約9割が「子どもとの時間を重視」子育てママが自宅サロン開業を選ぶ理由と開業時の不安を調査




「子育てしながら働きたい。でも、子どもとの時間は犠牲にしたくない」という思いから、自宅サロンという働き方に関心を持つママは少なくありません。通勤がなく、営業時間を自分で決められる自宅サロンは、子育てと仕事の両立を目指すうえで有力な選択肢の1つといえます。

そこで、「あなたの人生に驚きと笑顔を創る」をミッションに、業務用美容機器開発・製造・販売・卸業、エステ商材販売、サロン運営支援をしている株式会社レディーバード(本社:東京都品川区、代表取締役社長 横沢直希、以下、当社)は、自宅サロンを開業済み、または開業を検討中の子育て中の女性100名を対象に、開業を選ぶ理由や子どもとの時間への意識、開業準備における苦労や不安の実態についてアンケート調査を実施しました。

その結果、約9割(92%)が「子どもとの時間確保」を働き方の重要な条件と回答しており、開業理由の88%が子育てに関連するものでした。一方で、回答者の81%が「集客・売上」に関する不安を挙げていることも明らかになっています。

本記事では、自宅サロン開業の動機や不安、開業後の時間変化や両立の課題について、調査データをもとに分析・解説しています。なお、開業準備の期間や苦労、自宅サロンの魅力など本調査の全設問を掲載した完全版は、下記URLよりご覧いただけます。
https://lady-b.co.jp/column/home-salon-childcare-mom-survey/

これから自宅サロンの開業を検討している方や、子育てとの両立に不安を感じている方は、ぜひ参考にしてみてください。

【調査概要】
●調査対象:自宅サロンを開業済み、または開業を検討中の子育て中の女性100名
●調査方法:インターネットアンケート調査
●実施期間:2026年8月14日~2026年8月20日


【調査概要】現在の自宅サロン開業状況を教えてください。




開業済みから情報収集段階まで含めると57%が何らかのアクションを起こしていることから、自宅サロンは「興味がある」段階にとどまらず、具体的な行動に移す人が過半数を占めていることがわかります。

【質問1.】自宅サロンを開業した、または開業を検討している理由を教えてください

開業理由の約9割「子どもとの時間」に関連

開業理由の約9割が、子育て・家族との時間に関連するものでした。個別の回答を見ると、「保育園・幼稚園・学校への送迎時間に合わせて働きたい」が最も多く、次いで「子どもの帰宅時間までに仕事を終えたい」「通勤時間をなくし、家事や育児に使いたい」が上位に並んでいます。




上位3項目はいずれも「子どもの生活リズムに合わせた時間設計」に関わる理由であり、自宅サロンが時間の柔軟性を前提とした働き方として選ばれていることがわかります。

一方で、開業理由を「子育て・家族時間グループ」と「経済・キャリアグループ」に分類して集計したところ、経済・キャリアグループに該当した人も55%にのぼりました。さらに、両グループに重複して該当した人は43%となっています。



このことから、子育て関連のニーズが開業の主な動機でありながら、約半数は経済面の動機も同時に持っていることがわかります。自宅サロンは「子どもとの時間確保」と「経済的自立」を両立させる手段として選ばれていると考えられます。

【質問2.】働き方を決めるうえで、「子どもと過ごす時間を確保できること」をどの程度重視していますか

約9割が「子どもとの時間確保」を重視していると回答

「子どもとの時間確保」を重視していると回答した人は、合計で92%にのぼりました。内訳は以下のとおりです。

約9割が「子どもとの時間確保」を重視している

注目すべきは、「最優先」と「かなり重視」だけで67%と約7割に達している点です。「ある程度重視」を含めた92%の中でも、収入や仕事量よりも子どもとの時間を上位に置いている層が大半を占めており、子どもとの時間は「できれば確保したい」ではなく「働き方を決めるうえでの最重要条件」として位置づけられていることがわかります。

一方で、「あまり重視していない」「まったく重視していない」の合計は8%にとどまっており、開業ステータスにかかわらずこの意識が幅広く共有されていることが読み取れます。

