株式会社NEXER Group・注文住宅の快適性能に関する調査

■注文住宅の快適性能に関する実態調査
理想の住まいを目指して建てた注文住宅。
しかし、実際に暮らし始めてみると、夏の暑さや冬の寒さ、室内の温度差などに悩むこともあるかもしれません。
住まいでの快適さは、間取りやデザインだけでなく、断熱性や気密性といった住宅性能にも大きく左右されます。では、注文住宅に住む人は住宅の性能に対してどのような不満やストレスを感じているのでしょうか。
ということで今回はデックス株式会社と共同で、事前調査で「注文住宅を購入したことがある」と回答した全国の男女133名を対象に「注文住宅の快適性能」についてのアンケートをおこないました。
※本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。
・引用元が「株式会社NEXER Groupとデックス株式会社による調査」である旨の記載
・デックス株式会社(https://deccs.co.jp/)へのリンク設置
「注文住宅の快適性能に関するアンケート」調査概要
調査手法:インターネットでのアンケート
調査期間:2026年6月18日 ~ 6月22日
調査対象者:事前調査で「注文住宅を購入したことがある」と回答した全国の男女
有効回答:133サンプル
質問内容:
質問1:現在のお住まいで「夏の暑さ」「冬の寒さ」にストレスを感じますか?
質問2:具体的にどんな場面で「夏の暑さ」「冬の寒さ」にストレスを感じますか?(複数回答可)
質問3:住宅の「断熱性能」「気密性能」「換気性能」について、どの程度理解していますか?
質問4:住宅の「断熱性能」「気密性能」「換気性能」について、住宅選びでどの程度重視しましたか?
質問5:その理由を教えてください。
質問6:「省エネ住宅」「ZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス)」「低炭素住宅」という言葉を知っていますか?
質問7:住宅を建てる際に、省エネ住宅・ZEH・低炭素住宅を検討しましたか?
質問8:その理由を教えてください。
※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。
■55.6%が、現在の住まいで「夏の暑さ」「冬の寒さ」にストレスを感じると回答
まずは、現在のお住まいで「夏の暑さ」「冬の寒さ」にストレスを感じるかを聞いてみました。

その結果、「やや感じている」が38.3%、「とても感じている」が17.3%でした。合わせると55.6%の人が、暑さや寒さにストレスを感じていることがわかります。
一方で、「あまり感じていない」は31.6%、「まったく感じていない」は12.8%でした。
自分の希望をかなえて建てた注文住宅でも、半数以上の人が暑さや寒さに悩んでいることがわかります。間取りやデザインは思いどおりにできても、温度や湿度といった「目に見えない快適さ」までは、なかなか手が回らないのかもしれません。
家は、毎日を過ごす場所です。
だからこそ、夏も冬も心地よく暮らせるかどうかは、満足度を大きく左右する要素といえるでしょう。
■44.6%が、ストレスを感じる場面は「部屋ごとの温度差が大きい」と回答
続いて、現在の住まいで「夏の暑さ」「冬の寒さ」にストレスを感じていると答えた方に、具体的にどんな場面で暑さや寒さを感じるかを聞いてみました。

最も多かったのは「部屋ごとの温度差が大きい」で44.6%でした。
次いで「廊下や脱衣所が寒い」が39.2%、「冬に暖房をつけても寒い」が36.5%、「夏にエアコンが効きにくい」が35.1%と続きました。
暖かいリビングから寒い廊下や脱衣所へ移動した際に、温度差を感じた経験がある人も多いのではないでしょうか。
こうした温度差は、不快感につながるだけでなく、急激な気温の変化によって体に負担をかける可能性もあります。そのため、住まいの快適性を高めるうえでは、部屋ごとの温度差をできるだけ小さくし、家全体を安定した温度に保つことが重要といえるでしょう。
■66.1%が、住宅の「断熱性能」「気密性能」「換気性能」について理解していると回答
続いて、「注文住宅を購入したことがある」と回答した人に、住宅の「断熱性能」「気密性能」「換気性能」について、どの程度理解しているか聞いてみました。
断熱は熱の出入りを抑える性能、気密はすき間からの空気の漏れを抑える性能、換気は空気を入れ替える性能のことです。

その結果、「よく理解している」が15.0%、「ある程度理解している」が51.1%でした。合わせると66.1%の人が各住宅性能について「理解している」と回答しました。
また、「言葉は知っているが詳しくは知らない」が28.6%、「ほとんど知らない」が5.3%となっています。
住宅性能は、日々の暮らしやすさだけでなく、光熱費や健康面にも影響を与える重要な要素です。そのため、住まいづくりや住宅選びを進める際には、それぞれの性能について基本的な知識を身につけておくことが大切だといえるでしょう。
■57.9%が、住宅選びで断熱・気密・換気性能を「重視した」と回答
続いて、「注文住宅を購入したことがある」と回答した人に、住宅選びでこれらの性能をどの程度重視したかを聞いてみました。

