受講申し込み受付中(定員に達し次第終了)





東京都町田市にある寺院・簗田寺と株式会社マザーディクショナリーは、『500 年の学校』第3期を2026年11月4日(日)より開講いたします。現在第3期生の募集を受付中です。受講のお申し込みは、20名の定員に達し次第終了いたします。



■なぜ今、この学校なのか

社会や暮らしを取り巻く環境が大きく変化し、これまでの「正解」がそのまま通用しにくくなっている今。私たちは、日々たくさんの情報や選択肢に囲まれながら、自分自身で考え、選び、決めていくことを求められています。
一方で、立ち止まって自分の考えを見つめたり、異なる世代や価値観を持つ人とじっくり話したりする時間は、決して多くありません。

「500年の学校」は、答えを教わるのではなく、さまざまな人や世界との出会いを通して、自分自身の問いを育てるための学びの場です。
変化の大きな時代だからこそ、すぐに答えを求めず、問いを持ちながら生きる。
そのための時間を、月に一度、12ヶ月かけて重ねていきます。
■500年の学校とは
人と出会い、問いと暮らす
里山の森に佇む、簗田寺で立ち止まる時間。
集いと語らいの中で、人と人、自分と世界が結ばれていく。
500年の時が、ここから始まる。


社会福祉法人東香会 簗田寺「YATOプロジェクト」の一環として、マザーディクショナリーが企画・運営する「500年の学校」。

「学び、出会い、語らう。」を軸に、緑豊かな禅寺に月1回年齢も肩書も異なる20名が集まり、表現、自然、暮らし、哲学、食、身体など、多彩なテーマに触れながら、講師や仲間との対話を重ね、自分自身や他者、これからの暮らしについて問いを深める12ヶ月の学びの場です。

■学び、出会い、語らう。500年の学校の一日の流れ



01|CHECK IN ― まずは、今の自分に気づく輪になって、その日の気持ちや身体の状態を言葉にします。日常から少し離れ、ゆっくりと場に入っていくための時間です。





02|朝のワーク ― 五感をひらき、テーマに触れる里山を歩いたり、本堂で坐禅をしたり、講師とともにその日のテーマを探究します。頭だけではなく、身体や感覚も使いながら学びます。





03|昼食 ― 食卓を囲み、語らう季節の食材を使った食事を囲みながら、講師や仲間と過ごします。学びの合間に交わす何気ない会話も、大切な出会いのひとつです。





04|午後のワーク ― 感じる、つくる、考える講師とともに、あるいは一人で、仲間とともに。ものをつくる、身体を動かす、自然に触れる、言葉にするなど、その日のテーマをさまざまな角度から体験します。






05|ダイアローグ ― 言葉を交わし、問いを深める一日の体験や気づきを持ち寄り、対話します。答えを出すことよりも、誰かの言葉に耳を傾け、自分の中に生まれた問いを見つめる時間です。






06|CHECK OUT ― 今日の学びを、日常へ持ち帰る一日を振り返り、そのとき感じたことや気づきを言葉にします。ここで生まれた問いを、それぞれの日常へ持ち帰ります。



■第一線で活躍する多彩な講師陣

「500年の学校」では、各分野の第一線で活動する多彩な講師を迎え、参加者が普段の暮らしでは触れることのない視点や価値観に出会う機会をつくっています。

フォトグラファー、彫刻家、アーティスト、作家、料理人、フラワースタイリスト、農家、研究者、デザイナー、住職など、専門領域も活動のスタイルも異なる講師が登壇。知識や技術を一方的に学ぶのではなく、それぞれの講師が歩んできた人生や、ものづくり・仕事・暮らしへの向き合い方に触れながら、体験や対話を通して学びを深めます。
異なる分野で生きる人の言葉や姿に触れることで、自分の中に眠っていた関心や問いに気づき、新たな一歩を踏み出すきっかけが生まれる。多様な講師との出会いそのものが、「500年の学校」における12ヶ月の学びを形づくっています。
●講師陣・ジャンル一覧


