8月単月でキャリア形成活動に参加した割合は80.1%、前月比24.7pt増。インターンシップ等の参加後、企業・職種・業種の志望度が高まる。夏は企業理解・自己理解を深め、秋・冬は本選考に向けた準備を重視

株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:粟井俊介)は、2028年卒業予定の全国の大学生、大学院生を対象に実施した、「マイナビ 2028年卒 大学生キャリア意向調査8月<インターンシップ・キャリア形成活動>」の結果を発表しました。



【TOPICS】
◆ 8月単月でキャリア形成活動に参加した割合は80.1%、前月比24.7pt増【図1、2】
◆ インターンシップ等への参加で企業・職種・業種の志望度が高まる。夏季休暇期間は企業理解・自己理解を深め、秋・冬は本選考に向けた準備を重視【図3、4】
◆ 大学での学習以外でキャリアのための自己投資を行っている割合は54.2%。毎月の自己投資額は文系8千円、理系は5千円【図5、6、7】

【調査概要】
◆ 8月単月でキャリア形成活動に参加した割合は80.1%、前月比24.7pt増
28年卒業予定の学生が、8月にインターンシップ等のキャリア形成活動に参加した割合は80.1%で、前月比24.7pt増となった。プログラム別では、「インターンシップ(実務体験を含む5日間以上のプログラム)」に参加した割合は24.9%(前年同月比8.2pt増)となり、この増加の背景には、学生の間で実務体験を通じて企業や仕事への理解を深めたいというニーズが高まっていることがうかがえる。また、インターンシップを自身の適性や志望度を確認する重要な機会ととらえる学生が増えており、キャリア形成活動における重要性が高まっていると考えられる。そのほか、「仕事体験(就業体験ができる短期間プログラム)」に参加した割合は48.3%(前月比2.7pt増)、「オープン・カンパニー&キャリア教育等(主に企業、仕事理解のためのプログラム)」は50.6%(前月比6.1pt減)となった。【図1、2】
【図1】



【図2】




インターンシップ等への参加で企業・職種・業種の志望度が高まる。夏季休暇期間は企業理解・自己理解を深め、秋・冬は本選考に向けた準備を重視
8月にインターンシップ等のキャリア形成活動に参加した学生に、参加後の企業・職種・業種についての志望度の変化を聞いたところ、「志望度が上がった」割合は、企業が75.2%、職種が65.6%、業種が67.0%となった。インターンシップ等のキャリア形成活動への参加が学生の関心や理解を深め、志望度を上げる機会となっていることがわかる。
また、夏季休暇期間中の参加方針を聞いたところ、「興味のある業種・企業・職種について理解を深める」が49.8%、「自分に合う業種・企業・職種を探す」が44.1%となっており、秋・冬の参加方針と比べてそれぞれ高かった。
一方、秋・冬の参加方針では「本選考に向けた準備をする」が61.2%となり、夏の方針と比べ27.6pt高かった。夏季休暇期間中のキャリア形成活動を通じて企業・職種・業種への理解が深まり、志望度の向上や新たな興味の発見につながったことで、秋・冬は本選考を見据えて志望先の具体化や選考対策を進める段階へと移行する様子がうかがえる。【図3、4】
【図3】



【図4】




大学での学習以外でキャリアのための自己投資を行っている割合は54.2%。毎月の自己投資額は文系8千円、理系は5千円
大学での学習以外で、キャリアのために自己投資を行っている割合は54.2%だった。文理別では、文系(58.7%)は、理系(47.2%)を11.5pt上回った。また、自己投資にかける月額は文系が8,404円で、理系の5,475円より2,929円高い結果となった。
自己投資の内容をみると、文系では「資格取得のための勉強(65.7%)」が理系(49.4%)より16.3p高く、理系では「プログラミングやITスキルの習得(30.2%)」が文系(15.7%)より14.5pt高い結果となった。自己投資の実施状況や取り組む内容には、文理による違いもみられ、学生はそれぞれの関心や学習領域に応じた能力開発に取り組んでいる様子がうかがえる。【図5、6、7】
【図5】



【図6】



【図7】




【調査担当者コメント】


夏季休暇期間のインターンシップ等への参加を通じて、多くの学生が企業・職種・業種への理解を深め、志望度を高めていることが分かりました。また、夏季休暇期間中には「理解を深める」「自分に合う進路を探す」といった探索的な目的が重視されていた一方、秋・冬には「本選考に向けた準備」を目的とする学生が増えており、学生の関心が情報収集や自己理解から、志望先の具体化や選考対策へと移行していくことが予想されます。こうした結果から、夏季休暇期間のキャリア形成活動は、その後の就職活動の方向性を左右する重要な機会になっていると考えられます。企業にとっても、学生が進路選択の軸を形成するこの時期に、仕事や職場への理解を深められる機会を提供することが、志望形成につながる重要な要素になるのではないでしょうか。
マイナビキャリアリサーチラボ 研究員 服部 幸佑




【調査概要】
「マイナビ 2028年卒 大学生キャリア意向調査8月<インターンシップ・キャリア形成活動>」
○調査期間/2026年8月20日(木)~2026年8月31日(月)
○調査方法/マイナビ2028会員(退会者含む)にWEB DMを配信し、インターネットアンケートより回収
○調査対象/2028年3月卒業予定の全国の大学生、大学院生
○調査機関/自社調べ
○有効回答数/1,182名(文系男子210名、文系女子431名、理系男子名278名、理系女子263名)
※調査結果は、端数四捨五入の都合により合計が100%にならない場合があります。
※調査結果の詳細はこちら
https://career-research.mynavi.jp/reserch/20260915_114609/
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