こうした傾向は、公的な統計からも裏付けられます。総務省「令和3年社会生活基本調査」によると、6歳未満の子どもを持つ女性の1日あたりの育児時間は平均3時間54分であり、家事を含めた無償労働時間は7時間28分にのぼります。仕事に充てられる時間が構造的に限られるなかで、働き方を選ぶ際に「時間の柔軟性」を重視するのは必然的な判断であるといえます。

前問(質問1.)では開業理由の88%が子育て関連でしたが、本設問でも92%が子どもとの時間を重視していることから、「子どもとの時間確保」は開業動機と働き方の選択基準の両方を貫く最重要テーマであると考えられます。

※出典:総務省「令和3年社会生活基本調査

【質問3.】自宅サロン開業について、不安だった、または現在不安に感じていることを教えてください

約8割が「集客・売上」に関する不安を抱えている

不安の選択肢をグループ別に集計したところ、「集客・売上系」に該当した人が81%と最多でした。


個別項目で見ると、「毎月安定して新規顧客を集められるか」が最も高く、「開業費用を回収できるだけの売上を作れるか」「一度来店したお客様にリピートしてもらえるか」「InstagramなどSNSを使って集客できるか」が続きます。




この傾向は、過去に実施した脱毛サロン開業検討者向け調査(「集客できるか」が約54%で最大の不安)とも共通しています。業態や開業形態を問わず、サロン開業における最大の不安は「集客」に集中していることが改めて確認されました。

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「環境・設備」「子育て両立」の不安と、自宅×子育てならではの課題も浮上
集客・売上の不安が8割を占める一方で、「環境・設備系」の不安が42%、「子育て両立系」の不安が28%と、自宅サロンならではの不安も一定の割合で存在しています。

環境・設備系では「防犯・プライバシー」「生活スペースとの分離」「限られたスペースへの設備設置」、子育て両立系では「子どもの体調不良による予約変更」「生活音」「営業時間との両立」が挙がりました。

集客・売上はサロン開業に共通する課題である一方、環境面・子育て面の不安は自宅×子育てという開業形態に特有のものです。自由回答からも、こうした不安への向き合い方について具体的な声が寄せられています。

お客様に迷惑がかからないように、しっかり住居スペースと施術スペースを分けることが大事だと感じた。あとは自宅感が出ないようにする。お客様も非現実を求めていらっしゃってるので、少しでも現実を忘れてリラックスできる空間づくりができるように心がけた。

家族がゆっくりくつろげる生活スペースとお客様を迎える施術スペースをしっかり分けて、お互いのプライベートな空間を保つことも、ストレスなく楽しく長くサロンを続けていくための大きなポイントだと感じています。

時間が短くても単価を上げて収入を安定させることができるか


1つ目・2つ目の回答からは、限られた自宅空間でいかに「生活感のないサロン環境」を実現するかが大きな関心事であることが読み取れます。3つ目の回答は、子育て中ゆえに営業時間が短くならざるを得ないなかで、少ない施術枠でも売上を確保できるメニュー設計への不安を端的に表しています。

これらの声を踏まえると、自宅サロン開業を支援する際には、集客ノウハウの提供だけでなく、限られたスペースで導入できる設備の選定、生活動線と施術動線の分離設計、そして短い営業時間でも売上を確保するためのメニュー構成や単価設計といった観点からのサポートも求められているといえます。

【質問4.】自宅サロン開業前と比べて、子どもと過ごせる時間はどのように変化しましたか

開業済みの8割が「子どもとの時間が1日1時間以上増えた」と回答

開業済みのうち80%が「子どもとの時間が1日1時間以上増えた」と回答しました。


開業済みの8割が「子どもとの時間が1日1時間以上増えた」と実感

最も多かったのは「1日1時間以上~2時間未満増えた」で、「1日2時間以上増えた」と合わせると8割に達しています。さらに「30分以上~1時間未満増えた」を加えると、何らかの時間の増加を実感している人は9割にのぼります。一方で「開業前より減った」と回答した人はいませんでした。

質問2.では約9割が「子どもとの時間確保を重視している」と回答していましたが、開業後の実態としても8割が時間の増加を実感しており、「意識」と「実態」が整合していることが確認されました。開業前に抱いていた「子どもとの時間を増やしたい」という期待が、自宅サロンという働き方を通じて現実に近い形で実現していることを示す結果といえます。

