外務省対外発信拠点 「ジャパン・ハウス ロンドン」 主催/2026年11月11日(火)~2027年4月18日(日)

外務省の対外発信拠点「ジャパン・ハウス ロンドン」にて、11月11日(火)から約5か月間、北九州市の成人式文化と地域社会に着目した世界初の企画展が開催されます。
形式にとらわれず、自らの「個性」や「決意」を表現する若者たちのエネルギーと、その姿を支える人々や地域コミュニティ。本展を通じて、北九州ならではの文化と街の魅力がロンドンから世界へ発信されます。
企画展の概要
展覧会名:『Tradition/Rebellion: Coming-of-Age Style in Kitakyushu, Japan まつろわぬ二十歳』
会期:令和8年(2026年)11月11日(水)~ 令和9年(2027年)4月18日(日)
会場:ジャパン・ハウス ロンドン(英国・ロンドン)
主催:ジャパン・ハウス ロンドン
企画:ジャパン・ハウス ロンドン、山口壮大氏(ファッションディレクター)
展示について(ジャパン・ハウス ロンドン発表資料より)
北九州市の「二十歳の記念式典」。そこには、振袖や羽織袴、スーツなどのフォーマルな装いから、創意あふれる華やかなスタイルまで、それぞれの個性や価値観をまとい、人生の節目を迎える若者たちの姿があります。ジャパン・ハウス ロンドンが今回着目したのは、華やかな装いそのものだけではなく、その背景にある若者たちの思いです。「仲間との絆」「地域への誇り」「家族への感謝」「新成人としての決意」―― 一人ひとりが装いに込めた思いと、そこから生まれる自己表現に光を当てます。
本展では、実際に着用された衣装や映像、新成人8人へのインタビュー動画を通じて、それぞれの装いに込められた思いを紹介します。さらに、衣装制作やヘアメイクなどに携わる地元の事業者・クリエイターや地域コミュニティにも焦点を当て、若者たちの自己表現が、周囲の人々とのつながりの中で形づくられていく姿を描きます。
二十歳という人生の節目にあふれる若者たちのエネルギーと、その自己表現を支える人々や地域とのつながり。本展では、北九州市の成人式文化を入り口に、その背景にある地域文化にも光を当てながら、「アイデンティティ」「多様性」「コミュニティ」というテーマを問いかけます。


【参考】
世界に日本の魅力を発信する「ジャパン・ハウス」
戦略的対外発信の強化に向けた取組の一環として、外務省がサンパウロ・ロンドン・ロサンゼルスの世界3都市に設置した対外発信拠点。これまで日本に興味のなかった人々も含め、幅広い層に向けて日本の多様な魅力、政策や取組を伝え、親日派・知日派の裾野を拡大していくことを目的とする。2018年に開館したロンドン拠点(ケンジントン・ハイストリート)は、展示ギャラリー、ショップ、レストランなどを備え、日本の文化・芸術・テクノロジー等の多様な魅力を欧州へ紹介しており、開館以来300万人以上が来館しています。
https://www.japanhouselondon.uk/


ジャパン・ハウス ロンドン外観
過去の企画展の様子「Ainu Stories: Contemporary Lives by the Saru River」
ジャパン・ハウス ロンドン企画局長 サイモン・ライト氏 コメント

(C) Japan House London
日本には、海外ではまだあまり知られていない魅力的な地域文化やカウンターカルチャーが数多くあります。北九州市の成人式文化は、その代表的な例といえるでしょう。
新成人にとって特別なこの祝祭の日を彩る華やかな色彩や、喜び、そしてそれを生き生きと表現する地域の作り手たちの創造性を、ロンドンの皆さまにご紹介できることを大変うれしく思います。本展が、日本の地域文化の新たな魅力に触れるきっかけとなれば幸いです。
ファッションディレクター 山口 壮大氏 コメント
20 年もの年月、つたない自分を露呈してきた家族、隣人、友人たちの前で、今の自分を誇り、感謝し、主張する北九州市の新成人の姿に心を打たれました。たとえ全国に放映され、世間の賛否に晒されても、彼らの装いが向いているのは、自己と仲間、そして目の前にいる家族です。
未知の異文化ともいえる着物にひるまず、自分なりに解釈し、前のめりに身にまとう。遠くの流行ではなく、目の前の嗜好を。‘いつか/どこか’ ではなく、 ‘いま、ここ’ を大切にする。その姿には、かつて ‘着るもの’ であった着物の、いきいきとした姿と、自己と社会との関 係を結びつづける、プリミティブなファッションの力が現れていました。
この北九州市で約 30 年にわたり育まれてきた独自の継承を通じて、受け継がれながらも変化をつづける日本文化とファッションの一端をお楽しみいただけると幸いです。

北九州市長 武内 和久 コメント

「Tradition/Rebellion: Coming-of-Age Style in Kitakyushu, Japan まつろわぬ二十歳」展の開催、心よりお祝い申し上げます。
「まつろわぬ」という言葉は、古来「権力に服従しない」ことを意味しますが、ここでは既存の枠組みにとらわれず、自分の心に従い、自分らしい道を進む思いを象徴しています。
北九州市の二十歳の記念式典では、振袖やスーツに加え、ひときわ華やかな「ド派手衣装」で節目を祝う若者たちの姿があります。これは単なるファッションではなく、若者たちの力強い個性や家族への感謝、仲間への絆が込められた決意の表明です。
私は、常識や正解に縛られず、自ら選んだ道を「正解」にしていく彼らのエネルギーを否定することなく、全力で応援したいと考えています。新しい時代を切り拓く若者たちの姿は、未来の希望そのものです。
ロンドンの地で、北九州の若者たちが放つ圧倒的なパワーと、その挑戦を優しく、力強く後押しする街の空気感を、ぜひ肌で感じてください。






Coming-of-Age Ceremony attendees in Kitakyushu City, 2026 (C) Nakamura Kenta
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