日英友好の礎となった若き二人の出会いから、半世紀後の感動の「再会」まで。100年を越えて語り継がれる、皇室と王室の交流の記録。
株式会社河出書房新社(東京都新宿区/代表取締役 小野寺優)は、水野勝之/君塚直隆/長谷川怜による共著『英国皇太子 日本周遊記 昭和天皇とエドワード8世の友情』(本体価格2,475円)を、2026年9月24日に発売いたします。

1922年、のちにエドワード8世となる英国皇太子が、日本を訪れました。
迎えたのは、前年に英国を訪問していた皇太子裕仁親王、のちの昭和天皇。
若き皇太子として出会った二人の交流は、日英両国を結ぶ友好関係の象徴となりました。
新刊『英国皇太子 日本周遊記』は、28日間にわたる日本周遊の全行程を、貴重な写真や史料とともにたどります。本書をとおして見えてくるのは、明治維新からおよそ半世紀を経て、日本が近代国家として急速な進歩を遂げていた時代であり、関東大震災の前年、大正文化が爛熟し、活気に満ちていた姿。

東京では国を挙げての公式行事が続き、赤坂離宮を宿舎として歓迎式典や宮中行事に臨みます。
その後の行き先は、日光、横浜、箱根、京都、奈良、大阪、高松、宮島、江田島、呉、そして鹿児島へ――。産業の発展と、1000年以上にわたり受け継がれてきた歴史や伝統文化の豊かさを世界に伝えるべく、強行な旅程が組まれました。訪問先の選定には裕仁親王の希望に加え、英国人ゆかりの土地や人物なども考慮されたと言います。


そして物語は、旅の終わりで幕を閉じません。
激動の20世紀をそれぞれに歩んだ二人は、約半世紀の時を経て、感動の「再会」を果たします。
日英交流100年の記録『英国皇太子 日本周遊記』の発売にぜひご注目ください。
●『英国皇太子 日本周遊記』 目次
はじめにエドワード皇太子日本周遊地図
序章 皇室と王室 君塚
第1章 英国エドワード皇太子の来日計画と奉迎準備 水野、長谷川
第2章 東京における公式行事と官民の歓迎 水野、長谷川
第3章 日英マッチプレーを経て、日光、横浜、箱根を巡る 水野、長谷川
第4章 京都・奈良――旧都巡り 水野、長谷川
第5章 関西・四国・中国・鹿児島を経て離日 水野、長谷川
終章 ふたりの皇太子 君塚
Column
ガーター勲章 君塚
アパレルブランド「レナウン」と「ダーバン」 長谷川
英国皇太子随員が宿泊した帝国ホテル 長谷川
赤坂離宮 長谷川
東京ゴルフ倶楽部 水野
絵葉書の中のエドワード皇太子 長谷川
1918年のアーサー王子来日 長谷川
御召列車と御料車 水野
エドワード皇太子ゆかりのボンボニエール 長佐古……
おわりに
巻末資料 日英接伴員・随員リスト
エドワード皇太子訪日全日程
●著者紹介
水野 勝之 ミズノ カツユキ1943年東京生まれ。成蹊大学工学部電気工学科卒。水野家二十代当主。旧備後福山藩・下総結城藩水野家後裔、元子爵家、霞会館会員。共著に『加藤清正「妻子」の研究』(ブイツーソリューション)ほか。
君塚 直隆 キミヅカ ナオタカ
1967年東京都生まれ。駒澤大学教授、関東学院大学名誉教授。博士(史学)。専門はイギリス政治外交史 、ヨーロッパ国際政治史。著書に『立憲君主制の現在』(新潮選書、サントリー学芸賞受賞)ほか、多数。
長谷川 怜 ハセガワ レイ
1986年生まれ。皇學館大学文学部国史学科准教授。博士(史学)。編著書に、『貴族院・研究会写真集』(芙蓉書房出版)、『日本帝国の表象』(えにし書房)、『橿原神宮史 続編』(国書刊行会)などがある。
●新刊情報

書名: 英国皇太子 日本周遊記
著者:水野勝之/君塚直隆/長谷川怜
仕様:A5判/128頁
発売日:2026年9月24日
税込定価:2,475円(本体価格2,250円)
ISBN:9784309032894
URL:https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309032894/
※電子書籍は2026年中に発売します。詳細は各電子書籍ストアでご確認ください。
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