禅と死生観/齋藤紘良(「500 年の学校」校長、簗田寺 住職、保育園理事、音楽家)禅の世界では、頭で考えるだけではなく身体に向き合って理解していくことを「行」と呼ぶ。
「行」を大切にしながら、簗田寺の谷に住む様々な生命や自然現象と共に、私たちが生まれ老いて死に次へと向かう姿勢を、眼、耳、鼻、舌、身を通じて学んでいく。





お香/齋藤美和(しぜんの国保育園 small village」園長)草、樹木、花、湧き水など自然がもたらすものを採取し、お香を創作する。
土地と人を結び、関わり合いの中で自然と心がほどけていく様に気づいていく。





声の仮面/コムアイ(アーティスト)話すシーンで声⾊が変わったり、 実は知らないうちに、いろんなキャラクターを演じている自分を解放する。
声を通して、改めて自分自身に出会う・気づく。





写真/在本彌生(フォトグラファー)写真は撮ったものの視点を表すもの。
今回はセルフポートレート、すなわち自分自身の写真を撮り、それを眺め返した時、どんなことを感じるか、何が見えてくるかを探る。
さりげなく撮っても、作為的に撮っても、いずれにしてもそこに映し出されるのはその日の自身の姿。
いろんな角度から、いろんな場所で何枚も撮ってみる。どんな切り取り方をしても、どこで撮ってもいい。
自分自身、滅多に撮影しないセルフポートレートを試行錯誤しながら、自分の新しい視点を発見する。





音/金沢健一(彫刻家)いろいろな形に溶断された鉄の音に耳を傾ける。鉄のかけらに触れて自らの音、他者の音の響きを感じる。
素材やかたちや音の根源的な結びつきを発見し、音によるコミュニケーションを試みる。





感覚とコミュニケーション/和田夏実(研究者、デザイナー)見えることに頼らず、自分の感覚をひらいていくことで、いつもとは異なる世界の捉え方に出会う。
目に見えないものを、それぞれの方法で描いてみる。
同じものを見つめても、感じ方や捉え方は一人ひとり違うことに気づいていく。





自然科学/佐々木有美 (アーティスト、科学館職員)里山に生息する虫たちに眼を凝らし、耳をすます。
小さな足音を聴く装置を自ら作り、身近な自然と有機的なつながりを感じながら、生命のありように思いを馳せる。





書/安田有吾(書楽家)お寺の奥の山のなか、だまって転がる落とし物。みつけて、ひろって、書いてみる。
つぶって、ひらいて、閃いて、ひとりで、ふたりで、みなさんで、書いたらお茶でも飲みましょう。





食/野村友里 (料理人)里山や地元でとれた食材を中心にみんなで作る。
「自分のため」と「誰かのため」におにぎりを握る。
目の前の食べ物がどのように作られているか、過程が見えなくなっている現代において、
どのように火を起こし、どのように食べ物を作るのかを原体験として知り生きる力につないでいく。





ダイアローグ/宮田尚幸(CareAlternative ディレクター)双方がお互いを尊重しながら安心して話をすることで、相互理解を深め、
行動や意識の変化を目指す創造的なコミュニケーション方法である、「ダイアローグ」を学ぶ。





哲学/永井玲衣 (作家)自分自身と対話し、生まれる問いを集める。問いの中から題材を選び、哲学対話を行う。
自分と他者の考えの違いを知り、概念や言葉について、より深く思考する。





伝承文化/下中菜穂(造形作家 暮らしの手仕事、伝承行事研究)多様で謎に満ちた歳時習俗の世界を知り「旧暦」の日取りでやってみます。
その根っこにある知恵や哲学などを、身体を通して学び、ともに語り合いましょう。
それぞれの暮らしの中に、失っていた先祖の知恵が蘇えることを願って。





