中国戦国時代末を舞台に、王子の身分を捨てて商人となった青年の活躍!
中国戦国時代末期、王の血をひく謎の英傑・公孫龍の活躍を描く、大河中国歴史小説『公孫龍』。
既刊の『公孫龍 巻一 青龍篇』『公孫龍 巻二 赤龍篇』に続き、この度刊行される『公孫龍 巻三 白龍篇』『公孫龍巻四 玄龍篇』の全四巻で完結しました。


その天賦の才を諸国の群雄たちから認められ重用された公孫龍。謎の英傑の活躍を描く歴史小説、堂々の完結!
楽毅、孟嘗君をはじめ、宮城谷作品でおなじみの中国戦国時代の英傑たちも大活躍!
■あらすじ
『公孫龍 巻三 白龍篇』新潮文庫『楽毅』でおなじみの希代の知将・楽毅による空前絶後の大戦略を描く第三部。
中国戦国時代末期、周王朝の王子という出自を隠し商人として各地を渡り歩く公孫龍。その天賦の才を見抜いた諸国の群雄から重用されていました。とりわけ燕の重臣から信頼厚い公孫龍の尽力で燕に仕えることになった希代の知将・楽毅。楽毅は、燕をはじめ諸国を脅かす強国の斉を攻略すべく不可能にも思える各国を糾合するという連合策を考案します。いままで培った交誼を用いて策の実現のため奔走した公孫龍の援けもあり策は成功し、楽毅はかって辛酸を嘗めさせられた斉に復讐するという燕の昭王の悲願をかなえます。
『公孫龍 巻四 玄龍篇』
徳よりも法を優先する泰の政治に接した公孫龍が、新たな時代の到来を予感する第四部。
趙の恵文王は、西の強国・秦の昭襄王から名玉「和氏の璧」と秦の領土十五城との交換を持ち掛けられ、秦王に使者が送られることとなります。秦王は約束を平気で違えると悪名高く、その困難な使者に公孫龍が同行することに。公孫龍の活躍で詐術に長ける秦王の姦計を免れることに成功しますが、治者の徳よりも法を優先し、民を苛烈に統治する秦の政治に接した公孫龍は、不安とともに新しい時代の到来を予感します。
■これまでのあらすじ(『公孫龍 巻一 青龍篇』『公孫龍 巻二 赤龍篇』)
中国戦国時代、人質として周から燕に送られることとなった十八歳王子稜。父赧王の燕王宛ての書翰に、己を殺すようにと書かれているのを知った稜は愕然とする。王宮内の陰謀に巻き込まれたことを悟った稜は、山賊の襲撃から救った強国趙の幼き二公子の求めに応じ、商人「公孫龍」として趙の都邯鄲を目指すことに。商人となった公孫龍は、その天賦の才を買われ、燕の昭王や趙の恵文王の信頼を得るが、趙の後継者争いに巻き込まれて、先代王の主父と対立することに。一方、公孫龍のもう一つの拠点である燕に、楽毅が魏王の使者として到着。その忠烈と軍略家としての才を認める公孫龍は、楽毅を獲得するために奔走することに。■『公孫龍』 主要登場人物
公孫龍 その天賦の才から群雄たちに重用される商人。正体は周の王子稜恵文王 趙王。即位前は公子何
東武君 恵文王の弟。公子勝
主父 武霊王。前の趙王
昭王 燕王
昭襄王 秦王
湣王 斉王
頃襄王 楚王
赧王 周王。公孫龍の父
楽毅 元は中山の武将だったが、公孫龍の尽力で燕に仕える
孟嘗君 斉の威王の弟の子。斉、魏の宰相を務める。薛公
郭隗 公孫龍が師事する燕の著名な学者
■書籍内容紹介
『公孫龍 巻三 白龍篇』中国戦国時代末期、周王朝の王子という出自を隠し商人として各地を渡り歩く公孫龍。その天賦の才を見抜いた諸国の群雄から重用されていた。とりわけ燕の重臣から信頼厚い公孫龍の尽力で燕に仕えることになった希代の知将・楽毅。楽毅は燕をはじめ諸国を脅かす強国の斉を攻略すべく不可能にも思える各国を糾合するという連合策を考案する。その天賦の才を諸国の群雄たちに認められる公孫龍は、培った交誼を用いて策の実現のため奔走することに。
『公孫龍 巻四 玄龍篇』
趙の恵文王は、西の強国・秦の昭襄王から名玉「和氏の璧」と秦の領土十五城との交換を持ち掛けられる。約束を平気で違えると悪名高い秦王に使者が送られることとなり、公孫龍が同行することに。詐術に長ける秦王の姦計を公孫龍の活躍で免れたが、治者の徳よりも法を優先し、民を苛烈に統治する秦の政治に接した公孫龍は、不安とともに新しい時代の到来を予感する。中国戦国時代末期、謎の英傑・公孫龍の活躍を描く中国歴史小説の第一人者・宮城谷昌光の最高傑作、完結!
■著者紹介:宮城谷昌光(みやぎたに・まさみつ)
1961(昭和36)年、岐阜県岐阜市生れ。会社員を続けながら作家活動を行っていたが、2007(平成19)年から作家に専念。主な著書に『放浪大名 水野勝成』『ふたりの本多』『高虎と天海』『田沼と蔦重』『秀長と利休』などの歴史小説をはじめ、「居眠り同心影御用」「公家さま同心飛鳥業平」「双子同心捕物競い」「鳥見役京四郎裏御用」「観相同心早瀬菊之丞」「椿平九郎 留守居秘録」「やったる侍涼之進奮闘剣」「大江戸無双七人衆」「大江戸人情見立て帖」などのシリーズがある。■書籍データ
【タイトル】公孫龍 巻三 白龍篇 / 公孫龍 巻四 玄龍篇【著者名】宮城谷昌光(みやぎたに・まさみつ)
【発売日】9月28日
【造本】文庫版
【定価】(税込) 各737円
【ISBN】978-4-10-144463-5 / 978-4-10-144464-2
【URL】
巻三 https://www.shinchosha.co.jp/book/144463/
巻四 https://www.shinchosha.co.jp/book/144464/
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