1300年続く、人とシカが共に過ごす風景を未来へつなぐ

 奈良県では、県内観光地の魅力向上と持続可能性を両立させるため、環境保全や観光地における施設整備の充実、さらには景観や自然環境の適切な維持管理を継続的に実施するための新たな財源確保の仕組みづくりを進めています。
 その一環として、全国の皆さまから寄付を募るふるさと納税型クラウドファンディングを活用し、奈良公園における「人とシカとの共存」を支える取組を推進します。
 奈良公園は、東大寺、興福寺、春日大社、春日山原始林などの歴史文化遺産と豊かな自然、そして天然記念物「奈良のシカ」が一体となって形成する世界に誇る景観を有しています。本プロジェクトは、人とシカ、自然、歴史、文化が共存する奈良公園の価値そのものを未来へ継承することを目指しています。

<プロジェクト概要>
 ■目標金額 3000万円
 ■実施形式 ふるさと納税型クラウドファンディング
 ■募集期間 令和8年10月1日~令和8年12月4日
 ■資金使途 人とシカの共存を支える環境づくり、シカの生息環境の改善、植生・芝地の再生、
       景観や自然環境の保全、公園利用環境の向上などに活用します。


 近年、奈良公園では観光客の増加や来訪者の多様化が進む中、シカとの接触事故や誤食、植生や芝地への負荷の増大、交通事故の発生など、人とシカの共存を支える環境に関わるさまざまな課題が顕在化しています。
 これらはシカだけの問題ではなく、「人とシカ、自然、歴史、文化が共生する奈良公園」という世界に誇るかけがえのない価値を将来にわたって守り、次世代へ引き継ぐために取り組むべき課題です。

 一方で、持続可能な観光地づくりを行政の取組だけで支え続けることには限界があり、多くの方々に奈良公園の価値や現状を知っていただき、ともに未来を支えていただくことが重要になっています。
 そこで奈良県では、ふるさと納税型クラウドファンディングを実施し、全国の皆さまから広く寄付を募ります。寄付金は、人とシカが共存してきた奈良公園の環境を未来へつなぐ取組に活用します。
 本プロジェクトは単なる資金調達にとどまるものではありません。奈良公園の現状や課題、「人とシカとの共存」の意義について広く発信するとともに、奈良公園を応援してくださる方々とのつながりを広げ、一人ひとりが奈良公園の未来づくりに参画する機会を創出する取組です。

 1300年以上にわたり受け継がれてきた、人とシカが共存する奈良ならではの風景を未来へ継承するため、多くの皆さまのご支援をお願いいたします。

天然記念物「奈良のシカ」


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