西武バスが運行する西武鉄道新2000系を再現した「きいろいバス」、「2026年度グッドデザイン賞」を受賞

西武バスは10月15日に、同社の運行する西武鉄道新2000系車両をモチーフとしたカラーリングを施した車両「きいろいバス」が、同日に発表された「2026年度グッドデザイン賞」を受賞したことを発表している。

将来的な活用も見据えたサステナブルな発想なども評価

「きいろいバス」は、2025年が昭和100年にあたることから、西武グループの交通ネットワークをより身近に感じてもらうとともに、鉄道とバスが連携した沿線事業のさらなる活性化を目指して、昭和から平成にかけて同社の主力車両として親しまれた「黄色い電車」をモチーフに企画された。

西武バス上石神井営業所、小平営業所にて3月に運行が開始され、西武鉄道と連携した沿線の魅力発信によって、地域への愛着醸成や回遊性の向上を促進し、沿線全体の活性化に貢献している。

西武バスの若手社員からの発案をきっかけに、社内横断のプロジェクトチームが試行錯誤を重ねて実現された企画であり、車体全体を新2000系の車体色である黄色を基調としたデザインとしたほか、運転席周辺も実車をイメージしたカラーリングにするなど、内外装ともに「黄色い電車」の再現度を追求した。車内座席には、新2000系更新車両で実際に使用されているものと同じ座席シート(モケット)を採用しており、安全性や実用性にも配慮しつつ本物らしさにもこだわっている。

今回の「2026年度グッドデザイン賞」受賞では、「黄色い電車」を細部まで忠実に再現したデザイン性をはじめ、将来的な活用も見据えたサステナブルな発想、社内横断プロジェクトとしての推進体制、沿線住民の愛着形成につながる取り組みなどが高く評価されたという。