【質問5.】自宅サロンを運営するなかで、子育てとの両立が難しいと感じる場面を教えてください

両立の最大課題は「子どもの急な発熱で予約変更をお願いするとき」

両立が難しいと感じる場面として最も多かったのは「子どもの急な発熱で予約変更をお願いするとき」で、開業済みの90%が該当すると回答しました。




2位以下には「土日祝の予約希望」「長期休暇中の子どもの在宅」「夕方以降の予約対応」が続きますが、1位の90%とは大きな差が開いています。自宅サロンの最大の魅力は「時間の柔軟性」であるにもかかわらず、予測不能な子どもの体調不良だけは柔軟に対応しきれないという構造が、この結果に表れています。

本調査では「通勤時間がかからない(60%)」「子どもが不在の時間だけ営業できる(54%)」が自宅サロンの魅力として上位に挙がっており、営業日・営業時間を自分でコントロールできることが自宅サロンの強みです。

一方で、この課題に対する実践的な工夫も自由回答から見えてきました。

急な体調不良にも柔軟に対応できるよう1日の予約数を無理のない範囲に抑えることが重要だと感じています

子どもの急な体調不良に備えて、予約を詰め込みすぎないことも大事だと感じています。1日2名までにしておくことで、もしキャンセルが出ても自分が慌てずに対応できます。

急な体調不良に備えて予約を詰め込みすぎず、1日2~3名に抑えることで精神的な余裕が生まれています。


3つの声に共通しているのは、「予約を詰め込みすぎない」という余白の設計です。1日の予約枠を2~3名に抑えることで、急なキャンセルや日程変更が発生しても精神的な負担を減らせるという考え方が、実際に開業しているママたちの間で実践されています。

「急な発熱」は避けられない課題ではあるものの、予約の余白をあらかじめ確保しておくことが、子育てと自宅サロン運営を両立するための実践的な鍵となっていることがうかがえます。

まとめ
本調査から、自宅サロンは「子どもとの時間を守りながら働きたい」という意識を起点に選ばれていることが明らかになりました。

約9割が子どもとの時間確保を重視しており、開業理由の88%が子育てに関連するものでした。自宅サロンの魅力として支持されているのは「通勤ゼロ」や「子どもが不在の時間だけ営業」といった時間の柔軟性であり、"コスト削減手段"よりも"時間コントロール手段"として選ばれている構造が見えてきます。

一方で、不安の81%は「集客・売上」に集中しており、集客は業態を問わずサロン開業共通の課題です。加えて、環境・設備面(42%)や子育て両立面(28%)の不安も存在しており、自宅サロン特有の難しさといえます。

開業後は80%が子どもとの時間が1日1時間以上増えたと実感しており、課題を抱えながらも90%が「子どもの成長まで続けたい」と回答するなど、子育て期の働き方として高い満足度と継続意向が確認されました。自宅サロンは"完璧な両立手段"ではありませんが、子どもの生活リズムを最優先にしながら、自分のペースで収入を得られる働き方として、今後も多くのママにとって有力な選択肢であり続けると考えられます。

■会社概要
会社名:株式会社レディバード
所在地:東京都品川区大崎1-6-1 TOC大崎ビルディング18F
代表取締役:横沢 直希
事業内容 :業務用美容機器開発・製造・販売・卸業、エ
ステ商材販売、サロン運営支援
企業URL:https://lady-b.co.jp/
問合せ先:TEL 03-6427-4657 FAX 03-6730-2442 E-mail info@lady-b.co.jp

■「開業まで見据えた、業務用脱毛機器の話 レディーバードの現場視点コラム」について
「レディーバードの現場視点コラム」は、業務用美容機器メーカーである株式会社レディーバードが運営するオウンドメディアです。エステサロンや脱毛サロンの開業・経営に役立つ情報や、業務用美容機器の選び方、サロン運営のノウハウなど、サロンオーナーに向けた実践的なコンテンツをお届けしています。
【レディーバードの現場視点コラム】URL https://lady-b.co.jp/column
【レディーバード公式サイト】URL https://lady-b.co.jp/

■本アンケートの引用について
本アンケート結果を引用する場合は、必ず「株式会社レディーバード」の明記と、レディーバードコラムの該当記事URLの記載をお願いします。
「引用:株式会社レディバード(https://lady-b.co.jp/)」
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