株式会社DeltaX(本社:東京都千代田区、代表:黒岩 剛史)が運営する塾選びサービス『塾選』は、「子どもについてほしい職業ランキング」について調査しましたので概要をお知らせいたします。

子どもの将来について、「できればこんな仕事に就いてほしい」という思いを抱いている保護者もいるのではないでしょうか。一方で、進路や職業は本人に決めてほしいという考え方もあります。
塾選ジャーナルでは、小中学生の保護者100名を対象に、「子どもに就いてほしい職業」について調査しました。
今回のアンケート調査で、「公務員」「会社員」を上回ったのは、具体的な職業名ではありませんでした。
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子どもに就いてほしい職業ランキング-1位は「本人が希望する職業なら何でもよい」
「公務員」「会社員」を上回ったのは「本人が希望する職業」
「子どもに最も就いてほしい職業」を尋ねたところ、最多となったのは「本人が希望する職業なら何でもよい」でした。

n=100 上位10項目を表示

「本人が希望する職業なら何でもよい」がトップとなり、「公務員」が僅差で続きました。
本人の選択を尊重したいという考えが表れた結果といえそうです。一方で、公務員もほぼ同程度選ばれていました。
具体的な職業を選ぶ保護者の理由は「雇用や収入が安定している」が最多
では、具体的な職業を挙げた保護者は、子どもの将来の職業について何を重視しているのでしょうか。

※n=71「本人が希望する職業なら何でもよい」と回答した29名は除く / 上位項目のみを表示 / 小数点第1位は四捨五入

最も多かったのは「雇用や収入が安定している」で、次いで「高い収入を得られる」「子どもの好き・得意を活かせる」と続きました。
子どもに具体的な職業を望む保護者に限ると、雇用や収入が安定していることを重視する傾向が目立ちます。
子どもの「仕事の成功」=高収入よりも「安定して長く働くこと」

n=100

さらに、子どもの仕事上の「成功」として最も重要だと思うものを尋ねました。
最多は「安定した雇用で長く働く」の27%、次いで「仕事と家庭・私生活を両立できる」が16%です。
保護者が考える子どもの仕事上の成功は、収入の高さよりも、安定して働き続けられることや、仕事と私生活を両立できること、好きな仕事に就くことが重視されていることが分かります。
リスクがあっても…親の7割は「不安定な職業でも応援する」

※n=75 本設問に回答した保護者 / 小数点以下は四捨五入のため合計が100%にならない場合があります

具体的な職業を選んだ保護者では「雇用や収入の安定」が重視されていましたが、子どもが希望する職業に不安定さがあった場合でも、反対するより応援するという回答が多くなりました。安定性を気にしつつも、最終的には子どもの希望を尊重したいという考えが表れています。
もし自分の人生をやり直せるなら「違う職業を選ぶ」が6割超
やり直せるのなら64%は「異なる分野・職業を選ぶ」

n=100

最も多かったのは「異なる分野・職業を選ぶ」でした。
「同じ職業を選ぶ」を大きく上回っており、これまでの経験を踏まえると、別の仕事を選んでみたいと考える保護者が多いことが分かります。
では、今の知識や経験を持ったまま職業を選び直すとしたら、どの仕事に就きたいのでしょうか。上位の職業は以下のとおりでした。

n=100 / 上位項目のみを表示

「公務員」が28%で最も多く、「会社員」16%、「ITエンジニア・プログラマー」8%と続きました。
子どもに就いてほしい職業では「本人が希望する職業なら何でもよい」が「公務員」を上回りましたが、自分が職業を選び直す場合には「公務員」がトップとなっています。
また、64%が「異なる分野・職業を選ぶ」と回答していることを踏まえると、今とは別の仕事を選びたいと考える人が多い一方、その選択肢として安定したイメージのある公務員に関心が集まっていることが分かります。
職業選びの後悔1位は「好きなことを優先しなかったこと」

n=100 / 上位項目のみを表示

最も多かったのは「自分の好きなことを優先しなかった」でした。ただし、「雇用や将来性について十分に調べなかった」「収入について十分に調べなかった」など安定性を軽視したことを反省する回答も挙がっています。
好きなことや適性と、収入・将来性の両方を考えて職業を選ぶことの難しさが表れた結果といえそうです。
保護者が我が子に伝えたい「職業選びの教訓」
最後に、保護者の仕事経験を踏まえて、子どもには繰り返してほしくないことや、反対に身につけてほしいことを回答してもらったところ、さまざまな声が寄せられました。