読書/森岡督行(森岡書店代表、文筆家)一日一冊の読書会を行います。今回の一冊は岡倉天心の『茶の本』です。
まずはそれぞれに自由な場所で本文を読んで、気になった文章に線引きをしてもらいます。
その後に、参加者同士で線引きした箇所を読み上げ、意見を交換します。この読書会を通して、禅や「侘び・寂び」について考えていきたいです。





パーマカルチャー/ソーヤー海(共生革命家)自然の豊かな循環に根ざした、心身が喜ぶ暮らしのデザイン、パーマカルチャーを学ぶ。
自然と人間、自分と他人、心と体を分離させてしまう世界観から、つながりの世界観を味わう。





畑と私/柳田大地(農家)それぞれの足下に広がる大地。それをどのように捉え、関わるかは未来を大きく変える可能性を秘めていると感じます。簗田寺の一角に広がる畑。そこは単なる生産の場ではありません。土から始まる様々な物語を積み重ね畑と”私”の関わり方について共に考えていきたいと思います。





花/平井かずみ(フラワースタイリスト)この土地に息づく貴重な植生に触れながら、心惹かれた植物、ふと目が合った植物を、それぞれの直感で選んでいきます。
五感をひらいて植物を見つめ、感じたことを言葉にして「植物のカルテ」を作成。
後半は、みんなでいける花と、一人でいける花、それぞれの良さを味わいます。





身体表現/伊藤千枝子(ダンサー、振付家)楽に動く、動くと元氣になる。自分のカラダと氣持ちの心地よさをとことん味わう。力みをなくし、自分とつながる。立つのをやめて、ぶら下がる。循環、エネルギーの自給自足。




■500年の学校で大切にしている「ダイアローグ」

「500年の学校」が大切にしている「ダイアローグ(対話)」は、デンマークの「フォルケホイスコーレ」からインスピレーションを受けています。
フォルケホイスコーレは、年齢や学歴、評価といった枠組みにとらわれず、人が“自分らしく生きる”ことを学び合うための学校として、ヨーロッパ各地で根づき、知識を一方的に学ぶのではなく、人と人が語り合い、ともに学ぶ姿勢を大切にしています。

テーマもとに、自分の言葉で考えを語り、他者の視点にふれることで、気づきが深まり、考えが思いがけない方向に広がっていく──そんな変化が自然と生まれていきます。
問いに対する“正解”を探すのではなく、語り合いながら揺らぎや違いを受けとめ合うこと。そこから始まる学びが、ここでは大切にされています。

■1期、2期を通して見えてきた受講生へ訪れる変化

「500年の学校」は、2024年10月に第1期を開講し、これまで第1期・第2期と約2年間にわたり、さまざまな世代や背景を持つ受講生と学びの時間を重ねてきました。

受講生それぞれの中に新たな問いや気づきが生まれ、自分自身への理解が深まったり、他者や世界の見え方が変わったりするなど、それぞれの日常や生き方にも変化が生まれています。
1年間の学びのなかで生まれた、受講生それぞれの変化や気づきをを一部紹介いたします。

|立ち止まり、自分の時間を取り戻す
「生き急いでいた自分に気づき、もっとゆっくり進んでもいいと思えるようになった」「忙しい日々のなかでは考えられなかったことに目を向けられた」など、日常から少し離れることで、自分の時間やペースを見つめ直すきっかけになったという声。

|異なる価値観に出会い、視野が広がる
世代や背景の異なる人との対話を重ねるなかで、「自分が思っていた以上に、自分のことを理解していなかった」「いろいろな価値観に触れて、自分の世界が広がった」といった気づきも生まれています。

|これからの生き方や行動を考える
「これからの10年をどう生きるかを考える時間になった」「自分の時間をもっと大切にしたい」と、日々の選択や人との関わり方を見直した人も。なかには、「語っていいんだ」と感じたことをきっかけに、絵や写真など新しい表現を始めたり、家族との関わり方、仕事への向き合い方にも変化があったという声も。

