判断に約8割が「自信あり」と回答する一方、実際には半数以上で過剰在庫や欠品が発生!?

オザックス株式会社(https://www.ozax.co.jp/)(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長CEO:海老沼 英次)は、製造業・卸売業・サービス業で発注・在庫管理に携わる担当者・責任者を対象に「製造業・卸売業・サービス業における『発注タイミングの判断』」に関する調査を行いました。

発注タイミングの適切な判断は在庫管理の重要テーマですが、基準が不明確で属人化しているケースもあります。
本調査から見えた現場の課題と、求められる仕組みについて結果の一部をご報告します。

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発注の判断基準は「過去のデータ」が最多の約3割!「経験や勘」に頼る属人的な運用も根強く残る



はじめに、「発注数量・タイミングの最終判断基準」について尋ねたところ、『過去の販売実績・出荷データ(33.6%)』が最多となり、次いで『現在の在庫水準・在庫基準(25.8%)』でした。
一方で、『担当者の経験・勘(16.2%)』と回答した企業もみられ、属人的な判断が残る実態も浮き彫りとなりました。
また、現在の発注判断に対して約8割が『自信がある(非常に+やや)』と回答したものの、『非常に自信がある(19.5%)』層は約2割にとどまり、確信度にはばらつきがあるようです。

発注前の「在庫確認」に最も時間を費やしている実態が判明



次に、「発注業務の中で最も時間がかかる工程はどれか」と尋ねたところ、『在庫確認(27.5%)』が最も多く、『発注数量の決定(22.2%)』『発注タイミングの判断(18.5%)』と続きました。

発注判断そのものよりも、その前段階となる『在庫確認』に最も多くの時間がかかっていることがわかります。『発注数量の決定』や『発注タイミングの判断』にもそれぞれ約2割が時間を費やしており、発注前の確認・判断プロセス全体に一定の負荷がかかっていることがうかがえます。

では、発注プロセスにおける判断の遅れやズレは、実際の運用においてどのような問題を引き起こしているのでしょうか。



発注判断のタイミングや数量のズレによる問題について尋ねると、『過剰在庫による在庫コストの増加(53.2%)』が最多で、続いて『欠品による販売機会の損失(37.1%)』となり、「過剰在庫」や「欠品」を経験している企業が多いことが明らかとなりました。こうしたリスクを低減するためには、需要動向を踏まえた適切な発注判断を支える情報や仕組みの整備が重要であることが示唆されます。
課題トップは「基準の不明確さ」。発注タイミングの最適化について早急な改善を求められる。
では、発注のタイミングを判断する上での課題はどこにあるのでしょうか。



『発注判断の基準が明確でなく、担当者によってばらつきがある(34.4%)』が最も多く挙げられ、発注判断においては、担当者間で判断基準を統一することが課題となっており、基準の明確化や業務プロセスの標準化が重要であることが示されました。また、『判断に必要な在庫・販売データの収集や確認に時間がかかる(32.8%)』ことや『需要変動が大きく、適切な発注タイミングの予測が難しい(31.4%)』といった課題もそれぞれ約3割挙げられました。発注タイミングの判断には、在庫状況や販売動向など複数の情報を踏まえた判断が求められており、情報の把握や予測が担当者の負担となっていることがうかがえます。

約7割が発注タイミングの最適化について緊急性を実感
過剰在庫を防ぐ「リアルタイムの在庫可視化」に約4割が期待

では、発注タイミングを最適化することに対して、現場ではどの程度緊急性を感じているのでしょうか。



発注タイミングの最適化について、約7割(70.2%)が改善の緊急性を感じていることがわかりました。(「早急に改善が必要」「近いうちに改善したい」の合計)。発注判断における基準の明確化や情報活用の効率化など、業務プロセスの見直しに対するニーズが高まっていることがうかがえます。

最適化により期待する効果としては『過剰在庫の削減(46.7%)』『在庫保管コストの削減(40.2%)』など、在庫適正化に関する項目が上位に挙がり、在庫の適正化やコスト削減への関心の高さがうかがえます。また、『欠品の防止』についても約4割の企業が期待しており、在庫を抑制しながら販売機会の損失も防ぐなど、適切な在庫バランスの実現が求められていることが示されました。

このような効果を実現し、発注業務を改善するためには、現場にどのような仕組みや機能が必要なのでしょうか。



業務改善に必要な機能としては、『リアルタイムでの在庫状況の可視化(38.3%)』や『発注数量の自動算出・提案(30.4%)』が求められており、発注判断に必要な情報提供や判断支援の仕組みが求められていることがうかがえます。

【まとめ】属人的な判断が招く発注業務の課題と適正在庫を支えるシステムへの期待
今回の調査から、多くの企業で発注業務における「基準の不明確さ」や「担当者の経験や勘への依存(属人化)」が課題となっていることがわかりました。その結果として、過剰在庫によるコスト増や、欠品による販売機会の損失といった問題が引き起こされており、発注精度のばらつきが直接的な経営・コストリスクにつながっている実態が浮き彫りになっています。

こうした背景から、約7割の企業が発注タイミングの最適化に対して「緊急性」を感じており、現場からは「リアルタイムでの在庫状況の可視化」や「発注数量の自動算出」といった、システムによる判断支援を求める声が多く挙がっています。

今後、過剰在庫・欠品リスクを最小限に抑え、企業の競争力を高めていくためには、個人の感覚に頼る運用から脱却し、データとシステムを活用して客観的かつ効率的な発注プロセスを構築していくことが不可欠と言えるでしょう。

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会社名:オザックス株式会社
本社所在地:〒101-8504 東京都千代田区神田三崎町3丁目1番16号 神保町北東急ビル7階


調査概要:「製造業・卸売業・サービス業における『発注のタイミング判断』」に関する調査
【調査期間】2026年7月27日(月)~2026年7月28日(火)
【調査方法】PRIZMA(https://www.prizma-link.com/press)によるインターネット調査
【調査人数】1,006人
【調査対象】調査回答時に製造業・卸売業・サービス業で発注・在庫管理に携わる担当者・責任者と回答したモニター
【調査元】オザックス株式会社(https://www.ozax.co.jp/)
【モニター提供元】サクリサ
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