人口減少・建設業の担い手不足から災害時の住宅供給まで。令和8年熊本地震における最新の応急仮設住宅の動向も報告
一般社団法人日本オフサイト建築協会(本部:東京都千代田区、代表理事:長坂俊成)は、2026年10月3日(土)、立教大学社会デザイン研究科・社会デザイン研究所が主催する公開講演会「オフサイト建築~人口減少社会における建築供給の未来」を共催します。
本講演会では、人口減少や建設業の担い手不足が進む中、建築物の主要部分を工場等で生産し、現地で組み立てる「オフサイト建築」をテーマに、国内外の動向や今後の可能性について、建築、地域づくり、災害対応など様々な視点から考えます。
当初の企画以降、2026年7月28日に「令和8年熊本地震」が発生しました。
このため当日は、当初予定していた講演内容に加え、現在進められている令和8年熊本地震への対応や、被災地域における応急仮設住宅供給の最新動向についても報告する予定です。
参加費は無料で、立教大学池袋キャンパスでの対面参加に加え、オンラインでも参加いただけます。
建築・住宅関係者だけでなく、防災・復興、地方創生、自治体行政、地域づくりなどに携わる皆様にも広くご参加いただければ幸いです。
人口減少社会における「建築のつくり方」を考える
人口減少が進む日本では、建設業においても熟練技能者の高齢化や離職、新規入職者の減少などを背景として、担い手不足への対応が大きな課題となっています。こうした中、建築物の部材やユニットを工場等で製造し、現地で施工する「オフサイト建築」は、現場作業の省力化や生産性向上、品質の安定化などにつながる新たな建築生産方式として注目されています。
本講演会では、国内外のオフサイト建築の動向を踏まえながら、
- 木造建築の工業化
- 国産木材の循環利用と工場生産
- 建設産業における新たな担い手とキャリアデザイン
- 人口減少地域や離島等における住宅供給
- 災害時における応急仮設住宅の分散供給
などをテーマに、「日本型オフサイト建築」の可能性について議論します。
令和8年熊本地震における最新動向も報告
2026年7月28日に発生した令和8年熊本地震では、被災者の住まいを確保するため、熊本県内各地で建設型応急住宅の整備が進められています。また、農業・畜産業などの生業や地域事情から自宅を離れることが難しい被災者への対応として、従来の仮設住宅団地だけでなく、自宅敷地内への建設型応急住宅の設置という新たな取組も進められています。
一般社団法人日本オフサイト建築協会は、地震発生後、熊本県及び関係自治体等と連携しながら、被災者の住宅確保に向けた対応を進めています。
本講演会では、こうした現場で現在進められている取組についても紹介し、災害時に求められる建築供給のあり方とオフサイト建築の可能性について考えます。
開催概要
名称:公開講演会「オフサイト建築~人口減少社会における建築供給の未来」
https://www.rikkyo.ac.jp/events/2026/10/mknpps0000056qtt.html
日時:
2026年10月3日(土)14:00~17:00
開催方法:
ハイブリッド開催(対面・オンライン)
対面会場:
立教大学 池袋キャンパス
11号館地下1階 AB01教室
定員:
対面:80名
オンライン:100名
参加費:
無料
対象:
立教大学学生・教職員・校友、一般
主催:
立教大学大学院社会デザイン研究科
立教大学社会デザイン研究所
共催:
一般社団法人日本オフサイト建築協会
申込み:
事前申込みが必要です。
https://forms.gle/ewCiSbF5h3fv1H146
※Googleフォームを使用しています。
講師
大場 友和 氏株式会社クリエイト礼文 代表取締役CEO
地域工務店の経営者として、山形県内の過疎地域における地方創生や地域課題の解決に取り組む。令和6年能登半島地震では、オフサイト建築方式による応急仮設住宅の建設に従事。立教大学大学院社会デザイン研究科修了。
末 祐介 氏
中央復建コンサルタンツ株式会社
未来社会創造センター 公民連携まちづくり室 室長
京都大学大学院農学研究科修了。建設コンサルタントとして国内外の都市開発プロジェクトや宮城県女川町の復興コーディネーターに従事。現在は福島県双葉町の復興まちづくりに取り組む。
萩原 浩 氏
一般社団法人日本オフサイト建築協会 理事
前職では一条工務店技術最高責任者として、木造住宅のオフサイト建築に係る技術開発及び工場経営に従事。現在、全国の工務店等にオフサイト建築の技術指導を行っている。
長坂 俊成
立教大学大学院社会デザイン研究科教授・社会学部教授
一般社団法人日本オフサイト建築協会 代表理事
司会
中山 紀文 氏株式会社創樹社 代表取締役社長
住生活産業の総合情報誌「ハウジング・トリビューン」の取材・編集に従事し、現在、国内外のオフサイト建築に関する調査・取材・編集に取り組む。
一般社団法人日本オフサイト建築協会について
一般社団法人日本オフサイト建築協会は、工場等で建築物の主要部分を製作し、現地に輸送・設置するオフサイト建築の普及を通じて、住宅・建築分野における生産性向上、地域課題の解決及び災害対応力の強化に取り組んでいます。災害時には、地方公共団体等からの要請に基づき、会員企業との連携により、建設型応急住宅、災害対応施設その他必要な建築物の供給を支援しています。
団体名:一般社団法人日本オフサイト建築協会
代表者:代表理事 長坂俊成
所在地:東京都千代田区内神田二丁目12番1号
Webサイト:https://offsite.or.jp/
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