアには、コノリーレザー、ウォールナット・ヴェニア、ウールパイル・カーペットが採用されていました。さらに、改良型ヒーターやデミスターといった実用装備が、その優れたグランドツアラー性能を支えていました。
マリナーが手掛けたコンチネンタル GT アズールは、ヘリテージ・コレクションに収蔵されている「マークVI」のカラーテーマを忠実に受け継ぎながら、ドライバーと同乗者に最先端のウェルネス・テクノロジーを提供します。
メインハイドに採用された深みのある豊かな赤色のクリケットボールと、セカンダリーハイドのベルーガとの組み合わせが、クラシックなベントレーのインテリアを思わせる雰囲気を演出しています。
一方、コントラストステッチやパイピング、刺繍によるアズールのエンブレム、ダイヤモンドキルティング、パーフォレーション(穴あき加工)には、80年前には実現し得なかった、現代ならではの精緻なクラフツマンシップが息づいています。
「マークVI」のバール・ウォールナット製ダッシュボードに着想を得たコンチネンタル GT アズールでは、グランド・ブラックのピアノ・ヴェニアの上に、ダークステイン仕上げのバール・ウォールナットを採用。フェイシア全体からウェストレールへと伸びるクロームのピンストライプが、2種類のヴェニアを美しく区切ります。
ベントレー・ローテーティング・ディスプレイでは、高解像度タッチスクリーン、クラシックなアナログメーター、シンプルなヴェニアパネルの3つから表示を選択できます。特にアナログメーターとヴェニアパネルは、ベントレーの歴史に敬意を表したこの特別なモデルにふさわしい、伝統を感じさせる室内空間を演出します。








そのほか、フロントシートのコンフォート&ウェルネス機能、エア・イオナイザー、コンサートホールさながらの音響を実現する「Naim for Bentley」オーディオシステムなどを装備しています。
ビスポークならではの仕上げとして、トレッドプレートには「マークVI」とコンチネンタル GTのシルエットとともに、「Celebrating the 80th Anniversary of production in Crewe, 1946-2026(クルーにおける生産80周年を記念して、1946-2026)」の文字が刻まれています。



ヘリテージ・コレクション ベントレー「マークVI」

ロールス・ロイスの名機「マーリン」航空機エンジンを製造するため、1938年に建設されたピムズレーン工場は、1946年に自動車生産拠点として新たな歴史を歩み始めました。
同工場で最初に生産された車両が、ベントレー「マークVI」です。J.P.ブラッチリーがデザインした標準スチール製ボディ、または独立系コーチビルダーが架装するためのローリングシャシーのいずれかの仕様で提供されました。
4,257ccの直列6気筒B60エンジンを搭載した「マークVI」は、力強い走りと高い信頼性を誇り、大規模なオーバーホールを行うことなく10万マイル(約16万1,000km)以上を走行することも珍しくありませんでした。質素倹約が求められた時代に、その控えめで気品ある佇まいは瞬く間に多くの支持を集めました。
1951年に生産を終了するまでに合計4,001台が製造され、そのうち3,171台には標準スチール製ボディが採用されました。
ヘリテージ・コレクションに収蔵されているグリーンとブラックのツートンカラーの「マークVI」は、当時独立系コーチビルダーであったH.J.マリナーが手掛けた、241台のコーチビルドによる4ドア・6ライト・サルーンのうちの1台です。
1950年1月、最初のオーナーであるアラバスティン社(Alabastine Co Ltd.)のウィリアム・ラウント氏に納車され、2021年にベントレーのヘリテージ・コレクションへ加わりました。
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