■ 自分で考え、希望・適性に合う仕事を選んでほしい
- 自分は就職氷河期で思うようなキャリアを築けず苦労したので、子どもには安易な妥協はしないで、世相や周囲の動向に振り回されず、自分で考えて決めてほしい。(野良黒さん / 岩手県 / 中1女子保護者)
- 私自身正社員で働いていたのですが、途中で会社を辞めフリーランスになりました。けれども、フリーランスになってから自分は正社員の方が向いているということに気付きました。今は転職をするのが当たり前の時代ですが、簡単に仕事を辞めるのではなく、自分が本当に何をしたいのか、何に向いているのかをしっかりと考えて行動してほしいです。 (こっぺ55さん / 東京都 / 中1男子保護者)

■ 資格・専門知識・学力を身につけてほしい
- 今はなりたい職業が複数あったり、具体的に何かに取り組んでいたりはしていない。なので、大きくなってどんな進路変更があっても困らないように『学力を上げ続けること』と『正しい生活習慣(視力や聴力などが悪くならないように)』は常日頃から言っている。 (ビタミンさん / 福岡県 / 中1男子保護者)
- 学歴と資格があるおかげで育児がおちついたらなんとかなるだろうという算段があるので、娘には学歴と資格は絶対に身につけたうえで妊娠出産をしてほしいです。(ゆりさん / 愛知県 / 中3女子保護者)

■ 健康や私生活を犠牲にせず、無理なく働いてほしい
- 長時間労働や仕事と家庭の両立で大変だった経験があるので、子どもには無理をして働き続けてほしくないです。収入だけで仕事を決めるのではなく、自分の得意なことや好きなことを活かしながら、健康や家庭とのバランスも大切にしてほしいと思います。(りいささん / 愛知県 / 中1女子保護者)
- 仕事を選ぶときに、給与や会社の知名度だけで決めないでほしいです。実際に働き始めると、勤務時間や休日、職場の人間関係なども毎日の生活に大きく影響すると分かりました。子どもには自分の得意なことや好きなことを大切にしながら、長く無理なく続けられる働き方を考えてほしいです。(ポムポムさん / 愛知県 / 中2女子保護者)

■ 挑戦・努力・仕事への姿勢を大切にしてほしい
- やりたいと思ったことは一歩踏み出してなんでも挑戦してほしい。(おにぎりこさん / 兵庫県 / 中3男子保護者)
- 自分がなりたいものになるには、そのための努力が必要であって、それを忘れずに頑張ってほしいと思っています。(しんたろさん / 新潟県 / 小4女子保護者)

■ コミュニケーションや人との関わりを大切にしてほしい
- 人のために、人の笑顔のためになることを大事にしてほしい。(田丸さん / 長崎県 / 中1女子保護者)
- あまりにもデジタルに頼りすぎるような生き方はしてほしくない。人と人との支えを実感できるような職業でできるだけ社会の役に立てるようなものを選んでほしいという思いはあります。(るくるくさん / 東京都 / 小3男子保護者)

まとめ:「好きなこと」と「安定」のバランス―葛藤から見えた保護者の願い
今回の調査では、子どもに最も就いてほしい職業として、「本人が希望する職業なら何でもよい」が最多となりました。具体的な職業では「公務員」が僅差で続いています。
一方、具体的な職業を選んだ保護者では「雇用や収入が安定している」が選択理由のトップでした。さらに、子どもの仕事上の「成功」についても、「安定した雇用で長く働く」が最も多く選ばれています。
ただし、子どもが希望する職業の雇用や収入が不安定だった場合でも、7割は何らかの形で「応援する」と回答しました。安定性を重視しながらも、職業そのものは子どもの希望を尊重したいという保護者の考えがうかがえます。
また、保護者の64%は、職業選びをやり直せるなら「異なる分野・職業を選ぶ」と回答しました。後悔としては「自分の好きなことを優先しなかった」だけでなく、雇用や将来性、収入について十分に調べなかったことも挙げられています。
保護者の仕事経験を踏まえると、子どもには好きなことや適性だけでも、安定性だけでもなく、自分に合った仕事を考え、長く無理なく続けられる働き方を選んでほしいという思いがあるようです。

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アンケート調査概要
調査対象:小中学生の保護者(有効回答数100名)
調査時期:2026年9月
調査機関:自社調査
調査方法:インターネットを使用した任意回答
調査レポート名:「子どもに就いてほしい職業」に関する調査
※掲載しているグラフや内容を引用する場合は、出典「塾選ジャーナル調べ:『子どもに就いてほしい職業』に関する調査」と明記し、『塾選ジャーナル』の記事(https://bestjuku.com/shingaku/s-article/70314/)へのリンク設置をお願いします。

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