受診の心理的ハードルが高いED治療。男性226名への調査で、利用者の満足度83.7%・継続意向85.7%の一方、検討中の46.1%が「選び方が分からない」実態が判明しました。

一般社団法人白鯨会 八丁堀内科・泌尿器科・消化器内科イサナクリニック(所在地:東京都中央区、理事長・院長:杉野智啓、以下「イサナクリニック」)が運営する「イサナクリニックのED治療コラム」は、過去1年以内にEDのオンライン診療を利用した、または検討した20~70代の男性226名を対象に、「EDオンライン診療の利用実態・意識調査」を実施しました。
調査の結果、実際に利用した人の満足度・継続意向はいずれも8割を超える一方、検討中の人は「効果」「副作用」への不安や「クリニックの選び方が分からない」ことを理由に、利用へ踏み切れずにいる実態が明らかになりました。

調査結果ハイライト
・利用経験者の85.7%が「同じクリニックを続けたい」
・検討中の46.1%は「どのクリニックを選べばいいか分からない」
・オンラインを選ぶ理由は「通院の手間」69.9%と「人に会わずに相談したい」67.3%
・実際の総額は「3,000~4,999円」44.9%が最多。検討中の49.2%は3,000円未満を希望
・検討中が踏み切れない理由は「効果」「副作用」への不安が同率60.2%
・LINEやチャットで相談しやすければ、80.5%が「利用意向が高まる」
オンライン診療を選ぶ理由は「通院の手間」69.9%と「人に会わずに相談したい」67.3%
ED治療を考えたきっかけ(複数回答)は、「勃起を維持しにくくなった」が66.8%で最多となり、「勃起しにくくなった」(58.4%)、「年齢による変化を感じた」(47.3%)が続きました。ED治療を考え始めた時期は「1年以上前」が41.2%で最も多く、悩みを抱えてから長い時間をかけて受診を検討している様子がうかがえます。EDになる原因と自力での改善法・主な治療法については、ED治療コラムで詳しく解説しています。また、加齢やストレスによる変化の背景には男性ホルモンの働きが関わることもあります。テストステロンを増やす方法もあわせて参考にしてください。対面ではなくオンライン診療を選びたい/選んだ理由(複数回答)では、「通院の手間を減らしたいから」が69.9%、「人に会わずに相談したいから」が67.3%と、この2つが突出しました。「自宅から受診したいから」(40.7%)、「仕事や予定が忙しく通院しにくいから」(35.0%)、「プライバシー面で安心だと思ったから」(30.5%)が続き、通いやすさと「知られたくない」という心理の両方が、オンライン診療を選ぶ動機になっています。

共通の不安は「副作用」65.9%。プライバシー配慮の1位は「中身が分からない配送」
EDのオンライン診療について不安だった/不安なこと(複数回答)は、「副作用が不安」が65.9%で最多となり、「本当に効果があるか不安」(45.6%)、「料金が高くなりそう」(34.1%)、「自分に合う薬が分からない」(32.3%)、「診察だけで十分に判断してもらえるか不安」(31.0%)が続きました。ED治療薬の種類ごとの即効性・持続時間・副作用の違いを事前に知っておくことは、こうした不安の解消につながります。
また、クリニック選びで最も重要だと思うプライバシー配慮は、「中身が分からない配送であること」が39.4%で最多でした。「問診や相談履歴の管理に安心感があること」(12.4%)、「家族に見られにくい受け取り方法があること」(11.1%)、「送り主名に配慮があること」(9.7%)が続き、診察そのものよりも「薬が届く場面」でのプライバシーが強く意識されています。

利用経験者の満足度は83.7%、85.7%が「同じクリニックを続けたい」
実際にEDのオンライン診療を利用した98名に総合満足度を尋ねると、「満足」が61.2%、「非常に満足」が22.4%となり、合わせて83.7%(82名)が満足と回答しました。「不満」は1.0%にとどまっています。
利用して良かった点(複数回答)は、「診察までがスムーズだった」(58.2%)、「予約しやすかった」(53.1%)が上位で、「プライバシー面で安心だった」(35.7%)、「費用が分かりやすかった」(34.7%)、「薬が早く届いた」(33.7%)が続きました。今後も同じクリニックを利用したいかについては、「ぜひ利用したい」「できれば利用したい」がそれぞれ42.9%となり、計85.7%(84名)が継続意向を示しています。


