文化・教育・地域産業が連携する共創プロジェクト

公益財団法人アイヌ民族文化財団(札幌市中央区、常本照樹理事長)が運営するウポポイ(民族共生象徴空間)は、独立行政法人国立高等専門学校機構 苫小牧工業高等専門学校(以下「苫小牧高専」)および地域の造船会社と連携し、実物の丸木舟から3Dデータを取得し、小型模型の製作や性能検証を行います。
これらの取組を踏まえ、将来的には実寸大等の丸木舟を製作し、ウポポイにおける新たな体験コンテンツの創出を目指します。

ウポポイ職員による丸木舟操船の様子

本プロジェクトでは、現存資料が少なく、文化財として保管・展示されている実物の丸木舟から3Dデータを取得し、その小型模型を精緻に再現します。
小型模型の設計・製作には苫小牧高専の学生が参加し、実践的なデジタルものづくりを学びます。また、地域の造船会社には専門的知見を生かした技術助言や製作協力をいただきます。完成した模型の3Dデータ等を用いて舟の性能検証を行い、その成果を踏まえて、将来的には実寸大等のFRP製丸木舟の製作を目指します。さらに、FRP製丸木舟を用いた新たな丸木舟乗船体験プログラムの実現も視野に入れています。
本プロジェクトは、ウポポイを中心に、文化継承・人材育成・地域産業連携を推進する新たな取組であり、デジタル技術を活用した文化資料の活用の可能性を広げるとともに、学生の実践的学びや地域連携の深化が期待されます。

▼キックオフミーティング
日 時:2026年10月5日(月) 10:15 ~ 12:30
会 場:ウポポイ 工房
出席者(予定):
  公益財団法人アイヌ民族文化財団、独立行政法人国立高等専門学校機構 苫小牧工業高等専門学校 
 (教員及び学生)、株式会社アタカ造船所
内 容:1.プロジェクトの概要説明
    2.苫小牧高専学生に対するウポポイ及びアイヌ文化に関するレクチャー
    3.ウポポイ園内視察
▼プロジェクトの概要
(1)実物丸木舟の3Dスキャンデータを活用した小型模型の設計
(2)3Dプリンタを活用した小型模型の製作
(3)模型データを活用した性能検証
(4)将来的なFRP製丸木舟の製作及び体験コンテンツ化の検討
▼今後のスケジュール




文化財として展示されている丸木舟(苫小牧市美術博物館所蔵)

  職員サポート付き丸木舟試乗体験の様子

ウポポイ(民族共生象徴空間)について



アイヌ文化の復興・創造等の拠点として2020年に北海道白老町にオープン。道内初の国立博物館「国立アイヌ民族博物館」、アイヌ文化を五感で感じる体験型フィールドミュージアム「国立民族共生公園」、アイヌ民族による尊厳ある慰霊を実現するための「慰霊施設」からなり、豊かな自然に抱かれたポロト湖のほとりで、触れる、体験する等さまざまな角度からアイヌ文化や歴史を体感いただけます。





公式ウェブサイト:https://ainu-upopoy.jp/
公式Instagram:https://www.instagram.com/ainumuseumpark/
公式Facebook:https://www.facebook.com/upopoy/
公式You Tube:https://www.youtube.com/@upopoy

所在地:〒059‐0902 北海道白老郡白老町若草町2丁目3
電話:0144-82-3914(代表)
アクセス:JR白老駅から徒歩約10分。新千歳空港から高速道路または列車利用で約40分。
入場料(税込):一般大人1,200円、一般高校生600円、中学生以下無料
 ※20名以上に適用の団体料金あり※有料の体験プログラムや博物館の特別展示の料金は含みません
開園時間:9:00~18:00
 ※時期により変動あり
閉園日:月曜日および12月28日~2027年1月4日、2月27日~3月8日。月曜日が祝日の場合は翌日以降の平日
 ※特別な開園日あり
開業日:2020年7月12日
指定法人:公益財団法人アイヌ民族文化財団
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