月に一度、学び、出会い、語らう。答えを見つけるのではなく、問いを持って日常へ戻る。その12ヶ月の積み重ねが、それぞれの人生や世界の見方を少しずつひらいています。



1期卒業生インタビュー動画
1.印象に残った講座
2.講座後、生活や心に訪れた変化

■「500年」という名前に込めた意味

会場となる谷戸の泉のまわりには、時代を超えて人が集い、語らい、変化の時を迎えてきました。この地域は、およそ500年ごとに文化的・地勢的な転換点を迎えており、前回の大きな変化は1629年の簗田寺建立の頃。そして、次の転換点も少しずつ近づいています。

「500年の学校」は、そんな大きな時間の流れのなかで、未来へ向けた「人の循環」と「記憶の継承」を育む場として生まれました。年齢や職業を越えて人が集い、学び、語らう。その出会いや対話を重ねながら、自分自身や世界の見え方を少しずつひらいていきます。

都市にいながら、ほんの少し足を伸ばせば出会える、もうひとつの時間。
ここで過ごす12ヶ月が、次の500年へつながる小さな種となることを願っています。

2026年11月からはじまる第3期の受講生を募集しています。
学び、出会い、語らいながら、自分の問いとともに過ごす12ヶ月を、一緒にはじめませんか。


『500 年の学校~おとなのためのフォルケホイスコーレ~』 - 第3期 -
・期間:2026年11月~2027年10月 毎月第1日曜 *1 月は第 2 日曜
・時間:10:00~16:30
・会場:東向山 簗田寺(東京都町田市忠生2-5-33)
・定員:20名(先着順・定員に達し次第締切)
・受講料:月額 22,000円(税込)
・申込方法:公式サイトの応募フォームより
・Instagram:@yato500net


ABOUT
簗田寺

境内

寛永6年(1629年)に建立された東向山 簗田寺は、東京都町田市・忠生(ただお)の森に囲まれた湧き水の寺院。周囲には、丘陵が浸食されて生まれた谷状地形「谷戸(やと)」が広がり、古くは縄文時代から人々が暮らしてきた、自然と共生する歴史ある地域です。

簗田寺
〒194-0035 東京都町田市忠生2丁目5−33
https://ryoudenji.net/

YATOプロジェクトについて


「谷戸」と呼ばれる、丘陵地が侵食されて形成された谷状の地形を持つ町田市忠生地域。「すべて、こども中心」を理念とする「しぜんの国保育園」や寺院を取り巻く里山一帯を舞台に、地域について学びながら、500年間続く人と場のあり方(=common)を考えるアートプロジェクト。アーティストや音楽家、自然環境や歴史などの専門家や地域の団体と連携し、次世代を担うこどもと大人が一緒に取り組む企画を行っています。
https://yato500.net





マザーディクショナリーについて


”より良い社会になるために私たちに出来ること”
私たちの取り組みは、人と文化と自然、それらをつなぐ場づくりと、未来に伝え残すべき技や想いのバトンを繋ぐ"未来への種まき"です。「かぞくのアトリエ」、「代官山ティーンズ・クリエイティブ」、「景丘の家」をはじめとする居場所づくりにまつわるノウハウ、「TRACING THE ROOTS」などのイベントや、ワークショップの企画、アーティストのマネジメントを通して、人と文化のつながりをさまざまな形でサポートしています。

会社概要
社名|株式会社マザーディクショナリー
本社所在地|東京都中央区日本橋小⾈町14-7 SOIL Nihonbashi 2F
設立年月日|2013年4月1日
代表取締役|尾見紀佐子
HP|https://motherdictionary.com/
Instagram|https://www.instagram.com/motherdictionary/
Facebook|https://www.facebook.com/motherdic





              お問い合わせ : yato@ryoudenji.net
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