自由記述でも、プライバシーと手軽さを評価する声が多く寄せられました。
「病院の待合室で他の患者さんや受付の女性と顔を合わせなくて済むのが一番良かったです。自宅にいながら診察を受けられるのは安心感があります」(50代・男性)
「担当医師の方が薬に関する副作用についても丁寧に説明してくれるので、副作用に関しての不安が払拭できました」(40代・男性)
一方、改善してほしい点としては、診察時間の短さや副作用の説明不足、送料の負担を挙げる声がありました。
「オンラインだと診察時間がやや短く感じ、もう少し詳しく相談できる時間があると安心できると思いました」(30代・男性)
「薬の副作用などについての説明がもう少し詳しくあれば良かったと思う」(30代・男性)
「オンラインだと症状を直接見てもらえないので、薬の選び方や副作用について少し不安がありました」(40代・男性)
利用先・検討先は知名度の高い大手サービスに集中。一方、検討中の30.5%は利用先を決めきれず
利用経験者98名に直近で利用したEDオンライン診療クリニックを尋ねると、本調査の回答者では「DMMオンラインクリニック」(86.7%)をはじめとする知名度の高い大手サービスに利用が集中し、「イースト駅前クリニック」(4.1%)、「レバクリ」(3.1%)、「クリニックフォア」(3.1%)が続きました。DMMオンラインクリニックで処方されるED治療薬の種類と料金については、別記事で比較しています。
検討中の128名に検討したことがあるクリニック(複数回答)を尋ねた場合も、大手サービスが候補の中心となる一方、「特に具体的なクリニック名は決めていない」も30.5%にのぼりました。知名度の高いサービスは候補に挙がるものの、約3人に1人は比較の入り口にすら立てていないことが分かります。
後述の「どのクリニックを選べばいいか分からない」(46.1%)という不安とあわせて、選び方の指針となる情報が求められている状況です。EDオンライン診療に対応するクリニックの比較も、検討の入り口として役立ちます。

※本設問は回答者が直近に利用・検討したサービスを尋ねたものであり、各クリニックの市場シェアや優劣を示すものではありません。
クリニックを知る入り口は「検索」40.8%、最終的な決め手は「口コミ・評判」29.6%
利用経験者がそのクリニックを知ったきっかけは、「GoogleやYahoo!などの検索結果」が40.8%で最多となり、「比較記事・ランキング記事」(18.4%)、「口コミ」(14.3%)が続きました。
クリニックを選ぶ際に重視した点(複数回答)は「初診からオンラインで完結できること」(67.3%)、「総額のわかりやすさ」(46.9%)、「口コミ・評判」(39.8%)が上位でしたが、最終的な決め手を1つだけ挙げてもらうと、「口コミ・評判」が29.6%で1位となり、「総額のわかりやすさ」(19.4%)、「プライバシー配慮」(12.2%)が続きました。検索で候補を見つけ、口コミと費用の分かりやすさで最後の一歩を決めるという行動パターンが読み取れます。

費用の実際と許容額。実際は「3,000~4,999円」が44.9%で最多、検討中の約半数は3,000円未満を希望
利用経験者が実際に支払った1回あたりの総額は、「3,000~4,999円」が44.9%で最多となり、「5,000~6,999円」(27.6%)、「7,000~9,999円」(10.2%)が続きました。3,000円以上を支払った人は合計83.7%(82名)にのぼります。
一方、検討中の人が許容しやすい1回あたりの総額は「3,000~4,999円」(32.8%)と「2,000~2,999円」(31.2%)が拮抗し、「1,999円以下」(18.0%)を合わせると49.2%(63名)が3,000円未満を希望していました。実際の支払額と許容額の間には開きがあり、診察料・薬代・送料を含めた総額の目安が事前に分かることが、検討段階の不安解消につながると考えられます。