その結果、「非常に重視した」が15.8%、「やや重視した」が42.1%になりました。あわせて57.9%の人が、住宅の性能を重視していることがわかります。
一方で、「あまり重視しなかった」は30.1%、「重視しなかった」は12.0%でした。
理由も聞いてみたので一部紹介します。
重視した理由
・省エネで暮らしたいから。(30代・男性)
・より良い生活環境が欲しいから。(50代・女性)
・間取りや内部の工夫で光熱費を下げたいと思っていたから。(20代・女性)
・エアコンの効率を上げたいから。(30代・男性)
・気密性を高くして空気を逃さないようにしたかったが、気密性を重視したから湿気や空気の籠りが気になる。(30代・女性)
重視しなかった理由
・間取りと費用を一番きにしていたかな。(40代・女性)
・重視したかったが値段が高かったので断念しました。(40代・女性)
・吹抜けを重視したから夏は暑くて冬は寒いとは考えられなかった。(50代・男性)
・デザインや間取りに気を取られた。(60代・女性)
・急遽、家を購入することになったので、そこまでの知識が無かった。また、ネットが無い時代だったので、何かを調べる知るのにハードルが高かった。(60代・男性)
重視したと回答した人からは、「省エネで暮らしたい」「エアコンの効率を上げたい」といった声が多く寄せられました。住宅性能を重視した人の多くは、快適性や光熱費の削減など、暮らしに直結する目的を意識していることがわかります。
一方で、重視しなかったと回答した人からは、「夏は暑くて冬は寒いとは考えられなかった」「そこまでの知識が無かった」といった声が見られました。住宅性能の重要性を十分に理解しないまま家づくりを進めたことを後悔している様子もうかがえます。
注文住宅では、デザインや間取りにこだわって理想の住まいを実現できます。
しかし、快適な暮らしを長く続けるためには、デザイン性と性能のバランスを考えながら住まいづくりを進めることが重要といえるでしょう。
■54.1%が、省エネ住宅・ZEH・低炭素住宅を「名前は知っている」と回答
続いて、「注文住宅を購入したことがある」と回答した人に、「省エネ住宅」「ZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス)」「低炭素住宅」という言葉を知っているか聞いてみました。
ZEHとは、使うエネルギーと生み出すエネルギーの差し引きがゼロに近づく住宅のことです。

その結果、「内容まで知っている」が15.0%、「名前は知っている」が54.1%でした。
「名前は知っている」と回答した人が半数以上にのぼり、省エネ住宅への認知は広がりつつあることがうかがえます。また、「知らなかった」は30.8%となっています。
■69.2%が、省エネ住宅・ZEH・低炭素住宅を「検討しなかった」と回答
最後に、「注文住宅を購入したことがある」と回答した人に、住宅を建てる際に、省エネ住宅・ZEH・低炭素住宅を検討したか聞いてみました。

その結果、「検討しなかった」が69.2%と多数をしめています。
「少し検討した」は21.1%、「積極的に検討した」は9.8%でした。
そう答えた理由も聞いてみたので、一部紹介します。
「積極的に検討した」と回答した方
・節電のため。(30代・男性)
・コストパフォーマンスを上げたいから。(30代・男性)
・もともとそういうことを謳っている業者が多かったから。(30代・女性)
「少し検討した」と回答した方
・エコな暮らしをしたいから。(20代・女性)
・補助金制度があったから。(30代・女性)
・快適に過ごせるように住宅会社の提案に検討した。(40代・男性)
「検討しなかった」と回答した方
・ハウスメーカーから特に説明されなかったから。(40代・女性)
・その当時にはなかったから。(40代・男性)
・費用がかなり高いから。(50代・男性)
「積極的に検討した」と回答した人からは、「節電のため」「コストパフォーマンスを上げたい」など、将来の光熱費や住み心地を見据えた具体的な理由が挙げられました。
また、「少し検討した」人からは、「補助金制度があった」「エコな暮らしをしたい」といった声も寄せられており、省エネ住宅に関心を持つきっかけとして、制度の後押しや環境への意識が影響していることがうかがえます。
一方で、「検討しなかった」と回答した人からは、「費用が高い」「当時はそうした選択肢がなかった」「ハウスメーカーから説明されなかった」といった理由が挙げられました。
こうした結果を見ると、省エネ住宅への関心がないというよりも、情報不足や提案を受ける機会がなかったことが検討に至らなかった要因と考えられます。適切な情報提供やサポートがあれば、省エネ住宅を選択肢のひとつとして前向きに検討する人はさらに増えるのかもしれません。
■まとめ
今回の調査では、注文住宅に住む人の55.6%が「夏の暑さ」「冬の寒さ」にストレスを感じており、その最多の場面は「部屋ごとの温度差が大きい」ことだとわかりました。
また、住宅選びにおいて断熱性や気密性、換気性能を重視した人は57.9%にのぼりました。一方で、省エネ住宅やZEHなどについては、69.2%が「検討しなかった」と回答しています。
その背景には、関心の低さというよりも、十分な情報が得られなかったことや、検討する機会がなかったことがあるようです。住宅性能を重視する人は多いものの、省エネ住宅やZEHに関する理解や認知は、まだ十分に広がっていないのでしょう。
一年を通じて心地よく暮らせる住まいは、毎日の満足度はもちろん、健康にもつながります。これから家づくりを考えるなら、間取りやデザインだけでなく、目に見えない「快適性能」にも目を向けてみてはいかがでしょうか。
<記事等でのご利用にあたって>
・引用元が「株式会社NEXER Groupとデックス株式会社による調査」である旨の記載
・デックス株式会社(https://deccs.co.jp/)へのリンク設置
【デックス株式会社について】
本社:〒224-0037 横浜市都筑区茅ケ崎南2-23-14
代表者:代表取締役社長 柴田 祐一
TEL:0120-422-844
事業内容:
・注文住宅
・分譲住宅
・リノベーション
・建築請負、設計、施工、管理
・土地の開発、造成、売買、仲介、不動産コンサルティング
・メンテナンス
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【株式会社NEXERについて】
本社:〒170-0013 東京都豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル11F
代表取締役:宮田 裕也
URL:https://www.nexer.co.jp
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