壮大なアジア通史『アジア人物史』全12巻の編集委員と、各界の第一人者が結集した付録小冊子「月報」をオリジナル編集した、もっとも読みやすい“アジア史ガイド本”!
『アジア人物史』全12巻は、多様で広大なアジア・ユーラシア大陸を舞台に、古代から21世紀までの歴史を、そこに生きた有名無名の人物に光を当てながら描き出した壮大なアジア通史である。本書は、その刊行に際して付された「月報」に大幅な加筆・再構成を施し、一冊にまとめた決定版。
総監修者の姜尚中と各地域の第一線の研究者である編集委員との12回にわたる対談、現代日本を代表する書き手によるエッセイを通して、既存の東洋史のイメージを大きく刷新する。シリーズ全体とは異なる視点から読み解く、アジア史の奥深さと面白さを実感できる、もっとも読みやすくてスケールの大きなアジア史ガイド。

『『アジア人物史』月報集成』
◆姜尚中と編集委員10人との対談◆
青山 亨〈東南アジア〉/伊東利勝〈東南アジア〉/小松久男〈中央アジア〉/重松伸司〈南アジア〉/妹尾達彦〈中国〉/成田龍一〈日本〉/古井龍介〈南アジア〉/三浦 徹〈西アジア〉/村田雄二郎〈中国〉/李成市〈朝鮮半島〉
◆エッセイ執筆陣◆
浅田次郎/池上 彰/上野千鶴子/内田 樹/大澤真幸/北方謙三/佐藤賢一/高橋源一郎/田中優子/テッサ・モーリス-スズキ/原 泰久/ヤマザキマリ
◆目次◆
はじめに 姜尚中I 対談 「アジアの始まり」を多層的に読み解く
まだ手をつけられていない宝の山 原 泰久
II 対談 古代アジアの興亡を彩る「人物」の躍動
人間の仕事としての「列伝」 内田 樹
III 対談 世界宗教の「普遍」はアジアに何をもたらしたのか
人間という生態の本質 ヤマザキマリ
IV 対談 地域の違いを超えたアジアの共時性
豊かな時代に 佐藤賢一
V 対談 モンゴル帝国は私たちの歴史観をどう変えるか
雲の影 北方謙三
VI 対談 外から内へ、多様性が生まれ出る「ポスト・モンゴル」時代
「反復された帝国」の経験 大澤真幸
VII 対談 近世アジアの「帝国」に学ぶ二一世紀の可能性
グローバリゼーションを生きた人々 田中優子
VIII 対談 アーリーモダンに到来したアジアの黄金時代
会いたい人 浅田次郎
IX 対談 アジアの文明化と包摂された多様性の行方
会ったことのない友人 高橋源一郎
X 対談 現在と過去の回廊をつなぐアジアの近代
脱植民地化の課題は果たされていない 上野千鶴子
Ⅺ 対談 歴史の大変動と勃興するアジアの「民族主義」
「われわれの過去」と「かれらの過去」 テッサ・モーリス-スズキ
Ⅻ 対談 未完の「アジアの世紀」から生まれ出る可能性とは
冷戦に翻弄された戦後アジア 池上 彰
おわりに アジア人物史編集長・落合勝人
『アジア人物史』全12巻 編集後記/次回配本 章立て一覧
監修者略歴
姜尚中(カン・サンジュン)1950年生まれ。政治学者。東京大学名誉教授、熊本県立劇場館長。集英社創業95周年記念企画『アジア人物史』総監修を務める。著書は100万部超の『悩む力』の他、『マックス・ウェーバーと近代』『オリエンタリズムの彼方へ』『ナショナリズム』『朝鮮半島と日本の未来』『在日』『母―オモニ―』『心』などがある。
書籍情報

タイトル:『アジア人物史』月報集成
監修:姜尚中
発売日:2026年10月16日(金)
定価1,111円(10%税込)
ページ数:256
判型:新書判
ISBN:978-4-08-721432-1
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(c)集英社
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