検討中の人が踏み切れない理由は「効果」「副作用」への不安が同率60.2%
まだ利用していない検討中の128名に、利用に踏み切れていない理由(複数回答)を尋ねると、「本当に効果があるか不安」と「副作用が不安」が同率60.2%で並び、「どのクリニックを選べばいいか分からない」(46.1%)、「料金が高そう」(41.4%)が続きました。
自由記述では、効果・副作用への不安に加えて、受診への心理的なハードルも具体的に語られています。
「どの程度効果が期待できるか、副作用がどのくらい出るのかが想像つかないのが踏み切れない理由です」(50代・男性)
「クリニックが乱立しすぎていて、どれを選べばよいのか見当がつかないのが正直なところ」(50代・男性)
「一度飲んだら一生薬に頼らなければいけないのではないかという不安がある」(30代・男性)
「家族にばれないか心配で、さらに治療の効果が自分に合うのか分からないことが、オンライン治療をためらう理由になっています」(40代・男性)
「デリケートなことなので、オンラインでどこまで正確な診断ができるのか不安があるから」(30代・男性)
受診の前にまず生活面から見直したいという方向けに、亜鉛と勃起力の関係についてもED治療コラムで解説しています。
LINE・チャットで相談しやすければ、利用意向は8割が「高まる」
受診時や問診の際のLINEやチャットの使いやすさについては、回答者全体の75.7%(171名)がクリニック選びに「影響する」(とても影響する21.2%+やや影響する54.4%)と回答しました。さらに検討中の人では、LINEやチャットで予約・問診・相談がしやすければ利用意向が「かなり高まる」(21.9%)、「やや高まる」(58.6%)となり、計80.5%(103名)が前向きな変化を示しています。
文字でのやり取りは、症状を口頭で説明する恥ずかしさを和らげる手段としても期待されており、デリケートな悩みであるED治療との相性の良さがうかがえます。
まとめ:利用者の評価は高い一方、検討層には「効果・副作用・選び方」の情報が届いていない
今回の調査では、EDのオンライン診療を実際に利用した人の8割超が満足し、継続意向も高いことが分かりました。一方で、検討中の人は「効果があるか」「副作用が出ないか」「どのクリニックを選べばよいか」という基本的な不安を解消できず、利用に踏み切れていません。利用経験者の不満・改善要望としても「副作用の説明をもっと詳しく」という声が挙がっており、利用前後を通じて副作用に関する丁寧な説明が求められています。ED治療薬は種類ごとに効き始めまでの時間、持続時間、食事の影響の受けやすさ、起こりうる副作用が異なります。また、体質や持病、服用中の薬との組み合わせによって使用できるかどうかの判断も変わります。オンライン診療を検討する際も、医師の診察のもとで自分に合った薬を選び、副作用や正しい服用方法の説明を受けることが大切です。不安がある方は、自己判断で薬を入手したりせず、医療機関に相談することをおすすめします。
調査概要
- 調査名:EDオンライン診療の利用実態・意識調査
- 調査方法:インターネットによるアンケート調査
- 調査期間:2026年3月10日~2026年8月19日
- 有効回答数:226名
- 調査対象:過去1年以内にEDのオンライン診療を利用したことがある男性(現在利用中43名・過去1年以内に利用55名の計98名)、または利用はしていないが過去1年以内に検討したことがある男性(128名)
- 回答者属性:男性のみ/35~54歳が全体の77.4%(35~39歳 47名、40~44歳 43名、45~49歳 43名、50~54歳 42名 ほか)
- 調査主体:一般社団法人白鯨会 八丁堀内科・泌尿器科・消化器内科イサナクリニック(ED治療コラム編集部)
※本調査結果を引用される際は、出典として「八丁堀内科・泌尿器科・消化器内科イサナクリニックのED治療コラム編集部調べ」と明記のうえ、本リリースのURLを記載してください。
- 調査報告書(PDF):https://hatchobori-isana.com/ed/media/wp-content/uploads/2026/09/report_ed_online-1.pdf
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